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風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

佐藤優さんの目

2006年04月30日 | 出版
4月30日

イプシロン出版企画が関わっている「本屋さんの学校」というイベントで、
下北沢の書店へ佐藤優さんの講演会を聴きに行く。
佐藤さんといえば「外務省のラスプーチン」と恐れられ、『国家の罠』(新潮社)が
ベストセラーとなったことで著名な方だ。

腹巻オヤジが来られなかったため、仕事関係の場へ一人で赴くのは初めてだったから、
内心ハラハラした。
ここの書店では数週間前に『うたうぬりえ帖』の受注をいただいていたので、
どのように配置されているか楽しみにしていたのだが、探せど探せど見当たらない。
売れてしまったのか、返品されてしまったのか、残念ながら今日は担当さんが
お休みのためうかがうことができず、謎は深まるばかりだ。

佐藤さんは論理構成のしっかりした突っ込みどころのない話し方をされる。
次はどう話が展開していくか、ワクワクしてくる。
今日のテーマは、ひと言でいえば「佐藤さんの読書法」という内容で、
1日に10冊のペースで読むことができるという話にびっくりした。
今日は、過去に読んで感銘を受けた本、最近読んだ本、現在読書中のものなどを
列挙をされ、それぞれの本のポイントを的確に指摘される。
挙げられた本を1冊も読んでいない私ですが、すべて読んだような気にさせられるから、その話術はすごい!

眼力が強く、目が合うと氏の黒い眼球の中に吸い込まれそうになる。
2時間以上のワンマントークショーだったのだが、話に聞き入っていたらあっという間だった。

2次会も楽しいかたがたばかりが集まっていて、気がついたら最終電車であった。

次回も聴きに行きます。


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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次回予定 (腹巻)
2006-05-25 11:04:08
佐藤優さんの『本屋さんの学校』、次回は5月27日午後3時から、前回同様三省堂下北沢店でやります。
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