権現堂山開き祭り
祭りは、地域の有志による実行委員会(山本政義代表)が毎年開催しているもの。
会場の特設ステージでは勇壮な権現堂太鼓の演奏や有志による歌などが披露されたほか、今回はスリランカの国際大学留学生ら5人が招かれ、スリランカの歌や踊りを披露、会場から盛大な拍手が送られた。
会場では搗きたての笹餅、綿あめ、おにぎり、豚汁、NPO法人日本語交流ネットによる餃子のサービス、恒例のバナナのたたき売りも行なわれ、大勢の人だかりができ、次々とバナナが売れていった。
中子沢要害山で山開き
タニタの管理栄養士を招いて
レシピ本としては異例の485万部を突破し社会現象となった「体脂肪計タニタの社員食堂」で知られる株式会社タニタの管理栄養士を講師とした講演会が6月5日、魚沼市の小出ボランティアセンターで開かれた。
講演会は魚沼市社会福祉協議会が給食ボランティアの人たちを対象に開催したもので、講師に招かれたのは株式会社タニタでメタボ対策の特定保健指導などの健康支援サービスを担当している管理栄養士の松村えり子さん。
「500キロカロリーのまんぷく定食のコツ」と題した講演ではまず、タニタが考える健康づくりとして、体組成計や歩数計でわかることや、痩せるためには具体的な目標設定が大切であること、継続するためには小ぶりの食器を使うなどの環境づくりや一日一回鏡の前に立つなど定期的な記録付けが役立つことを説明した。
タニタの社員食堂のレシピのコツとしては「バランスよく食べる」、塩分や油を減らし適量を食べる「はかって作る、はかって食べる」、良く噛むことによる「満腹感・満足感を大切に」の3点が指摘され、タニタ社員食堂の人気メニューとして「アスパラと豚肉のオイスターソース炒め定食」、「さわらのカッテージチーズ焼き定食」、「ひじきとかぼちゃの焼きコロッケ定食」が紹介された。
また、ヘルシーレシピのコツとしては、外食では定食を選ぶことや組み合わせやトッピングを工夫すること、コンビニ活用の際は具だくさんのおかずを選ぶ、タンパク質と野菜をプラス、表示を確認することなどとし、気をつける3つの「あ」として「あぶら」、「あまいもの」、「あるこーる」を挙げていた。
芝桜眺めながらコンサート
中高年が一堂に会して童謡、唱歌を大きな声で歌うことで健康増進などに取り組んでいるサークル、童謡唱歌を歌うシニア「ダリアの会」(横山陽子会長)では「芝桜公園コンサート」を5月31日、魚沼市根小屋のレク都市公園・花と緑と雪の里で開いた。
同会は、中高年が集い、童謡唱歌を歌うことで健康増進、仲間づくりを進めようと平成22年10月に発足。根小屋の声楽家、新野一枝さんの指導により毎月2回、堀之内公民館で活動しており、現在会員は60人。中高年対象のサークルということから活動の中に健康教室や救急講習会なども組み入れている。
定例の活動とは別に、シバザクラが見ごろとなった根小屋のレク都市公園で開かれているこのコンサートは今年で3回目。遠足気分で行われた野外での活動には45人が参加した。
この日は初夏を思わせる暑さとなったが、会員は休憩を入れながら新野さんの伴奏により2時間にわたり活動。「幸せなら手をたたこう」「朧月夜」などの童謡や唱歌、「北国の春」「青い山脈」などの歌謡曲、そして魚沼市民の歌「魚沼元気」などを楽しく歌っていた。
魚沼市で総会開催
新潟県コミュニティづくり協議会の平成25年度総会が6月1日、魚沼市地域振興センターで開催された。
同会には県内の地域コミュニティ団体23団体が加盟しており、総会には役員ら約90人が出席した。
総会では佐藤肇会長が「県コミ協の集まりの中で互いに 研さんを深め、コミ協同士横のつながりを作って、それぞれの地域で活躍されることを願っています」とあいさつ。あしたの新潟県を創る運動協会事務局長の松田正志氏、魚沼市長代理の中川太一副市長が祝辞を述べた。
続く議事では24年度事業報告と決算が報告、25年度事業計画と予算が承認され、総会終了後は北里大学保健衛生専門学院保健看護科講師のアナボヌ実砂子氏が「相手と自分の意欲を引き出すコミュニケーション」と題して講演した。
17日に公開シンポジウム
現在進められている地域医療再編成により生まれ変わる小出病院と地域医療連携ネットワークについての公開シンポジウムが6月17日、魚沼市小出東町の小出ボランティアセンター1階多目的ホールで開かれる。
小出病院は1924年、魚沼共済病院として開業し、46年には県立病院となり51年以降は県立小出病院と改称、長く魚沼地域医療の中核病院の役割を担ってきた。そして現在進められている地域医療再編成に伴い2015年には魚沼市立病院として21世紀の魚沼の地域医療を担う病院へと生まれ変わることになっている。
シンポジウムは第19回住民健康講座として小千谷市魚沼市医師会と(社)新潟県労働衛生医学協会が開催するもの。
シンポジウムではまず、県立小出病院院長の布施克也氏を講師、上村医院院長の上村伯人氏を座長に「生まれ変わる“小出病院”と地域医療連携ネットワークについて」と題した基調講演が行われる。
また、講演に引き続きパネルディスカッションが行われる。コーディネーターは上村伯人氏。パネラーは庭山外科医院院長の庭山昌明氏、県立小出病院院長の布施克也氏、新潟県労働衛生医学協会医師の加藤公則氏、魚沼市健康課健康増進室室長の佐藤洋子氏。
開会は18時30分で入場無料。シンポジウムについての問い合わせは魚沼市小出検診センター《電》025-792-3365へ。
15日に長岡で上映会
原発の是非をめぐって四半世紀にわたる巻町民のたたかいを描いた映画「渡されたバトン」(さよなら原発)の上映会が6月15日、長岡リリックホール・シアターで開かれる。主催は長岡・映画「渡されたバトン」を観る会。
同作品は、新潟・巻町(現・新潟市西蒲区)で原発建設をめぐって、四半世紀という長年にわたるたたかいで、住民投票を実現し、原発建設を阻止した実話をベースに映画化された物語。原発の是非を問いかける。
上映は10時30分、14時30分、18時からの3回で、前売券は一般1000円、当日は一般1500円、小・中・高生800円。問い合わせは会代表の野本さん《電》090-8800-4794へ。
事業の報告会を開催
魚沼寺子屋実行委員会(大平淳史会長)は、今年3月に実施した「ハッピーマウンテンSNOW2013」の報告会を5月31日、魚沼市のJ-LOVEで開催した。
同実行委員会は、環境教育や野外学習を通じて魚沼地域の活性化を図る団体で、青年会議所や商工会青年部、野外学習系NPOなどの有志により構成されている。
毎年実施しているハッピーマウンテンSNOWは、日本有数の豪雪地帯で子どもたちから様々な体験をしてもらうもの。
今年は同市大栃山の古民家「手しごと手ほどき館」に泊まりながら雪遊びやスノーシューハイク、郷土料理、餅つき、地域の文化などを体験する内容で実施され、地元魚沼市をはじめ、新潟市、千葉県、神奈川県から14人が参加した。
報告会には参加児童の保護者や後援団体・協賛企業の関係者、実行委員会のメンバーら12人が出席。今年の活動の映像が上映されたほか、協賛企業への感謝状プレートの贈呈、意見交換、来年の同事業への協力依頼などが行われた。
16日 八海山おおくらの森
南魚沼市大倉の八海山おおくらの森協議会では第10回「ブナ林コンサート」を6月16日、八海山おおくらの森ブナ林ステージで開催する。
出演は吉原りえさん(フルート)。時間は13時から14時30分で入場料は500円(小学生以下無料)。会場は国道17号浦佐駅東口交差点から6km。「ブナ林公園」の黄色いノボリを目印に。雨天時の会場は大倉集落内の「せせらぎ」。問い合わせは八海山大倉口里宮丸山屋《電》025-779-2887。
6月15日「スバル」で
内容は「月と水星を観よう」。19時30分から21時まで。先着20人で参加費は5歳幼児70円、小中学生100円、高校生以上200円。申し込みは北部振興事務所《電》797-2360へ。直接来場も可。
魚沼市根小屋の星野ミツエさん
魚沼市根小屋の星野ミツエさん(87)の米寿を祝うゴルフコンペが6月3日、越後ゴルフ倶楽部で開催された。
魚沼地域の小中学校で長年教員を務めた星野さんが友人に誘われてゴルフを始めたのは定年後の65歳の時。以後ゴルフが大好きとなり多い時は年に60回ほどコースに出たこともあり、現在も自ら車を運転して県外のゴルフ場にも出かける。
星野さんが今年、米寿を迎えるに当たりゴルフ仲間から「米寿を祝ってコンペを開こう」との声があがり、地元根小屋の星野芳昭さん、山田仁視さん、松井一男さんの3人が発起人となってゴルフコンペが企画された。3人のうち星野芳昭さんは堀之内中学校時代の教え子でもある。
晴天に恵まれたこの日、コンペには教え子やゴルフ仲間など約80人が参加、プレーに先立ち星野さんが米寿を記念しゴルフ場に寄贈したサルスベリの記念植樹も行われた。
「友だちと会えるのがゴルフの魅力。結果が良くても悪くても目標を持って自分の精一杯のプレーをするのが楽しい」と話す星野さん。これまでに二度大病を乗り越え、現在も少し膝が痛いが、ゴルフはまだまだ続けるという。
コンペの開催については「私のために計画していただき、多くの方から仕事を休んでまで参加してもらい感謝しています」と笑顔を見せていた。
本県と北陸を除く東・西日本は5月27日から29日に梅雨入りしたが、その後記録的な少雨が続いている。まだ梅雨入りしていない本県では連日晴天が続いており、この先一週間ほども天気予報に雨マークはない。まだ朝夕こそ涼しいものの日中は夏を思わせるような暑さとなり熱中症が心配されるようになっている。天候が良いのはありがたいが、まだ体が暑さに慣れていない中での夏のような気温は体に堪える▼一方梅雨といえばムシムシ、ジメジメ、うっとうしい日が続くことになり、梅雨明け間近の終盤には怖い集中豪雨に襲われることもあり、これもまた歓迎できないが、梅雨の間の楽しみの一つにホタルの飛翔する光景がある。漆黒の暗闇に幻想的なホタルの光りが舞う光景はとても綺麗だ。魚沼市内ではホタルが飛ぶ場所が各地にあるが、筆者は昨年、魚沼市須原の奥只見レクリエーション都市公園でホタル幻想的な光を楽しんだ。これまで古新田のホタル川や長松の小黒川などにはホタルを見に行っていたが、須原のレク都市公園に行ったことはあまり無かった。筆者が訪れたのは6月28日のこと。あたりが夕闇に包まれた午後8時ころになると国の重要文化財「目黒邸」の脇を流れる天神川や庭園の池などでは無数のホタルが幻想的な光を放ちながらゆっくりと舞を披露。地域の人たちも次々と訪れて川のほとりや橋の上からこの季節の風物詩を静かに楽しんだり、カメラに収めていた▼このところの晴天続きで東・西日本の梅雨入りを見直す可能性もあるとのこと。まだ梅雨入りしていない本県も梅雨入りはもう少し先になりそうだ。雨の心配どころか気温の上昇や少雨による農作物への影響が心配されている▼今年の梅雨が梅雨らしい梅雨となるのか、空梅雨となるのか判らないが、できればあまりムシムシ、ジメジメせず、人々の生活に影響を与えるような集中豪雨もなく、多くのホタルの飛翔を楽しむことができる梅雨であって欲しいと期待している。
正しい乗り方実技で学ぶ
自転車事故の加害者や被害者にならないよう正しい乗り方を、実技を通して身につける「自転車教室」が6月3日、魚沼市の小出小学校で開催された。
教室には3年生86人が参加、小出警察署員、交通指導員、市職員が指導にあたった。
昨年に引き続き教室を開いた青空みまもり隊の山之内廣一隊長が「指導者の話を良く聞いて、ルールを守って伸び伸びと乗ってください」とあいさつ。続いて交通指導員より、サドルの高さがまたがった時両足が地面に付く高さになっているかや、タイヤの空気がしっかり入っているか、磨り減っていないかなど自転車の点検や走り出す時の注意点が説明された。
この後、グラウンドに信号機や踏み切りなどが設けられた模擬コースで行われた実技講習では、実際に児童たちが自転車に乗って講習。児童たちは自転車に乗ったり、押したりしながら、交差点での安全な右折、左折の方法、見通しの悪い道路に出るときの注意、障害物があった時や踏み切りでの注意事項を交通指導員や小出署員から学んでいた。
6月26日に魚沼市で開催
経済のグローバル化が進む中、国際ビジネスについて学ぶ「グローバルビジネスセミナーinうおぬま」が6月26日、魚沼市役所小出庁舎で開かれる。
セミナーは、経済のグローバル化が進み、間接貿易から直接貿易へのシフトが進んだ結果、企業における部品・材料の調達、委託生産、海外販売などの国際取引が急速に拡大し、幅広い業種で国際ビジネスに関する知識の必要性が増加していることから魚沼市と魚沼市ものづくり振興協議会が開催するもの。
国際ビジネスに興味がある人、これから国際ビジネスを始めたい人、既に海外との取り引きを行っている人を対象に開かれるセミナーでは、新潟県知事政策局輸出入促進担当参与の土屋敬三氏を迎えて個別相談会と講演会が行われる。
15時からの個別相談会は国際ビジネスに関する質問に個別に対応するもので、時間は1件30分程度、予約制。講演会は16時からで演題は「拡大するアジア~中国、韓国等東南アジアの経済情勢について~」。
参加無料。参加申し込みは6月21日までに魚沼市役所商工観光課商工振興室《電》025-792-9753へ。