最優秀作品は松川の大塚明さん
魚沼市では市民の歌歌詞選考委員会の第3回委員会が1月8日、小出ボランティアセンターで開催し、最終選考の結果、最優秀作品には魚沼市松川の大塚明さんの作品「四季魚沼」、優秀作品には魚沼市長堀新田の杉本ナツ子さんの「大好きな魚沼の四季」と東京都練馬区の稲岡俊一さんの「魚沼市民の歌」が選ばれた。
同市では平成21年度に市制施行5周年を迎えることから各種記念事業の一環として市民の歌を制定することになり、昨年8月から9月にかけて歌詞の公募を行なったところ県内外から59編の作品が寄せられた。12月には市民の歌歌詞選考委員会が設置され、これまで2回の会議で59編から21編の作品を選出した。
補作詞を依頼する作詞家の喜多條忠さんと作曲、編曲を依頼するジャズピアニストの森下滋さんを迎えて開かれたこの日の委員会では21編から10編を選出する第3次選考と最終選考が行なわれた。
第3次選考ではまず、2次選考に残った21編の朗読が行なわれ、委員の採点を合計して上位10編を選出、最終選考は喜多條さんと森下さんの2人の委員により行なわれ、最優秀作品と優秀作品が決定された。
選考にあたった喜多條さんは「新しいまち魚沼が元気さをずっともって未来に向かってほしいと選びました。補作詞では優秀作品の良い部分も取り上げてトータルで1つの歌にしたい」と話していた。
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最優秀作品「四季魚沼」
1 春は残雪輝いて 小川のせせらぎ ふきのとう
ここは魚沼 やさしい春が 芽吹きの中で
歌います 魚沼元気と歌います
魚沼愛しと歌います
2 夏はほたるが灯を点し 夜空に銀河 またたいて
ここは魚沼 小鳥の群れも 結をつないで
歌います 市民の幸せ歌います
市民の歓び歌います
3 秋は紅葉陽に映えて 魚沼三山 ダム湖が招く
ここは魚沼 そよ風達が やすらぎの歌
歌います 明日の夢を歌います
明日の夢をつむぎます
4 冬は白雪しんしんと 野山すっぽり 雪化粧
ここは魚沼 しずかな冬が 心ぬくめて
歌います みんなの希望歌います
みんなの希望叶えます