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まちづくり市民会議

2015-12-13 | '15魚沼市のニュース
地方創生の戦略を考える



「新たな未来に向かって まち・ひと・しごと魚沼創生」をテーマとした「魚沼市まちづくり市民会議」が12月6日、魚沼市小出島の小出ボランティアセンターで開催され、基調講演やパネルディスカッションで魚沼市の地方創生などを考えた。
 市民会議は魚沼市まちづくり委員会(平井正尚会長)が開いたもので、会議に先立ち「第2回魚沼花じまんコンテスト」の表彰式が行われた。このコンテストは、個人、団体が自ら花壇やプランターなどの植込み、管理を行っている公共スペースや道行く人が見学できる場所の写真を募集するもので、今回は29点の応募があった。審査の結果、金賞には橘忠一さん、銀賞には四番町三町内会、郡山由紀子さん、銅賞に須原コミュニティ協議会、堀之内中学校、本田幸恵さん、佐藤春代さんが選ばれた。
 続く市民会議では、新潟国際情報大学学長の平山征夫氏が「真の地方創生を魚沼から~3つのアを目指して~」と題して講演した後、「魚沼創生の課題とその戦略について」をテーマにパネルディスカッションが開かれた。
 パネラーは佐藤貞氏(株式会社入広瀬代表取締役)、井上円花氏(地域おこし協力隊)、三友一郎氏(友家ホテル取締役支配人)、コメンテーターは平山氏、コーディネーターは川村健一氏(広島経済大学教授・魚沼市まちづくり委員会アドバイザー)。
 22ヘクタールの田んぼで米作りをしている佐藤さんは「新潟は食料にも恵まれているが発信が出来ないのが課題。人口減少などによる人手不足の対応として研修生の受け入れを進めており、年間100人くらいを受け入れるため空いている学校や給食室、空き家の活用ができないか」、地域おこし協力隊員でこのほど食材付きの情報誌「魚沼食べる通信」を発行した井上さんは「『食べる通信』は消費で終わらず、生産者と消費者をSNSで直接結びつけるのが目的。この地域の強みはアイデンティティ。米が美味しいことを胸を張って発信していくと強みになる」、大湯温泉で旅館を経営する三友さんは「今年、大湯のおみやげを作ったら、置いておくだけでそこそこ売れている。望まれるものを望まれるように置けば成果が出ると思った」と自らの取り組みを紹介するとともに地域の課題や今後の展望などについて語っていた。

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