宮柊二記念館で始まる
魚沼が生んだ昭和を代表する歌人、宮柊二の貴重な資料を保管・展示している魚沼市堀之内の宮柊二記念館で「コスモスの歌人たち」展が5月25日から始まった。
宮柊二が戦後歌壇に遺した大きな業績のひとつとされるコスモス短歌会。今年は歌誌「コスモス」の創刊60周年にあたり、コスモスはその60年の間に多くの歌人を輩出し、現在の短歌の隆盛に大きく貢献してきた。
同展はコスモス創刊60周年を記念して、宮柊二と「コスモス」の歌人たちを短歌大会選者を中心に紹介するもの。
初日の25日には10時からオープニングセレモニーが開催され、関係者がテープカット、大平悦子市長があいさつした。
また、セレモニーに続いては歌人の影山一男氏が「コスモスの現在」と題して記念講演を行った。