ご存じ 佐野洋子さんの 作・画 の絵本のミュージカルです。
二人のイスラエル人によって振付、 演出されました。
主人公のトラ猫に 森山未来さん、 白い猫に 満島ひかりさんという ファン
タスティックな配役です。
めくった絵本から 登場人物が 飛び出してきたような 舞台です。
歌詞は 駄洒落のように韻を踏んでいたり 言葉遊びが満載。
一幕目は 絵本と同じに 女の子、王様、泥棒、手品師、漁師、おばあさん
等が出てきます。
第二幕は トラ猫と白い猫だけです。
『僕は100万回死んだんだ』
『 ー そっ 』
『王様の猫だったこともある』
『 そっ 、
で 何回生きたの?』
『 ・ ・ ・ ・ ・ 』
ここにいていいかい?
いいわよ
ようやくたどり着いた
旅はもう終りね
眠るのも一緒
こんな具合に(実際の科白とは異なります) しりとりで語り合います。
華奢で可憐な 満島ひかりさん、 身体で表現できないものはない 森山未来
さん、 泥棒役の 田口浩正さん、石井正則さん、 おばあさん役の 銀粉蝶さ
ん、 手品師の藤木孝さん(若い!) その他ダンスアンサンブルに 音楽担
当の皆さん 絵本の中に連れて行ってくれて ありがとう。
詩情あふれる舞台でした。 ブラボー!!
風呼 でした