私が使ったレシピだと、本当は骨付きの鶏もも肉を使うのだが、近所のスーパーで私が行くような夜遅い時間だとそんなものは売ってないので、普通のもも肉で代用。でももも肉って大きいのよね。レシピには骨付きもも肉4本って書いてあったから、普通のもも肉4枚買って来たけど、大き過ぎるので、結局2枚しか使わなかった。分量的には正解だったわね。
最初、もも肉に塩コショウ(私の場合はお気に入りのハーブ塩)を念入りにして、小麦粉をまぶし、フライパンで両面焼いて焼き色をつけるという工程がある。デカいもも肉を4枚焼いたのだが、その際ちょっとしたアクシデントが起こったせいで、料理を終わらせ、焼いた鶏肉を1つずつビニール袋に詰めて、冷凍庫に放り込んでしまった。
で、今日は冷凍庫からもも肉2枚出してきて電子レンジで解凍し、再チャレンジ。
レシピは、圧力鍋についてたものを利用。
【材料】
鶏もも肉骨付き 4本→これを普通のもも肉2枚で代用
塩・胡椒 少々→ハーブ塩使用(タイム・パプリカ入り)
小麦粉 適宜
サラダ油 少々→オリーブ油使用
玉ねぎ 1個
ニンニク 1かけ
人参 1本
ジャガイモ 2個
白ワイン 1カップ
スープの素 1個
トマト 1個
<下準備>鶏肉に塩・胡椒して、小麦粉をまぶし、サラダ油を熱したフライパンで両面焼き、取り出す。(前述)
圧力鍋に1の鶏肉と、くし型に切った玉ねぎ、スライスしたニンニク、白ワイン1カップ、スープの素1個、細かく刻んだトマトを入れて(順次重ねて入れていけばいい)、蓋をして強火にかけ、沸騰しておもりが回り始めたら弱火にして、15分加圧。火をとめて自然冷却。加圧&冷却している時間に人参を2cmの輪切りに、ジャガイモは一口大に切っておく。
15分加圧&冷却後、蓋を開けるとこんな感じ。
そこに人参とジャガイモを投入し、再度蓋をして、5分加圧後、自然冷却。
出来上がりこんな感じ。
皿に盛るとこんな感じ。
例によって見てくれはあまり良くないのだが、鶏肉がものすごく柔らかく煮えてて、巨大なもも肉を、ナイフを使わずに、箸だけで少しずつバラして食べることが出来る。人参も柔らかくて甘い。玉ねぎやトマトも沢山食べれるのでとってもヘルシーな感じ。塩コショウは皿にもってから、お好みでちょっと振りかけたほうがいいかな。
お気に入りのローリエとレモンの入ったハーブ塩を振りかけてバッチリ。量的には2~3回で食べ切れる量。
冷凍庫にはあと2枚、下準備済みもも肉があるから、近々また作って楽しめるね。
☆ ☆ ☆
で、料理がそこそこ上手くいったところで、気になるのは「マレンゴ風」って何?ということ。
マレンゴとは地名であり、現在のイタリア北部ピエモンテ州アレッサンドリア近郊の町である。ここで行われた有名な戦闘が「マレンゴの戦い」。ナポレオン率いるフランス軍が、ハプスブルグ家のオーストリア軍に対し勝利を収めた戦いである。
この料理のいわれは、フランス軍がマレンゴでオーストリア軍に勝利した夜、ナポレオンお抱え料理人のデュナンは食糧を乗せた馬車が遠い所にいて料理が作れない状態であり、近隣の農家から2~3羽の鶏と卵、トマトとニンニクなどを調達し、即席で作った料理がこんな料理だったとのこと(伝説ではザリガニも入れたんだそうだけど)。ナポレオンは大いに喜び、その後もマレンゴの勝利を大切にするため、縁起をかついでよくこの料理を食べるようになったとのこと。
ん、このマレンゴの戦いにちなんだ話、前にも聞いたぞ・・と思い、当ブログを検索してみると、あった。
▼お、ぱっきゃまらど、ぱっきゃまらど、ばおぱおぱ
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/7140f89906b1f0c7f4ae559de33b46b8
童謡「クラリネットをこわしちゃった」の終盤の「お、ぱっきゃまらど、ぱっきゃまらど・・」という意味不明の呪文のような箇所の元歌「玉葱の歌」も、マレンゴの戦いの際に作られたという説が濃厚である。
ナポレオンの愛馬「マレンゴ」も、この戦いから取られたものであるから、ナポレオンがマレンゴの戦いの勝利を大事に思っていたことは確かのようである。
オペラ好きなら、「マレンゴの戦い」と聞いてすぐに「トスカ」を思い浮かべるかもしれない。第一幕でボナパルトがマレンゴの戦いに敗れたという誤報がもたらされ、第二幕でボナパルトが勝ったという正しい知らせが届く。レシピ上の「マレンゴ」という文字を見ただけでそれを思い出さなかった私はまだまだ修行が足りない。
最初、もも肉に塩コショウ(私の場合はお気に入りのハーブ塩)を念入りにして、小麦粉をまぶし、フライパンで両面焼いて焼き色をつけるという工程がある。デカいもも肉を4枚焼いたのだが、その際ちょっとしたアクシデントが起こったせいで、料理を終わらせ、焼いた鶏肉を1つずつビニール袋に詰めて、冷凍庫に放り込んでしまった。
で、今日は冷凍庫からもも肉2枚出してきて電子レンジで解凍し、再チャレンジ。
レシピは、圧力鍋についてたものを利用。
【材料】
鶏もも肉骨付き 4本→これを普通のもも肉2枚で代用
塩・胡椒 少々→ハーブ塩使用(タイム・パプリカ入り)
小麦粉 適宜
サラダ油 少々→オリーブ油使用
玉ねぎ 1個
ニンニク 1かけ
人参 1本
ジャガイモ 2個
白ワイン 1カップ
スープの素 1個
トマト 1個
<下準備>鶏肉に塩・胡椒して、小麦粉をまぶし、サラダ油を熱したフライパンで両面焼き、取り出す。(前述)
圧力鍋に1の鶏肉と、くし型に切った玉ねぎ、スライスしたニンニク、白ワイン1カップ、スープの素1個、細かく刻んだトマトを入れて(順次重ねて入れていけばいい)、蓋をして強火にかけ、沸騰しておもりが回り始めたら弱火にして、15分加圧。火をとめて自然冷却。加圧&冷却している時間に人参を2cmの輪切りに、ジャガイモは一口大に切っておく。
15分加圧&冷却後、蓋を開けるとこんな感じ。
そこに人参とジャガイモを投入し、再度蓋をして、5分加圧後、自然冷却。
出来上がりこんな感じ。
皿に盛るとこんな感じ。
例によって見てくれはあまり良くないのだが、鶏肉がものすごく柔らかく煮えてて、巨大なもも肉を、ナイフを使わずに、箸だけで少しずつバラして食べることが出来る。人参も柔らかくて甘い。玉ねぎやトマトも沢山食べれるのでとってもヘルシーな感じ。塩コショウは皿にもってから、お好みでちょっと振りかけたほうがいいかな。
お気に入りのローリエとレモンの入ったハーブ塩を振りかけてバッチリ。量的には2~3回で食べ切れる量。
冷凍庫にはあと2枚、下準備済みもも肉があるから、近々また作って楽しめるね。
☆ ☆ ☆
で、料理がそこそこ上手くいったところで、気になるのは「マレンゴ風」って何?ということ。
マレンゴとは地名であり、現在のイタリア北部ピエモンテ州アレッサンドリア近郊の町である。ここで行われた有名な戦闘が「マレンゴの戦い」。ナポレオン率いるフランス軍が、ハプスブルグ家のオーストリア軍に対し勝利を収めた戦いである。
この料理のいわれは、フランス軍がマレンゴでオーストリア軍に勝利した夜、ナポレオンお抱え料理人のデュナンは食糧を乗せた馬車が遠い所にいて料理が作れない状態であり、近隣の農家から2~3羽の鶏と卵、トマトとニンニクなどを調達し、即席で作った料理がこんな料理だったとのこと(伝説ではザリガニも入れたんだそうだけど)。ナポレオンは大いに喜び、その後もマレンゴの勝利を大切にするため、縁起をかついでよくこの料理を食べるようになったとのこと。
ん、このマレンゴの戦いにちなんだ話、前にも聞いたぞ・・と思い、当ブログを検索してみると、あった。
▼お、ぱっきゃまらど、ぱっきゃまらど、ばおぱおぱ
http://blog.goo.ne.jp/y-saburin99/e/7140f89906b1f0c7f4ae559de33b46b8
童謡「クラリネットをこわしちゃった」の終盤の「お、ぱっきゃまらど、ぱっきゃまらど・・」という意味不明の呪文のような箇所の元歌「玉葱の歌」も、マレンゴの戦いの際に作られたという説が濃厚である。
ナポレオンの愛馬「マレンゴ」も、この戦いから取られたものであるから、ナポレオンがマレンゴの戦いの勝利を大事に思っていたことは確かのようである。
オペラ好きなら、「マレンゴの戦い」と聞いてすぐに「トスカ」を思い浮かべるかもしれない。第一幕でボナパルトがマレンゴの戦いに敗れたという誤報がもたらされ、第二幕でボナパルトが勝ったという正しい知らせが届く。レシピ上の「マレンゴ」という文字を見ただけでそれを思い出さなかった私はまだまだ修行が足りない。