入広瀬小・中のスクラム体育祭

住民が懐かしい応援歌披露


入広瀬中学校と入広瀬小学校が合同で行う「スクラム体育祭」が今年も９月５日に行われ、参加した地区の人たちが、今では歌われることのなくなった中学校の応援歌を披露して児童生徒を応援した。
　校舎が隣接し、グラウンドを共有している両校は児童、生徒数の減少から平成14年から小中合同の体育祭を開催。これを機に近くの幼稚園を含めた幼・小・中が連携した教育を進めてきている。
　昨年度からは入広瀬コミュニティ協議会も体育祭に参加するようになり、今年は地域の人たちを対象とした種目に参加したり、懐かしい中学校の応援歌を歌って体育祭を盛り上げた。
　開会式後の児童生徒の応援合戦に続いては地区の人たちがグラウンドの一角に集合。市議会議長の浅井守雄さんがリーダーとなって入広瀬中学校の第一応援歌を大合唱するとともに、今ではほとんど歌われなくなった応援歌「勝どきの歌」を披露。「我等は勝てり我らは勝てり　重ねし練磨むなしからず」と大きな声で歌い児童生徒にエールを送った。
　参加した住民は「応援歌を歌うのは今年で２年目だが、昨年の倍の人たちが集まった。地域も一緒になっての体育祭は良いこと。昔を懐かしく思いながら歌いました」と話していた。