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保育園行政は矛盾している。

2013-02-26 11:24:59 | FP
2月は多くの保育園の入園結果の判明する月である。保育園は認可とそれ以外に分かれる。多くのお母さん方は認可保育園にわが子を入れたいと望む。それには、認可保育園と認可外保育園との間に、大きな差があるからである。認可保育園は園庭など、国の基準を満たしていることを条件に、国や自治体から手厚い保護を受ける。逆に言えば、入園児の親の負担も、軽くなる。認可保育園の保育料が月額15000円~3000円なのに比べて、認可外の認証保育所に預けると月額70000円~80000円かかる。主婦の給料が吹っ飛ぶ。また認可保育園には所得によって、軽減処置もある。だから、認可保育園へ子供を入れることができるかどうかは、就業を望むお母さんたちの切実な問題である。だが、現実は待機児童数が26000人以上だという。そのうえ、入るためにもいくつもの条件がある。生活の苦しい人ほど、入りやすい。親と同居だと入りづらい。でも、これもおかしい。国は望ましい家庭のあり方として、主婦の働くことを求めている。国の活力の源泉だからだ。そして、介護費用軽減のために、両親を子供が面倒を見る同居を薦めている。それにもかかわらず、現実の保育園のあり方は、主婦を働かせず、両親とは別居しなければならない現実を作り出しているのである。

Y-FP Office Japan

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