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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
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GRP CHRISTMAS COLLECTION vol.2

2005年12月14日 19時05分49秒 | JAZZ-Fusion
 こちらは前作から2年後に出た続編。前作でGRPのトップ・アーティストのほとんどが登場してしまったせいもあって、こちらは新人、中堅ばかりで高められていて、アレンジもやや穴狙いみたいなところが散見して、いろいろな意味で前作の豪華さには劣るが、とりあえずお気に入りの曲を拾ってみたい。

 パティ・オースティンが歌った「Christmas Time Is Here」はVol.1の「Have Yourself a Merry Little Christmas」と「This Christmas」の次くらいに好きな曲で、インティメートなムードが身上のこの曲にしてはとちオースティンの歌は堂々としすぎている感じがないでもないけど、いかにもGRPらしい豪華さはこれはこれでありと思わせる。また、ラミアというデビュー直後の女性ジャズ・ヴォーカリストが歌った「Blue Christmas」は、なんていうかとろけてしまいそうなくらいムーディーなアレンジとボーカルなので個人的なお気に入り。多分スタンダードなのだろうけど、他の人の演奏聴いたことないな。

 あと、ニュー・ヨーク・ヴォイセズが「I Wonder as I Wander」をジャズ的倦怠感と静謐さをミックスして歌っているのこれまた私好み。ソウル2ソウル風なグランド・ビートとゴスペル風味のクリスマスのミックスした「Let There Be Peace on Earth」もおもしろい。なんかヴォーカル物ばかりだが、インストは前述のとおりやや穴狙いなアレンジなので個人的にはいまひとつ、ネルソン・ランゲールの「Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!」が楽しかったかな。
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