風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

夏季出張初日

2006年08月07日 | 出版
8月6日(静岡、浜松、豊橋)

今日から6日間の出張がスタートする。まずは東海道新幹線で静岡に入り、浜松、豊橋には鈍行で向かう。日曜だからか、乗客はほとんどおらず、座席に悠々と座れた。
静岡駅周辺には、谷島屋さんや江崎屋さんなど老舗書店の路面店が軒を連ねる。日曜の朝から開店と同時に入ってくる客などなかなかいないためか、店員さんに少々警戒されチラ見されてしまう。
曜日が悪いのか、マタンゴの普段の行いが悪いのか、担当さんがことごとくお休みで、静岡はほぼ全敗終わってしまう。
静岡から浜松へ鈍行で向かう間の70分は、まるまる睡眠時間となる。乗り過ごさなくてよかったよかった。浜松の谷島屋本店へ向かう途中、松菱という廃墟デパートの前を通る。つぶれてから一体どれくらいの月日が経つのだろうか。カビた臭いが鼻をつく。デパートの死臭だ。
浜松谷島屋の芸術書コーナーへ行くと、P舎の書籍のフェアをやっていた。その裏側で『うたうぬりえ』上中下巻が面出しされている。担当さんにお礼をいい、写真を撮らせてもらう。

メラメラ太陽が帽子の中の頭を蒸らすから、マタンゴ中華まんの出来上がり。ぼおっとしながら歩いていたら、遠州鉄道という看板を満鉄と読み間違え、自分がどこにいるのかわからなくなる。出張中は特にがむしゃらに歩き回って営業に熱中してしまうので、こまめに水分補給するよう心掛ける。

豊橋駅でロッカーに荷物を入れ、鍵を閉めた途端に思い出す。注文書の入ったファイルまでロッカーに入れてしまったのだ。これがないと営業ができないので、泣く泣く開錠することに。300円の損失。コインロッカーにマッタはない。

画像は、浜松谷島屋書店さんのフェア棚の様子。奥はすべてP舎の書籍です。


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