NYの状況を見ても、ワクチン接種がコロナ対策の大きな決め手となることは間違いないようだ。そのような中で、高齢者に対するワクチン接種がこれから本格的に始まろうとしている。墨田区については、５月１０日開始を前に５月１日から予約がはじめられたのだが、このやり方が各自治体に任されているので、多少混乱が起こっているようである。例えば、墨田区では行われているのに、なぜ、自分のところでは何の音さたもないのだという具合である。横浜市に住む友人もその一人だ。自分のところには、なんの通知もないとむくれているのだ。ところが、一方で、ニュースは横浜市が３日に実施したワクチン予約で、システムがパンクし、その日に予約できた人はわずか２５８８人だけだったと伝えている。６５歳以上の友人にはなぜ、連絡も行かなかったのだろうか。友人のことだから、ボーとしていて見落としてしまったのだろうかと推測したのだが、記事をよく読んでみると、横浜市の場合はまず、８０歳以上の高齢者から始めるらしい。それなら友人のところには連絡がいかないはずである。それにしても、６万人の高齢者を持つ墨田区と９７万人の高齢者のいる横浜市ではやはり高齢者に対する扱いも違うようだ。（くちなし亭、2021.05.04）
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