多くの情報を警察に
魚沼市本町の北越銀行小出支店(星浩喜支店長)と小出警察署では3月2日、強盗模擬訓練を実施し日頃の防犯体制を再確認した。
訓練では、小出署員が扮した犯人が拳銃を持って行内に侵入、天井に向けて威嚇射撃。窓口の客に拳銃を突きつけ行員を脅し「金を出せ。人質の命は無いぞ」と現金を要求、行員が現金をバッグに入れて渡すと急いで逃走した。
訓練終了後は、行員がそれぞれの席で犯人の身長や服装、年齢など犯人像を確認した。
小出署の大島修平生活安全係長からは「訓練では犯人が入って出て行くまで1分20秒でした。本当の事件ではもっと短いと思う。もう少し長引かせると署員が到着する。また、犯人が出た後も、逃走の方向などより多くの情報を警察に伝えてもらいたい」と訓練の講評があり「事件を未然に防ぐには声掛けが大切。きちんとした対応をしていることが分かり防犯になります。また、必ず下見に来るので、不審者をチェックしたり、車のナンバーを控えておいてください」と日頃の対応のポイントが説明された。