魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

奇祭「雪中花水祝」

2011-02-20 | インポート

新婿7人に冷水

Img_4745魚沼市堀之内の奇祭「雪中花水祝」が2月11日、八幡宮境内を中心に行われ、メイン行事の水祝の儀では、7人の新婿に冷たい神水が浴びせられた。
 鈴木牧之の「北越雪譜」の中でも紹介されている「雪中花水祝」は、その年に結婚した新婿の家を行列が順に回り、新婿の頭から花水(御神水)を浴びせ、夫婦和合、子宝が授かるようにと祈願する神事。
 日中降っていた小雪も夕方には止んだこの日、和太鼓の演奏や、よさこいソーラン踊りが八幡宮境内や通りで行われ、新婿を迎える行列が通りを練り歩いた。
 猿田彦命や今年成人する人たちによる巫女、還暦を迎える裃姿の人たちによる行列が賑やかに通りを練り歩き、再び八幡宮に帰ってくると、いよいよメインイベントの水祝の儀。
 百八灯の灯火が取り囲む雪の祭壇に、新婿が一人ずつ呼ばれると、裃の人たちが持った手桶の水が勢い良く浴びせられる。境内の人たちからはワーッと歓声があがり、冷たさに耐える新婿の表情に会場の声援が送られていた。境内ではこの後、祝餅撒与なども行われ奇祭を楽しむ人たちで賑わっていた。


雪害警戒本部に移行

2011-02-20 | 2011豪雪関連

今後は雪崩、融雪災害を警戒
魚沼市

魚沼市は1月24日から設置していた「魚沼市豪雪災害対策本部」の体制を2月15日17時に「魚沼市雪害警戒本部」に移行した。
 同市では災害救助法の適用期間が15日で終了、市が実施する除雪支援事業等の応急救助もおおむね終了した。また、降雪も落ち着き1か月予報でも積雪が増える要素が無く、市内も平穏を取り戻しつつあるため、体制を雪害警戒本部に移行したもの。
 これにより夜間休日の待機態勢は解除されるものの、雪対策事業を実施している課などは必要に応じて勤務体系を構築し対応し、雪崩、融雪などのパトロールを強化、情報収集にあたることになっている。


南山荘の利用者に和食を

2011-02-20 | インポート

15回迎えた七日会の慰問

Img_4699魚沼市湯之谷地区の板前さんの有志の会「七日会」(桑原武志会長)は2月7日、下折立の養護老人ホーム南山荘を慰問、腕を振るった和食を利用者から食べてもらった。
 同会は今年で発足34年。毎月7日にメンバーが集まって料理の勉強会を開いている。「自分たちが出来ることで地域の役に立てれば」と始まった南山荘への慰問は、ノロウイルスの流行により一回だけ中止されたことがあったほかは毎年恒例の活動となっており、今年で15回目となった。
 今年も前日の仕込みから始まり、当日は朝8時にメンバー9人が集まって施設の利用者50人はじめデイサービスの利用者ら約70人分の食事に腕を振るった。
 この日の献立は、寒ブリの照り焼き、菜の花のゴマ和え、てんぷらなど5品。お年寄りが食べることから毎年献立も工夫しており利用者から喜ばれている。
 「みんなが年をとってきたし、仕事があるため集まるのは大変ですが、お年寄りが喜んでくれるので、これからも頑張って続けていきたい」と会長の桑原さんは話していた。


災害時の応援業務で協定

2011-02-20 | インポート

魚沼市と県電気工事工業組合

Img_4825魚沼市は新潟県電気工事工業組合魚沼支部並びに新潟県電気工事工業組合と災害時の応援業務に関する協定を結ぶことになり、2月15日に調印式を行った。
 協定は、地域における災害の予防、応急対策及び災害復旧に関する応援要請、大規模災害時における応援業務について必要事項を定めるもの。応援業務は《1》災害対策用建築電気設備資機材の提供あっせん《2》魚沼市管理公共施設のうち建築電気設備に関する被災状況の調査《3》魚沼市管理公共施設のうち建築電気設備に関する障害物の除去《4》施設被害のうち建築電気設備に関する応急対策工事などとなっている。
 この日の調印式では大平悦子市長が「今年の豪雪により業者の方々との協力が大切であることを痛感しました。これからも災害への対応をお願いします」とあいさつ。新潟県電気工事工業組合魚沼支部の小島思光支部長は「現代はすべてが電気の時代。事故には側対応し、迷惑がかからないように心掛けています。災害時は地元の業者も被災者となるので、組織をきちんとし、組織の中で対応していきます」と述べていた。


26、27日 須原スノーカーニバル

2011-02-20 | インポート

雪国の冬を楽しもう

魚沼市の須原スキー場恒例の「須原スノーカーニバル」が2月26、27の両日に開催される。
 スキーやスノーボードを中心に雪遊びや花火、音楽で雪国の冬を楽しむこのイベント。プロ・アマスノーボーダーのパフォーマンスをはじめ花火、たいまつ滑降など多彩なイベント計画されている。イベント内容は次のとおり。
【26日】▼スノーボード・スーパーナイトセッション予選会(10時~12時)▼須原スキー学校特別講習(10時~12時)▼美味しさいっぱいテント村(10時~20時)▼守門中学校ブラスバンド・コンサート(11時~・センターレスト)▼キッズ・レクリエーション(14時~15時)▼もちつきとおしるこサービス(15時~)▼スーパーナイトセッション(17時30分~)▼よさこい演舞(18時35分~)▼結ローソク点火(18時45分)▼福もちまき(19時10分)▼たいまつ滑降(19時15分~)▼花火(19時45分~)▼プロボーダー交流会&ステージライブ(20時~21時45分)
【27日】▼テント村(10時~14時)▼キッズ・レクリエーション(10時~11時)▼もちつきとおしるこサービス(14時~)▼プロアマのフォトセッション(10時~11時)


広神99ersが優勝

2011-02-20 | インポート

小千谷協会長杯ミニバスケ大会

Cimg1706第13回「小千谷協会長杯ミニバスケットボール大会(新人戦)」が2月12、13の両日、小千谷市総合体育館で行われ、魚沼市の「広神99ers(ナインティナイナーズ)」が男子の部で見事優勝した。
 同大会男子の部には中越地区から16チームが出場。13日の決勝トーナメントで「広神99ers」は、順調に勝ち進み決勝戦で「上組こだまキッズ」と対戦。熱戦の結果、39対37と接戦を制して優勝を果たした。
 「広神99ers」は県大会を目標に毎週火、木、金曜の週3回、広神中学校で18時30分から20時30分まで練習しており、今年度は12月11日の南魚沼ミニバスケットボール大会で優勝、11月23日の幸松カップで準優勝するなど好成績を残している。


記者日記

2011-02-20 | 小出郷新聞コラム

1月は豪雪のため週末は除雪作業に追われたが、2月入ってからは雪も一段落。2月初旬の晴天に恵まれた日曜日に魚沼市内のスキー場に向った。例年になく遅いシーズン初滑りだ▼仕事柄もあって比較的色々なことに関心が湧き手を出してみることも多いが、長く続いているものは少ない。その中でスキーは唯一長く続けているスポーツだ。上手い下手は別として健康維持、ストレス発散に役立っていることが今まで続いている理由だと思っている▼晴天に恵まれたこの日の初滑り。たまたまリフトで乗り合わせた人が知人で、お互いにびっくり。話を聞くと、この地域の多くの人たちと同様に、若い頃は結構滑っていたが、その後はずっとスキーから遠ざかっていたという。定年を迎えた後、昨シーズンから再び滑り始め、今シーズンはスキーを新調したそうだ。夏の登山に備える意味もあって体力づくりのためにと週に3回はスキー場にいっていると聞いて驚いた。スキー場を訪れる人たちの大半は若者と子どもたちである中、中年スキーヤーの連帯感とでも言うか、リフトを降りた後も話が弾んだ▼つい先日のこと、定年後、非常勤の仕事をしている人と職場で話しをしていたら「昨日、20年ぶりにスキーに行ってきたよ」とのこと。知人からカービングスキーをもらっていたこともあり、友人に誘われて久々のスキーを楽しんだそうだ。「前は長いスキーを振り回していたから、短いスキーは最初キョロキョロして怖かったが、慣れてくると曲りやすく楽だったよ」と笑顔で話していた▼スキー離れが進む中、時を置かずして若い頃スキーを楽しんだ人たち2人が、再びゲレンデに帰ってきたという話を聞いたのは奇遇だった。スキーは生涯スポーツ。その気になれば高齢になっても楽しむことができる。自らの健康維持のため、そして低迷する市内のスキー場を盛り立てるためにも中年の人たちからも、またゲレンデに戻ってほしいと思う。「中年よゲレンデを目指せ」。



<魚沼百景>

Dscf0224「雪国の夜」

結8万8千の雪灯りの取り組みもあって、魚沼市内のイベントに合わせて市内各地でロウソクの灯が灯され、幻想的な風景を見せてくれている。小出雪まつりのスキーカーニバルの夜、小出橋のたもとには可愛らしいウサギが2羽、闇夜に浮かび上がっていた。


冬の夜に昔話楽しむ

2011-02-20 | インポート

神湯温泉で「昔語りの夜」

Img_4460冬の夜に昔話に耳を傾ける「吹雪の神湯・昔語りの夜」が2月5日、魚沼市清本の神湯とふれあいの里大広間で開かれ、訪れた人たちがじっくりと昔話を楽しんだ。
 このイベントは、「結」8万8千の雪灯りの一環としてプロジェクト「結」実行委員会が開催しているもの。
 大雪も一段落したこの日は、この時期としては温かく、会場前の雪の壁には今年も「結」「神湯」や干支のウサギの形にローソクを灯して来場者を迎え、会場の大広間には親子連れなどが集まった。
 この夜、昔話を語ったのは長谷川枝三子さん、佐藤李沙子さん、山本初代さん、茂野蒼士さん、佐藤春美さん、佐藤愛子さんの6人。
 このうち広神西小学校4年生の佐藤李沙子さんは、偽の坊主がネズミの動きを見て読んだ、でたらめのお経を本当のお経だと思って毎日読んでいた爺さんと婆さんが、そのお経のお陰で泥棒を追い払う「ねずみ経」という話を語り、ユーモアたっぷりに語ったお経の場面では、その可愛らしい語り方が会場を大いに和ませていた。
 また、広神中学校1年生の茂野蒼士さんは「サル地蔵」を楽しく語り、会場から盛大な拍手を浴びていた。


暴力団による露店を排除

2011-02-20 | インポート

国際雪合戦大会の会場

小出警察署と県警組織犯罪対策課は、主催者である小出雪まつり実行委員会と連携して、2月13日に県立響きの森公園で開催された第23回国際雪合戦大会の会場から、暴力団員による露店出店排除活動を実施し、暴力団による露店を排除した。
 これまで雪合戦大会の会場では、暴力団員による露店が10数店出店していたが、県民の暴力団排除気運の高まりや、本年中に施行予定となっている「新潟県暴力団排除条例」を受け、警察と行政がタイアップし、露店の出店を申し込んでいた暴力団員に対し、会場での露店出店を認めない通知文を手渡し、出店を断念させたもの。


熱戦繰り広げた国際雪合戦大会

2011-02-20 | インポート

県内外から193チーム参戦

Img_4780小出雪まつり第23回「国際雪合戦大会」が2月13日、魚沼市干溝の県立響きの森公園、雪のコロシアムで開催され、県内外から参戦したチームが雪上でパフォーマンスと熱戦を展開した。
 今大会には大人の部、子供の部合わせて193チームが出場。大会は1チーム5人で対戦、各選手男子3ポイント、女子5ポイントの持ち点があり、雪玉が当たるたびに減点、ポイント0で失格となるルール。
 当日は終日雪模様の天候となったが、会場では4つのコートで一斉に試合が開始され、熱戦が会場を沸かせた。有力チームなどが実力を発揮する中で、趣向を凝らしたコスチュームで会場を楽しませるチームも多く、様々な着ぐるみや、メイドなどの衣装で登場したチーム、勝敗そっちのけで観衆を笑わせるチームなどが会場を訪れた人を楽しませた。
 また、大すべり台、雪国の味覚を提供する鳥追洞ゾーンなどが設けられたほか、スノーモービル体験試乗、「FMX」によるダイナミックな雪上バイクショー、餅つき大会、福餅まきなど楽しいイベントも行われた。
 大会の結果は、大人の部では「けんちゃんずOLD」(埼玉県)が優勝、「佐藤組」(魚沼市)が準優勝、「Darkhorse」(神奈川県)が3位となり、子どもの部では「ホワイトボーイズMAX」(魚沼市)が優勝、「やんちゃBOYS」(同)が準優勝、「やまびこボーイズ」(同)が3位となった。
Img_9844コスチューム写真コンテストでは新潟市から参加した「五十嵐デレデレン」が優勝。魚沼市の「おーる☆」が準優勝、「キャンディのいびき!」(東京都)が3位とう結果になった。
 なお、大会の前日には小出スキー場で小出スキーカーニバルが開催され、さいの神やたいまつ滑降、花火打上げ、福餅まきなどが行われた。


3月に「うおぬま食の集い」

2011-02-20 | インポート

調理師会員が腕振るう

小出調理師会のメンバーが、うおぬま食材をメインに腕を振るった和洋中様々な料理を楽しんでもらう「うおぬま食の集い」が3月12日、魚沼市井口新田の小出郷福祉センター大ホールで開かれる。
 会場には立食による飲食ブース(アルコールあり)が設けられ、マジックショー、豪華賞品があたる抽選会も行われる。18時開会(17時30分開場)。会費は3000円。
 申し込みは3月1日までに同会事務局(魚沼地域振興局健康福祉部内)《電》025-792-6680へ。また、チケットが、よしみや、モンテローザ、そば処富永、プルミエ、アララ、銀山茶屋、いち膳、おどりこ、里吉、龍虎鵬、富屋食堂、浜もと、魚沼市観光協会で扱われている。


創立50周年の東京小出会

2011-02-20 | インポート

新年合同役員会を開催

2東京小出会(波形邦夫会長)は、年初恒例の魚沼市との新年合同役員会を2月5日、東京・上野精養軒で開催した。
 豪雪の対応のため大平悦子市長、星謙一市議会議長は出席できなかったが、魚沼市からJA北魚沼の坂大貞次経営管理委員長、小出商工会の岡部清太郎会長、魚沼市観光協会の三友泰彦会長、魚沼市市長公室の小幡誠室長の4人が出席、東京小出会側からは波形会長をはじめとして19人の役員が出席して合同役員会は開かれた。
 挨拶に立った波形会長は、「今年節目の50回目を迎える6月の東京小出会・記念総会を特別企画としたいのでご協力願いたい」とあいさつ、「先輩方が築いて来られたこの会を何時までも残して行きたい」と述べた。
 魚沼市からは小幡市長公室長が「今年の東京小出会の50周年記念行事については市としても協力を惜しまない」と市長に代わりあいさつした。
 続く議事では、平成22年度事業報告、平成23年度事業計画について承認したほか、創立50周年記念・東京小出会総会開催について「特別バス企画」等の説明が行われた。
 なお、創立50周年記念総会・懇親会は6月19日の開催が決定しており、同会では様々な楽しい企画を検討中、会員等からの希望やアイディアも募っている。連絡は同会事務局(和田さん)《電》03-3918-6914へ。


第四銀行で強盗模擬訓練

2011-02-20 | インポート

興奮鎮める冷静な対応を

魚沼市本町の第四銀行小出支店(高島正樹支店長)と小出警察署では2月14日、強盗模擬訓練を実施し日頃の防犯体制を再確認した。
 訓練では、小出署員が扮した2人組の犯人が刃物ガソリンを持って行内に侵入、一人が窓口の客に刃物を突きつけ、もう一人がガソリンの入ったペットボトルとライターで行員を脅し「動くな。金を出せ。人質の命は無いぞ」と現金を要求、行員が現金をバッグに入れて渡すと「少ない」と再度要求して、渡されたバッグを持って逃走した。
 訓練終了後は、行員がロビーに集まり身長や服装、年齢など犯人像を確認した。
 小出署の大島修平生活安全係長からは「事件の際には人の命を最優先に対応し、その中で長く時間を稼いでもらいたい。犯人の興奮を鎮めるよう冷静に対応してほしい。今日の訓練の時間があれば警察が周りを囲める体制にある。自分で捕まえるのではなく、警察が捕まえられる情報提供をお願いしたい」と対応のポイントが説明され、高島支店長は「日頃の防犯体制をきちんと作るとともに、事件の際には冷静に対処し、生命第一でお客様を安全に誘導したい」と話していた。


広神会が新年会開催

2011-02-20 | インポート

大平市長らと意見交換

P2090007広神地区を中心とした有志の会「広神会」(貝瀬甲一会長)では魚沼市の大平悦子市長らとの新年会を2月9日、清本の神湯とふれあいの里で開催した。
 会には同会員ら60人が参加、大平市長はじめ皆川雄二県議、地元の森島守人市議、関矢孝夫市議が招かれた。第一部の懇談会では参加者から「広神地区は建設業に携わる人が多い。この人たちに配慮した施策をお願いしたい」、「建設事業が少なくなる中で、それに代わる産業を育成してほしい」などの意見をはじめ「新保地区の会員からは「サンコーポラス広神は今後どうなるのか」との質問もされていた。
P2090016また、引き続き開かれた第2部の懇親会でも、市長や県議らと参加者が膝を交えて忌憚のない意見交換を行っていた。