今年はスポーツの年のようで、色々なスポーツが目白押しである。ただ、このスポーツも興業化が著しい。今日のサンデーモーニングも、自局のテレビが放映している世界陸上ばかりに焦点を当てている。バスケットボールのワールドカップを放映しているのは日本テレビ系列で、初戦のドイツ戦では日本代表は相手にならなかいほどの負け方だった。それでも日テレは後半は頑張ったなどと何とかこの大会を盛り上げようと必死だ。サッカーのワールドカップと一緒で、予選リーグはあと2試合ある。しかも、ドイツよりもランクは上の相手ばかりだ。日本代表には八村もいない。たぶん、大敗するだろう。女子サッカーのワールドカップもそうだったが。放映する局は必死だが、それ以外の局はニュースすら流さないというのはあまりに興業化しすぎているではないか。公平を基とするテレビ局が視聴者の関心を自らの興業イベントに引き付けようとするのはおかしいのである。(くちなし亭、2023.08.27)
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