今年の６月は暑い。関東甲信越の梅雨明けも宣言されるかもしれないという晴天が続き、日差しが暑い。これは日本だけの話ではなく、スペインなどのヨーロッパ、中国でも熱波が人々を襲っているのである。この暑さのせいも多少あると思われる事件が起こった。カナダ北西部のユーコン準州にある永久凍土層で、マンモスの赤ちゃんが丸ごと1匹凍結しているのが発見されたそうだ。マンモスの赤ちゃんが完全な形で永久凍土から発見された例はシベリアの永久凍土から発見されたことがあった。４万２千年前のものだ。たぶん、それ以来だろう。大きさも同じくらいだというから、時代的にもたぶん、同時代だろう。そのころ、地球上をマンモスがシベリアにもアメリカにも、たぶん、日本が大陸と結びついていた時代にも多く群れ遊んでいたようだ。世の中は確かに暑いし、熱中症も心配しなければならないのだが、汗の向こうに遠い過去のことかいま見せてくれるのである。（くちなし亭へようこそ、2022.06.27）
Y-FP Office Japan(http://www.y-fp-office-japan.jp)
