風塵社的業務日誌

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アンチ巨人も巨人ファン

2013年06月05日 | 出版
某日火曜日、夜、サッカーの試合があるので、早く帰ってゆっくり観戦したいものだとジョギングで家を出る。前日よりも陽が出ていて、その分暑い。日陰になる方の歩道を選んで走っていくことにする。
9:00前に会社に着いて、パンツ一丁になりながら汗をふいていると、Y運輸K氏が配達のためにやってきた。よかった男で。Y氏が「ハンコもらっときますよ」と小生の様子を見かねて気を利かせてくれる。
そこで、仮にそこに女性が入ってきたらどうなるのだろうか。「キャー」とか悲鳴をあげられるのはしょうがないとしても、どっちがどっちにハラスメントしたことになるのだろうか。パンツ一丁のオヤジの方が、立場が弱そうな気がする。
汗をふいて着替え、さてさて仕事でも始めるかとしていたら、某氏から電話。「大阪屋が楽天の傘下に入るようだぞ」。あわてて、小生も「新文化」のHPを見ると、確かにそんな記事が出ている。大阪屋も英断を下したものだと感心した。
一応、隣りのセブンイレブンに行き、久しぶりに日経を買ってみる。一面にその記事が出ている。しげしげと読んでみると、文末に「~にする」という表現を多用した変な記事で、もしかして楽天サイドのリークなのかなあと勘繰ってしまうのはしょうがないだろう。
11:00、作業を途中で中断して秋葉原某所へ。実現すればかなりおいしい話をUさんと相談。しかし、そんなに世の中は甘くないだろう。うまくいくように最善を尽くしたいが、うまくいかなくてもがっかりしないようにしよう。
昼前にもどり、炊飯ジャーをセットしてから、近くのスーパーへお買物。カツオの刺身パックが480円だったので、迷わずそれを買うことにする。今年はカツオが豊漁で、貧乏人にはありがたい。
もどってもまだご飯は炊きあがっていない。仕事をする気にもなれず、ネットで囲碁。ついつい熱くなる。最近、白番をにぎって三々に置くのを好みにしているのだけれど、どうせ圧倒的多数が囲碁なんて知らないだろうから、それ以上の説明はやめておこう。
気がつけば、ご飯はすっかり炊きあがり、13:00を回っている。カツオの刺身を冷蔵庫から引っ張り出して昼食タイム。ウ~ム、なかなか美味しいねえ。食べ終わってから、タイマーを20分にセットし、しばしうつつを彷徨うことにする。ようやく起き上がり食器を洗っていたら、Y印刷Y氏ご来社。
Y印刷には近々に、某社の新刊の修正データと「救援」のデータをぶち込まないといけない。Y氏もこちらの進行具合が気になるところだろう。新刊データは「明日しかダメだよ!」と強く念を押しておく。なにせ本日は、サッカーを見るために早く帰宅しなければならないのだ。
そこで、午前中相談した某件について、見積もりをお願いしておく。
「明日の朝には見積もりファクス送っておいてよ」
「それがですね、腹巻さんのようなお客さんばかりで、みんな今日は早く帰ってテレビを見たがっているから、私は大変なんですよ」
「あぁ、そう。じゃあ、がんばって。私はケネディのスーパーゴールを期待しているんだから。もし決まれば、御社もいい話だと思うよ」
「そうなんですけどねえ」
Y氏が帰られてから、まずは新刊の最終チェックを終わらせる。それから「救援」を一応最終面まで組み終える。時間を見れば18:00。少し疲れたなあと、まずはソファにひっくり返り、10分休憩。それからいそいそと帰宅することになった。
そこで、サッカーのオーストラリアvs日本戦を観戦することになる。当然、「君が代」なんてものが流れる間は音を消し、画面にあふれる日の丸は視界に入れないようにし、オーストラリアに声援を送ることになる。「アンチ巨人も巨人ファン」という有名な格言もあるけれど、もしかしてそういう小生の姿勢は、ナショナリズムにどっぷりと浸かっているということなのだろうか。まあ、いいや。そういう小洒落た批判には耳を傾けないようにしよう。
小生の声援のおかげでオーストラリアが先制し(たまたま入っただけ?)、歓喜の叫びを上げると、一緒に見ていた妻に怒られる。そして最後、不運にも日本に追いつかれてしまったという残念な結果に終わる。本当に、あのハンドはオーストラリアにツキがないように思えた。
しかし試合内容としては、オーストラリアの勝利でおかしくないものだったように思う。日本に攻めさせてカウンターを狙うというシンプルな作戦で、日本側も相手のディフェンスを崩そうといろいろと工夫をしていたけれど、決定的なチャンスを作れたのは一回だけだったのであるから、その意味でオーストラリア側の作戦はうまくいっていたはずだ。それだけに、あのハンドが悔やまれる。
ゲームが終わって早々に寝ることにする。ところが、翌日の3:00に、暑さで目が覚めてしまった。そのまま起き出して、ボケーとテレビを見始める。そのうち新聞配達の音がしたので、朝刊を読み始める。結局、5:00にまた寝ることになった。

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