魚沼WEBニュース

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関矢孫左衛門の生き様紹介

2017-05-14 | 17'魚沼市のニュー...

目黒邸資料館で企画展開催中


 魚沼市須原の目黒邸資料館では春季企画展「魚沼の偉人 関矢孫左衛門と豪農目黒家」を6月18日まで開催している。
 同展は、関矢孫左衛門の没後100年を記念して開かれている。
 関矢孫左衛門は、天保15年(1844)、刈羽郡高田村(現柏崎市)の大庄屋・飯塚家の四男として生まれた。14歳の時、北魚沼郡並柳の大庄屋・関矢家に養子に迎えられ15歳で関矢家を継ぐ。明治3年、自費を投じて岩下村に学校を開設し、11年に第六十九国立銀行(現北越銀行)初代頭取、翌年に北魚沼の郡長、後に南魚沼の郡長も兼任した。23年、北越植民社2代目社長として越後農民94家族410人とともに北海道に渡り、江別において開拓事業に屈指の業績を残した。また、開拓地隣接の御料林(皇室領)が北海道庁により周辺町村へ分割して払い下げられることを知ると、開発により野幌周辺の森林の水が枯渇すると再三訴え、野幌原始林を開発の手から守った。
 同展では、江別市教育委員会や北越銀行などの協力も得て関矢孫左衛門に関する資料を展示するとともに、同じ割元役を任されていた豪農目黒家とのつながりを紹介している。
 開館時間は9時から16時。入館料は一般200円、小中学生100円、未就学児無料。

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