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アフリカ大陸へ、リスクがあっても・・・。

2013-02-01 10:08:08 | FP
アフリカ大陸は私たちにとって、未知の大陸である。いわゆるアフリカリスクというものが付きまとう。国境は昔、西欧の列強が勝手に作り上げたものが、そのまま使われている。だから、現地の部族などにとっては、あっても無いがごとくだ。たぶん、部族意識ほど、国家意識は無いと思われる。アルジェリアで日本企業、日揮の社員10人がアルカイダ系のテロリストに殺害された。国境周辺にはリビアやマリから追われた反政府勢力が拠点造りに躍起になっている。だから、アルジェリアだけでなく、アフリカの多くの国で、軍部を中心にする独裁国家、あるいは準独裁国家が存在する。独裁国家は経済運営が下手である。自分勝手な政策や浪費を繰り返す。資源のある国は、西欧企業と提携して、国家財政をやりくりするのだが、資源の乏しい国では破たんする。その例がジンバブエである。独裁国家の収奪的な経済運営の果てに、国家経済は破綻、ハイパーインフレの果てに、国家は自国紙幣を失い、最近の報道では、国庫金の残高が217ドル、日本円にすれば、約2万円程度しかないという状況になってしまったそうである。一つの国家が極貧な私より、貧乏なのである。アフリカの問題点は、それぞれの国で、それぞれにリスクが異なることである。南アフリカではいまだに人種差別の問題が色濃く人々の心を覆っている。エジプトなどの北アフリカでは宗教問題が根底を揺るがす。しかし、アフリカはこれからの大陸である。現在の10億の人口が、2050年までには20億人に倍増されるという。資源も豊かで、日本や西欧の経済成長率が1%にも満たない時代に、彼らの成長率は6%を超える。規模は小さいが将来の希望をたくさん備えた大陸なのである。そして、私が重要だと思うのは、この大陸は中国やアメリカのように、一つの巨大な国家で、専有されていないところである。

Y-FP Office Japan


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