風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

3歩後退1歩後退

2008年06月24日 | 出版
昨夜も遅くまで作業が続く。
本日は、9:30出社。早々にP舎I氏が、新刊の荷降ろしをしているので、お手伝い。朝から一汗。先日ここでも紹介した『満月村』が、ようやくできたようだ。
メールチェックすると、ナナコさんから「お世話になりました」というメールが入っている。いやあ、最近の若い人は丁寧だねえ。感心した。小生がガキのころなんて、人にお礼を申し述べるなんて、滅多になかった。おじさん、感激。思わず抱きしめたくなる。彼女はオジサンキラーだね。

ということで、昨日からの続きの作業に入る。ところで本日は、6月最後の返品日である。ところが大阪屋からの分しか返ってこなかった。返品は少ないけれど、出荷も少ない。早く新企画を形にして打って出なければならないことはわかりきっているのだけれど、なかなかまとまった時間が取れない。目先の仕事と資金繰りに追われてしまい、個体維持するだけでヘトヘトというのが現状である。
なにか打開策がないものか。
単純に、軍資金と兵隊がいればすぐ打開できるのだけれど、いまはまだバクチも打てず、結果的に積極攻勢の前にジリジリ退却しているような気がする。しかし、半年ほど前に繰り広げていた退却戦に比べれば、まだましな状態になっていると自分を慰めておこう。あのときはひたすら追い詰められて精神的につらかったが、現在は別の辛さというべきなのだろうか。
しかしレーニンの場合は「1歩前進2歩後退」であったが、こちらの現況は「3歩後退1歩後退」なのだから、これでは退却戦どころか敗北に近い。

昼食時、例によって、囲碁ゲーム。最近、少しは強くなってきたのかな。
その後、作業を開始するが、どうにも眠くなってくる。そこで一休みしようとすると、そのまま意識不明状態に。あとで、大大社長に、「おまえ、いびきかいてたぞ」といわれるが、もちろん、こちらが知る由もない。R社M社長からの電話で目が覚める。そこにY印刷Y氏ご来社。P舎が別の新刊の入稿なので、打ち合わせがあるようだ。15:00
目を覚ましに、近所を徘徊してから再び作業に突入。17:00、萎える。また囲碁。またまた会心の勝利を収める。ウーム、強くなっているのかな。囲碁の腕が上がっても、会社の状況がよくならないとどうしようもないが、それでもうれしい。
早く今の作業を終わらせよう。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿