世にも怪奇な物語

　これって、オムニバス映画「世にも怪奇な物語」のことかい？。いゃぁ、まさかここでこんなのが出てくるとは思わなかったなぁ。オレ、あの映画死ぬほど好きっすよ。
　第１話の「黒馬の哭く館」はジェーン・フォンダがもうめちゃくちゃエロティックで、共演が弟のピータ・フォンダというのがヤバヤバだし、第２話「影を殺した男」のポーの雰囲気を忠実に再現した陰鬱さとアラン・ドロンのドッペルゲンガーぶり絶妙で、ブリジッド・バルドーというでかいオマケがついてのも良かった。最後の「悪魔の首飾り」に至っては、フェリーニ＆テレンス・スタンブの組み合わせが奇跡！。映画界を舞台とした猥雑なムードと、深夜の街をスポーツカーを駆け抜ける、あの眩惑される映像、そしてラストのあの毬を持った少女ときたら、もう思い出すだけでも怖い、怖い。

　ってな訳でサイコーっす。DVD出てるかなぁ？。(04/11/05)

※　先日の「フェリーニ・ジャズ」で「そもそもフェリーニ作品はあまり好きでないと思うようになった。」などと書きましたけど、以来なんとなく頭にひっかかっているのがこれ。なにしろフェリーニの映画では問答無用に好きな作品なので、いつかDVDを買おうと思ってるんです。