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傷んだ卓球台修理します

2011-02-13 | インポート

魚沼市須原の「またたびの家」

Img_4680魚沼市須原の障害者通所施設「またたびの家」では、破損した卓球台の修理を行っており「新しい卓球台を買うより安く、見違えるほどきれいに修理します」と利用を呼びかけている。
 卓球台の修理は同市長鳥の鉄工業・椿製作所(椿悟社長)が業界の人からの勧められたことから、以前学んだ技術を活かして一昨年秋に事業化した。その後、「またたびの家」が修理作業の技術を学び、昨年8月から卓球台の修理を同社から受注するようになった。
 これまで作業は施設内で行われてきたが、先月末には長鳥地内の市施設のピロティを改装した作業場が完成、県や市の補助を受けて道具も整備された。
 作業にあたる施設利用者は6人。椿社長のチェックを受けながら丁寧な仕事を心掛けており、これまでに市内外の体育館の卓球台10台を修理。最近は県外からの依頼も来るようになってきた。
 「施設での他の作業と違い、完成した姿がわかるので達成感があり、修理の仕事は利用者に人気があります」と指導員の大桃秀司さん。
 施設で主に受けているのが天板の修理。傷んだ部分をパテで補修した後、グラインダーで平らにし下地を含め5回にわたり塗装を施す。
 自分たちも驚くほどきれいになるのが作業にあたる利用者もうれしいようだ。天板の修理は4~5万円。卓球台は一般に12~13万円するので、自治体の財政が厳しくなっている中、公共施設からの利用を期待している。「卓球台を修理するところは全国的にもほとんど無いため、今後のニーズに備えてさらに技術を磨きたい」と大桃さんは話している。修理の問い合わせは同施設《電》025-797-3880または椿製作所《電》025-797-3391へ。


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