山下「各項目ごとの「現状と将来の収支表」ができましたら、それをキャシュフロー表の形に変えていきます。それが一般の「家計簿」と「未来家計簿(キャシュフロー表)」との違いです。「家計簿」の横軸は家計簿をつける方のやり方で、1週間であったり、1ヶ月であったり、1年出会ったりしますが、「未来家計簿(キャシュフロー表)」の横軸はあなたの人生そのものです。あなたが命を終えるまでの一生という長い年月になります。もちろん、あなたの死ぬときはわかりません。それに、この「未来家計簿(キャシュフロー表)」をつくる目的が幸子さんのように、30歳代の中ごろのことであれば、そこに重点を置けばよいのです。でも、老後が心配だという目的で、この「未来家計簿(キャシュフロー表)」をつくるのであれば、少なくとも、あなたと同年代の平均寿命(平均余命)を参考に、そこまでは作成すべきです。私の場合はといえば、無理をして100歳にしています。そこまで生きられるかどうかわかりませんが、逆に、それ以上、生きるかもしれません。きりが良いですし、多分、100歳頃の生活は活動能力も低く、その分、家計費も少なく、ある意味で安定したものになっているはずだからです。」
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