歩くということは健康に良いことは分かっている。ただ、どれほど歩けば良いのかが分からない。一部では1万歩は歩きすぎだということも言われている。ポーランドのウッチ医科大学のバナッハ教授率いる研究チームが、世界の約22万7000人を対象に平均7年間実施した調査を分析した。それによれば、一日4000歩程度歩くだけでも、死亡リスクを減らすのに十分効果があるそうだ。ああ、4000歩で良いのだと思った瞬間、記事の終わりで打ちのめされる。歩数が増すほど効果は高まり、4000歩を超えると2万歩まで、1000歩増えるごとに死亡リスクが15%下がることが分かったのだそうだ。2万歩もあるけってことか。そんなに歩いたら、長く生きられるかもしれないが、足腰ががたがたになって、膝がもたないだろう。そうなると健康生活は維持できない。車いす生活などまっぴらである。(くちなし亭、2023.08.10)
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