魚沼市根小屋の星野ミツエさん
魚沼市根小屋の星野ミツエさん(87)の米寿を祝うゴルフコンペが6月3日、越後ゴルフ倶楽部で開催された。
魚沼地域の小中学校で長年教員を務めた星野さんが友人に誘われてゴルフを始めたのは定年後の65歳の時。以後ゴルフが大好きとなり多い時は年に60回ほどコースに出たこともあり、現在も自ら車を運転して県外のゴルフ場にも出かける。
星野さんが今年、米寿を迎えるに当たりゴルフ仲間から「米寿を祝ってコンペを開こう」との声があがり、地元根小屋の星野芳昭さん、山田仁視さん、松井一男さんの3人が発起人となってゴルフコンペが企画された。3人のうち星野芳昭さんは堀之内中学校時代の教え子でもある。
晴天に恵まれたこの日、コンペには教え子やゴルフ仲間など約80人が参加、プレーに先立ち星野さんが米寿を記念しゴルフ場に寄贈したサルスベリの記念植樹も行われた。
「友だちと会えるのがゴルフの魅力。結果が良くても悪くても目標を持って自分の精一杯のプレーをするのが楽しい」と話す星野さん。これまでに二度大病を乗り越え、現在も少し膝が痛いが、ゴルフはまだまだ続けるという。
コンペの開催については「私のために計画していただき、多くの方から仕事を休んでまで参加してもらい感謝しています」と笑顔を見せていた。