最近、「毎日が日曜日だ。」と心からかどうかは分からないが、悠々自適を楽しむ人が増えている。その人たちが、その時を待っていた理由の一つが、「ゴルフができる。」というものであった。まあ、当初は、何度か、人に誘われて、コースを回るのだが、それも、いつしか、思うようにはいかなくなる。自分の懐も寂しくなるのだが、何よりも、一緒に回る人の懐が寂しくなる。社用族ではないので、すべてが自前である。もともと4人で回るスポーツで、全員が体調も、懐も豊かだと言うのは、限られた恵まれた人と言える。だから、ゴルフの好きなAさんは、こまめに、インターネットの予約サイトをチェックするようになった。ゴルフを安くすませるためである。捜せば、特典内容も豊富で、これを餌に友人を誘うとしたのである。思えば、ゴルフ人口も減っている。会員権相場も、2000年ころは全国平均350万円を超えていたが、今では、150万円を切っている。それだけ、会員でなくても、ゴルフ場の予約はたやすくなったのである。その理由の一つが、社用族と呼ばれる人たちが、以前ほどには、ゴルフ場を使わなくなったためではないかと思われる。アメリカの話だが、アメリカでは今、キジ狩り熱が高まっているという。鹿撃ちと違い、空に向って撃つので、誤射の危険も少ない。初心者も参加しやすい。何よりも、社用族に人気があるのは、ゴルフ場よりも商談がまとまりやすいからだという。
Y-FP Office Japan
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