
高校教科書の学び直しとしては、世界史→日本史→地理というルートでトライしてきて、4科目目。
実は、地学って私の頃は、中学では必修だけれど、高校では選択科目だった。生物と化学は文系でも必修だったけれど、物理と地学は選択だったような・・・。
軽い気持ちでこの本を開いた私は、あまりのお堅さにびっくり。実は最初の方でちょっと挫折していたのよ。しかしこのコロナ禍で別の学び直しシリーズ「眠れなくなるほど面白い・・・」を読んで、あらためてチャレンジし、やっと読破できた。
あらためて思うんだけど地学って大事な学問だわ。社会科系と理科系の科目の橋渡しをする重要な科目。社会人になったら科目なんて関係なく、すべての物事はつながっているんだから、引き出しは沢山持っていた方がいい。ブラタモリを見てあらためて地学に興味を持ち、感動したこと・・・地学の教科書に全部書いてあるじゃん! なんで私はこれを高校時代に学べなかったのだろう。まるで失われた37年を見る思いがした。地球の話(地質、気象、歴史、環境問題・・)、太陽系の話、宇宙の話・・・地学のカバーする範囲は広い。
自分の存在のちっぽけさ、自分の知識のちっぽけさを改めて感じるほどの奥深さが地学にはある。一冊読破しただけで満足せず、まだまだ学び続けたい。