風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

『Oha!4』

2013年10月09日 | 出版
台風の影響なのかどうか知らないが、暑かったり寒かったりする夜が交互にやってくる。おかげで、毎朝4:00には一度目が覚めてしまう。このところ、朝刊の届くのが遅くなっていて、4:00だとまだ届いていない。以前は4:00くらいには届いていたような気がするが、そんなことでグダグダ文句を言う気にもなれない。
どうせ妻もいないので、ボケーと起き出し、テレビを点け、『Oha!4』をボケッと見る。同居人がいると、「うるせえぞ、バカ野郎」と罵声を浴びることになるが、一人暮らしは気楽でいいものだ。
以前、F社社長と不眠に悩む話をしたことがあった。小生は不眠というよりも睡眠障害の方なのであるが、「目が覚めちゃって『Oha!4』とか見ていると、なんだかエロくていいよね」と小生が言うと、F社社長の深い同意を得たのである。
『Oha!4』なんて、中味のあるニュース報道をしているわけでもないが、早朝からオネーチャンたちがハイテンションで明るく振る舞おうとしている姿は、飲み屋のネーチャンの姿に通じる。それが寝惚け眼にはなかなかよろしい。寝惚けているところに深刻な報道をされても、オツムに入るわけもないしね。そもそも、日テレに中味を求めること自体が不毛というものだろう。
小社で刊行している『ポピュラーTV』の中で、KNさんが次のように論じている。
「問われるべきは、テレビニュースを見る人が生産する意味や快楽の何が、どのようにして、ニュース番組の制作、編成のための資源となって回収されているのか」
実は小生、AKBなるものをよく見たことがないので、以下は推測に過ぎないけれど、小生が『Oha!4』に期待しているのは、AKB的なるものだろう。つまり、女の子たちが大勢で健気に何かに取り組んでいる姿を見て、そこに漠然とした快楽を感じ、それが「エロい」という言葉に収斂されていく。
そこから先の、小生のそういう感覚がどのように制作する側に回収されているのかは、もちろんわからない。具体的な過程はわからないが、想像するに、番組編成側の臭覚がなせるわざということになるのだろうか。そうすると、『Oha!4』は元祖AKBということになるなあ。
しかし、そんなことはどうでもよろしい。しょせんAKBに関心もないし、『Oha!4』が打ち切りになろうが、小生にしてみればどうでもいい話でしかない。そういえば、AKBも全然売れなくなったと某社某氏が某件で話されていた。
そういうわけで、ここのところ、4:00くらいに起き出しては、オネーチャンたちのくだらねえトークを聞いて、また布団にもどるという生活が続いている。虫の音で目を覚ましたこともあったし、寒くて起き出したこともあった。しかし、どうせなら6:00くらいまで熟睡していたいものだ。この2時間の差は大きいのである。
本日は4:00に起きて寝直し、5:30に起きてまた寝直し、ようやく7:00過ぎに本格的に起きる。NKHのニュースを見ていると奈穂子がなにやら偉そうにしゃべっている。目が覚めていないのでよくわからないが、どうせくだらねえニュースなんだろう。
コーヒーをいれている間にようやく目が覚めてきて、新聞を読んでから会社へ向かうことにする。走っていると向かい風が強く、なかなか前に進めない気がする。台風の影響なのだからしょうがない。それでも9:00に出社。
そういえば、ある社がいよいよダメらしい。メガヒットを出したとこまではよかったが、そこに金融機関が入ってきて、いいようにやられちゃったようだ。そこの社長さんの心中はいかばかりかと思うが、しっかりした人だから、ある程度のお金は手元に残しているのかもしれない。
しかし、これも我が身に置き換えれば、おそらく小生もいいようにやられたことだろう。大もうけした時にどこかの金融機関が来て、「こうすれば節税になりますよ」なんて言われて○○○○を○○○○られたら、そんなものかなと考えてしまうに決まっている。
しかし、小生の知っている中で最も景気のいい会社であっただけに残念な気持ちになってしまう。しかも、若い時からの付き合いでもあるだけに、やりきれなさもある。小生は人の心配をしていられるような立場でもないが、なんとか再起してもらいたいものだ。
午後、「みとめだモン」なるスタンプを、先日、熊本でお世話になった方からいただく。くまもんのイラストの下に「腹巻」と名前の入ったスタンプで、なんとも可愛らしい。実印にしようかなと一瞬考えたが、おそらく役所が認めてくれないことだろう。某氏にお礼を述べておく。しかし、九州の人は人付き合いにていねいだなあと感心した。
それにしても、作業が難航していてなかなか進まない。息苦しい。なんとかしなければと思うが、現在ブチ当たっている壁を乗り越えなければどうしようもない。明日までには突破口を切り開くしかないのである。

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