風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

級数表

2011年02月09日 | 出版
昨日は右肩甲骨の背骨側が痛かったのだが、今朝起きてみると、右肩の背骨に近いところに痛みが移っている。かなりひどい肩こりのような感じだ。こういうのは、お風呂に入ってゆっくりほぐすのがいいと妻が言うので、朝食後朝風呂に入って会社に向かうことにした。しかし、風呂に入ってもさして良くなったような感じもしない。最近は、サウナにも行ってないなあとバスタブの中でつらつら考えつつ、早く、温泉かサウナの付いている家にでも住みたいものだと思わなくもない。家庭用サウナってどのくらいの値段がするのか知らないが、メンテナンスが面倒くさそうな気がする。それならば、温泉つきの家のほうがいいなあ。
まだまだ届かぬ夢のことはどうでもいいとして、8:15に家を出たら、外は久しぶりに雪が待っている。東京で雪を見るのは、このシーズンで初めてのことかもしれない。東京は年末からずっといい天気の日が続いていたから、ようやく雪に出会えて少しうれしい。一度くらいは、積もるくらいの雪が降ってほしいものだ。数年前、桜が咲いてから少し積もるくらいの雪が降ったことがあったから、そのうち大雪がやってくることだろう。
そのまま、池袋まで歩いていくことにする。傘をさしている人の姿が目立つけれど、それほど大げさな量でもないだろう。そのうえ、歩いているうちに雪もやんでしまった。なんだ、残念。池袋では、R大学の入試が行われるため、地下道にもバイトの大学生が立って、「入試に行かれる方は、こちらの階段を上がってください」などと大声を張り上げている。うるせえぞ、コラッ!一学校法人が、天下の公道で往来の妨げになるようなことをするな!などと、気の小さい小生が抗議をするわけがない。ジャマくせえなあとは思いつつも、その脇をこっそりと通り抜けて駅に向かう。
先日、入試をしている日に、W大に用事があって行くことになった。前もって事務の方に話を通していただいたので、入館証みたいなものをもらい、警備員さんに見せて中に入るのであるが、入試中の大学ってシーンと静まり返っているのに、ものものしく、報道の人も押しかけてきていて、独特の雰囲気となっている。昔から、こんな感じだったのかどうかは知らないけれど、替玉などで入試をごまかして普通の大学に入るのって結構難しいように思うし、入ってからもなんとなく居心地が悪いだろう。
入学試験の成績と大学に入ってからの成績となんの相関性もないとだれかが言っていたような気がするけれど、確かに、そのとおりだと思う。しかし、居心地の悪さはそれとは別物である。そこで、こんなに厳戒態勢を敷いてどうするの?と、部外者である小生は少々疑問に思ってしまった。大学側にしてみれば、年中行事なので、それほど大した話でもないのかもしれない。
そういえば、浪人していたとき、当時の共通一次試験なるものに遅れて行ったことがあった。別に寝坊をしたとかそういうわけではなく、高校生のときに一度経験し、最初の1時間くらいはどうでもいいようなガイダンスばかりなので聞いてもしょうがないとわかっていたから、本当に試験の始まる時間に合わせて行くことにしたのであった。
場所は、信州大松本キャンパス。こちらはまだ時間があるので悠然としていたつもりであったが、「試験を受けに来たんですけど」と言うと係りのオジサン・オバサンはみょうに慌てふためいて、「早く、早く、急いで」とこちらを追い立てる。もう少し遅れると、中に入れず、試験を受けることができないことになったらしい。危ない、危ない。おかげさまで、こちらは無事に試験を受けることができたので、どうもすみませんでしたと、いまごろ謝っておくことにしよう。
それで試験を受けて、目標としていた最低のラインにはなんとか到達し、めでたくも某くだらねえ学校に入ることになったのだけれど、おかげでいまだに私立大学の入試のやり方などはよくわかっていない。しかも最近は、入試制度そのものがコロコロ変わっているので、ニュースなどで入試の話を聞いてもチンプンカンプンだ。難しいことを考えず、受かりそうなところに一発勝負で受けてみて、ダメなら大学なんて行かなくてもいいんじゃないのとこちらは勝手に思うけれど、世の中はそんなに単純にはいかないのだろう。
別に今さら小生がどっかの大学を受けることもないので、大学入試なんてどうでもいいか。9:15に出社し、まずはヨガストレッチ。とにかく肩の痛みをどうにかしないと、仕事どころではない。事務所を移転して最初に購入したものの一つにヨガマットがある。当然ながら、ヨガストレッチだけでこのマットを使用するわけがない。仮眠用として大いに重宝しているのだ。
しばらく肩を回してみて、少し楽になったかなあというところで救援連絡センターから頼まれている『救援ノート』の制作に取り掛かることにする。これは「逮捕される前に読んどく本」と銘打たれているように、万が一、逮捕や裁判とかかわりを持つことになったら、その手引きとするために制作されたものだ。現在は、2007年改訂の8刷で、それもすでに在庫がなくなってしまったので、弊社に制作の依頼がきたという経緯である。
実は、そんなことはどうでもいい。その制作費の半額をすでに前受としていただき、先月の資金繰りの足しにしてしまったので、早々に作ってしまわないと、大変申し訳ないことになる。そこで作業を始めようとしたら、級数表がないと不便だとなってしまった。級数表とは、印刷されている文字のサイズを測るための厚手のフィルムで、そこに何級の文字はこの大きさですよと四角いマスが印刷されている。これを使わないと、8刷の印刷物を再現するのが面倒くさい。ということで、F社まで借りにいくことにする。そんなに高いものでもないから、そのうち、お茶の水のレモンあたりに買いに行くことにしよう。
本日は、このあと飲み会の予定。

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