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秀山祭 於・歌舞伎座

2018-09-24 00:14:30 | 観劇

 

9月の歌舞伎座に 病気休養中だった福助さんが 5年振りに舞台復帰されました。

昼の部 『 金閣寺 』の 松永大膳に囚われている 将軍母の慶寿院尼役。

 助けに来た真柴久吉に 座ったままで3言の科白です。

後に黒子さんが控えていたので 立たれるのかと思ったのですが 座られたままでした。

 

完全復帰には まだ時間が掛かりそうです。

 

    

福助さんの長男、児太郎さんの雪姫です。

雰囲気があって いじらしかった。

 

 

二つ目は『 鬼揃紅葉狩 』

鬼揃とは 姫と腰元三人が 全員鬼の正体を現すというもの。

普通は姫だけが鬼になる。

 

    

鬼女にたぶらかされた 平維茂(たいらのこれもち)主従を目覚めさせる山神役の中村玉太郎くん。2000年生まれだそうです。 祖父の東蔵さんの巫女と共に登場、溌溂とした踊りを披露してくれました。

俳優の村上虹郎くんのような 歌舞伎界では余り見かけない ワイルドな風貌です。

 

 

昼の部最後は 『 河内山 』

吉右衛門さんの お家芸です。

ご存知 と言いたいところですが 知っているようで知らないお話です。

以前、 海老蔵さんの河内山を見ましたが、退屈で寝てしまったので 本家本元の吉右衛門さんならきっとわかるに違いないと思ったのですが やっぱり馬鹿大名(幸四郎)とのやり取りが 良くわかりませんでした。

寝てしまった。 周りも寝ている人が多かった。 故に 超静か。

茶坊主(頭は丸めるが 僧ではない)という 位は低いが 将軍にも簡単に会える身分を利用する話なのです。

 

 

 そんなこんなの 秀山祭

     風呼 でした    

 

 

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