魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

松本防災担当大臣が現地視察

2011-02-13 | 2011豪雪関連

泉田知事、8市長が要望書提出

Img_43901月に降り続いた大雪も2月入って一息ついているが、5日には被害状況や現地の対応状況等を把握するため松本龍内閣府特命担当大臣(防災)が魚沼市を訪れ、現地を視察するとともに泉田裕彦県知事はじめ魚沼市など8市の首長の要望書を受けとった。
 小出郷文化会館で開かれた豪雪被害状況説明会では、県と各市からの要望書が泉田知事から松本大臣に手渡され豪雪の概況説明、泉田知事からは「記録的な豪雪に伴う特別交付税の増額配分」「道路の除排雪経費に対する交付金の確保等」「克雪住宅の整備に対する支援措置の創設」「新潟空港の除雪体制の強化」が要望され、大平悦子魚沼市長からは、これに加え「災害救助法適用期間の延長措置」「豪雪に伴う要援護世帯への助成措置及び対象の拡充措置」「高齢者世帯等の見守りに対する支援措置」が求められた。
 この後、松本大臣は入広瀬地区を訪れ、災害派遣で学校や公共施設の雪庇落しや屋根雪除雪などの作業あたっていた自衛隊員、地元で道路除雪にあたっている人たちなどを激励するとともに大平市長らから豪雪の状況の説明を受けた。
 横根地区で民家の除雪にあたっていたボランティアの活動を視察した後、報道陣の取材を受けた松本大臣は「今日、魚沼市の状況を見させていただき、泉田知事、市長の皆さんの訴えをお聞きしました。私たちもいち早く除排雪の問題、様々な被害の問題に対して柔軟に、できることをしっかり対応していこうと、ここに来ましたが、改めて雪の凄さを知りました。ボランティアの皆さんや自衛隊など色々な励ましあい支えあいがあり頑張っていることを感じました」と話すとともに、地元からの要望については「それぞれの省庁への細かな要望をお聞きしましたので、持ち帰って早急に検討したい」と述べていた。


小出小で雪まつり

2011-02-13 | インポート

校庭に幻想的な雪灯籠

Img_4562小出小学校では「青空子ども会雪まつり」を2月7日に開催、夕方には児童たちがグラウンドに作った雪灯籠に火が灯された。
 この日午後から同校の児童約600人がグラウンドに思い思いの形の雪灯籠を作り、夕方には自分の願いを書いた紙コップにローソクを入れて灯が点された。
 この日は夕方には天候も良くなり、日が暮れると、児童たちの雪灯籠の明かりが闇夜に浮かび上がり、グラウンドに幻想的な風景が広がり、児童や家族の人たちがその眺めを楽しんだ。


流雪溝に転落の男性救助

2011-02-13 | インポート

堀之内の八木実千代さんに感謝状

Img_4222小出警察署(島名透署長)は2月3日、流雪溝に転落したお年寄りを発見し、救助した魚沼市堀之内の八木実千代さん(57)に感謝状を贈った。
 八木さんは、2月1日午前9時35分ころ、自宅前の除雪をしていたところ、流雪溝の投入口(幅58センチ、長さ95センチ)から足を出してもがいている近所の男性(87)を発見。男性は仰向けで顔まで水に浸かり、起きようともがいていたが、流れが急で起き上がれない状況だったことから、八木さんは自ら流雪溝に入り、男性を助けあげたもの。男性はその後、市内の病院に運ばれたが頭部に軽傷を負った程度だった。
 この日、警察署を訪れ島名署長から感謝状を受けとった八木さんは「足だけ見えたので、考える間もなく流雪溝に入りました。夢中でした」と当時の状況を話した。
 島名署長からは「機敏な判断と行動力で、自分が濡れることもいとわず大事な命を救っていただきありがたり」と感謝の言葉が贈られていた。


傷んだ卓球台修理します

2011-02-13 | インポート

魚沼市須原の「またたびの家」

Img_4680魚沼市須原の障害者通所施設「またたびの家」では、破損した卓球台の修理を行っており「新しい卓球台を買うより安く、見違えるほどきれいに修理します」と利用を呼びかけている。
 卓球台の修理は同市長鳥の鉄工業・椿製作所(椿悟社長)が業界の人からの勧められたことから、以前学んだ技術を活かして一昨年秋に事業化した。その後、「またたびの家」が修理作業の技術を学び、昨年8月から卓球台の修理を同社から受注するようになった。
 これまで作業は施設内で行われてきたが、先月末には長鳥地内の市施設のピロティを改装した作業場が完成、県や市の補助を受けて道具も整備された。
 作業にあたる施設利用者は6人。椿社長のチェックを受けながら丁寧な仕事を心掛けており、これまでに市内外の体育館の卓球台10台を修理。最近は県外からの依頼も来るようになってきた。
 「施設での他の作業と違い、完成した姿がわかるので達成感があり、修理の仕事は利用者に人気があります」と指導員の大桃秀司さん。
 施設で主に受けているのが天板の修理。傷んだ部分をパテで補修した後、グラインダーで平らにし下地を含め5回にわたり塗装を施す。
 自分たちも驚くほどきれいになるのが作業にあたる利用者もうれしいようだ。天板の修理は4~5万円。卓球台は一般に12~13万円するので、自治体の財政が厳しくなっている中、公共施設からの利用を期待している。「卓球台を修理するところは全国的にもほとんど無いため、今後のニーズに備えてさらに技術を磨きたい」と大桃さんは話している。修理の問い合わせは同施設《電》025-797-3880または椿製作所《電》025-797-3391へ。


「結」8万8千の雪灯り始まる

2011-02-13 | インポート

「ひなた」がコンサート

Img_4301うおぬま冬物語「結」(ゆい)8万8千の雪灯りのスタートイベント点灯式が2月3日、小出郷文化会館ロビーで行われた。
 このイベントは、3月12日まで魚沼市内で行われるイベントに合わせ、地区単位や市内全域で夜ローソクを灯してもらおうという取り組み。また、イベントのシンボルである大型の「結ローソク」は期間中、各地域の祭りやイベントでリレーされる。
 オープニングイベントではまず、プロジェクト結実行委員会の桜井俊幸委員長が「一本は、災害の無い地域を願い、そしてもう一本は自分のために思いを込めて燈すことを宣言します」と「結宣言」を行い、メインキャンドルに点火した。
 続くコンサートの第1部では、窓の外の幻想的なロウソクの灯りを借景に、魚沼混声合唱団とKIDSうおぬまが歌声を披露。第2部では長岡市出身のデュオ「ひなた」のコンサートが開かれ、爽やかなメロディーが会場の人たちをたのしませ、コンサートの最後には他の出演者と一緒に魚沼市の歌「魚沼元気」を歌った。
 なお、主催するプロジェクト結実行委員会では、3月12日までのイベントのある日の午後7時にロウソクを点灯してほしいと市民に呼びかけている。


魚沼市のマンホール蓋作成

2011-02-13 | インポート

市の木・花などをデザイン

Photo魚沼市企業課では、市制施行5周年を記念して制定された魚沼市の木(コブシ)と花(カタクリ)、鳥(ウグイス)、魚(あゆ)をデザインしたマンホール蓋(グラウンドマンホール)を作成した。
 合併前の旧町村ではマンホール蓋をデザイン化していたが、魚沼市として統一されたデザインはこれまでなかった。作成した蓋は、中心部に稲穂をイメージした市章を配置し、木・花・鳥・魚のデザインを加えた新しいデザイン。
 新しいデザインの蓋は今年度の工事から使用されており、今後も老朽化した蓋から順次更新していくことになっている。
 なお、同市の汚水処理施設は、公共下水道と集落排水、小規模集合排水施設、合併浄化槽で構成されており、普及率は99・6%と県内でも3番目の高い数字となっている。


魚沼市の「ありがとう作文」

2011-02-13 | インポート

優秀賞4点、入選賞10点が決定

魚沼市教育委員会と同市青少年健全育成市民会議の共催で毎年行なわれている第6回「ありがとう作文コンクール」の審査結果が発表された。
 このコンクールは、日ごろの両親や家族、地域の人たちへの「ありがとう」の気持ちを作文につづることで、子どもたちの感謝の心をつちかい、感謝の気持ちを大切にしてもらおうと行なわれている。夏休みの期間に作品を募集。今年は市内から昨年より55点多い992点、友好都市の東京足立区から昨年より19点多い88点の合計1080点の作品が寄せられ、審査の結果、優秀賞4点と入選賞10点が決定された。3月12日開催予定の「うおぬま市民大学第3回(講演会)」で優秀作品の発表会と表彰式が行なわれる。入賞作品は次のとおり。
【優秀賞】「ちいきのひとありがとう」森山美月(宇賀地小1年)▼「おとうさんありがとう」五十嵐捷(広神西小2年)▼「病気が私に教えてくれた事」坂本夕綺(足立区立千寿第八小4年)▼「お父さん」佐藤光(小出小6年)
【入選賞】▼1年生の部「ありがとうさくぶん」豊嶋陽人(足立区立本木小)
▼2年生の部「みくさんへ」近藤千織(小出小)、「あばあちゃんありがとう」杉山亜理沙(伊米ヶ崎小)
▼3年生の部「やさしいクラスのみんなありがとう」山口結子(須原小)、「『ありがとう。』はまほうの言葉」岩田真幸(堀之内小)、「日本代表ゆめときぼうをありがとう」吉澤俊平(同)
▼4年生の部「ぼくのヒーローおじいちゃん」小林拓(広神東小)
▼5年生の部「お母さんへ」田中未來乃(小出小)、「ありがとう」山本乃愛(同)
▼6年生の部「地域のみなさんへ」井上理実(宇賀地小)


石川雲蝶パネル展

2011-02-13 | インポート

県庁2階西回廊ギャラリー

Img_3706Img_3703「越後のミケランジェロ石川雲蝶」パネル展が2月21日まで県庁2階西回廊ギャラリーで開かれている。
 石川雲蝶の作品が数多く残る魚沼市大浦の西福寺開山堂と、根小屋の永林寺の写真パネルを展示しているもの。
 開山堂天井の「道元禅師猛虎調伏の図」や永林寺欄間の「天女」などを撮影した写真パネルなど13点を展示し、本物を鑑賞するきっかけとして楽しんでもらっている。時間は8時30分から17時15分(平日のみ)。


記者日記

2011-02-13 | 小出郷新聞コラム

1月いっぱい降り続いた大雪も一段落。積雪が多いことでまだまだ雪崩の危険がある場所や雪庇への対応、道路脇などの排雪などが続けられることになるが、すでに2月も中旬、寒さもそろそろ緩んでくる時期であり、魚沼市内でも様々なイベントが予定されている。▼今日、2月12日は小出雪祭りスキーカーニバルが小出スキー場で行われる。そして13日は小出の冬の人気イベント国際雪合戦大会。今年も外国人チームを含め市内外から100チーム近くが参加して熱戦を展開することになっている。2月26日が「須原スノーカーニバル」。須原スキー場を会場にプロのスノーボダーらのパフォーマンスの披露やたいまつ滑降、花火大会など多彩なイベントが行われる▼3月1日は、守門神社「宮原押合大祭」。押合い祭りというと浦佐毘沙門堂が有名であるが、守門神社の押合大祭は、無病息災、五穀豊穣を祈願して樽の中の木札を押し合いながら奪い合う。また、境内では一般の人たちも参加できる福餅も行なわれる。3月5日は薬師スキー場の「薬師スキーカーニバル」。たいまつ滑降や花火大会、福餅まきなど毎年楽しいイベントが行なわれている。翌週6日は湯の里雪まつり「百八灯」。雪の山の尾根に灯される無数の火は幻想的な風景を見せてくれ、今年は新しい企画も計画されているようだ▼12日は大石の東方稲荷春季例祭「大百八灯」である。参道300メートルの両脇に1千本のロウソクを灯し参拝者を迎えてくれ、山肌には「大」の火文字が浮かび上がる。同じく12日には入広瀬地区でキャンドルリレー最終イベント「雪明り雪中行群」が行なわれ、「結8万8千の雪灯り」の結ローソクも火を納めることになる。まだまだ魚沼の冬は長いが、これからの時期は、寒中とは違って寒さも緩み、天候に恵まれる日も多くなってくる。イベントに合わせてローソクを灯したり、これらイベント会場を訪れて、魚沼の冬を楽しんでみてはいかがだろうか。



<魚沼百景>

Img_4649「整列」

2日続きの晴天に誘われて、吉田地内の佐梨川にかかる橋をカメラを持って訪れた。かねてから車で通るたびに川の中に見える雪が気になっていた。河床のブロックの上に積もった雪が丸みを帯びて川に並ぶ姿が可愛らしく、豪雪の中で一息つける眺めだった。


丸尾大使が国際大学訪問

2011-02-13 | インポート

キルギスの大学との交流を

Img_4240在キルギス日本大使館の丸尾眞日本国特命全権大使が2月3日、南魚沼市国際町の国際大学(森正勝学長)を訪問し、日本とキルギスの大学の交流などについて懇談した。
 キルギスの首都・ヴィシュケク市では、きれいな山や水などの自然環境が似ていることや、現在も6人の留学生が国際大学で学んでいること、また、昨年9月には魚沼市の志誠館道場館長・星野友昭さんが同市を訪れ居合道の指導を行ったことなどから新潟との交流促進を希望しており、今回それを受けて丸尾大使が大学を訪問したもの。キルギスを訪問した際にヴィシュケク市長から民間交流促進について協力を求められていた星野さんも大使に同行した。
 大学でキルギスの留学生の歓迎を受けた丸尾大使は、森学長らと懇談。丸尾大使が「日本とキルギスの大学の文化、学術交流を進めるとともに、新潟との関係も構築し発展させたい」と意向を伝えると、森学長からも「我々は小さな大学なのでネットワークで勝負、色々なところと協力して活動していきたい」との考えが示されていた。
 同席した教授からは「国の事情にあった短期プログラムを企画することもできます」「これを足がかりに教員の交流もできたら」などの意見も出され、丸尾大使は「キルギスとの交流に新潟は合っていると思う。話が上手く進めば今年は新潟の文化や物産などを紹介する新潟フェアをキルギスで開催したい」と話していた。
 また、丸尾大使と星野さんは、翌日は新潟市を訪問し交流促進について話し合った。


自衛隊が入広瀬地区で活動

2011-02-13 | 2011豪雪関連

公共施設などで屋根雪除雪

Img_9620魚沼市では今冬の豪雪により2月2日、県を通じて雪崩による危険防止活動のため自衛隊に災害派遣を要請、同日から5日まで陸上自衛隊第12旅団の隊員が入広瀬地区で屋根雪除雪などの作業を行なった。
 2日の派遣要請により同日午後には先遣隊51人が市内に到着。翌3日には後続部隊を加えた139人により入広瀬中学校や入広瀬幼稚園、入広瀬小学校、入広瀬庁舎など公共施設等の雪庇落しや屋根雪除雪、国道252号沿線・末沢大白川地内の雪崩の要因となる雪の除去作業を行なった。
 4日も146人体制で、これらの作業ほか危険住宅の除雪も実施、5日には生活道路沿線の安全確保、市街通学路の雪庇処理などが71人で行われ、活動した隊員の延べ人数は407人となった。
 6日16時20分には県知事より自衛隊に対し正式に撤収が要請された。


小学校アルペンスキー大会

2011-02-13 | インポート

2月19日、小出スキー場

第1回「魚沼市ジュニア杯小学校親善アルペンスキー大会」(兼第18回魚沼ライオンズクラブ杯争奪魚沼市小学校親善アルペンスキー大会)が2月19日、魚沼市営小出スキー場で開催される。
 競技種目は回転競技2本制で、男女別に低学年(1・2年)、中学年(3・4年)、高学年(5・6年)に組み分けされる。当日は8時45分から開会式。競技開始は1本目が10時15分、2本目が12時25分


公明党の山口代表ら現地視察

2011-02-13 | 2011豪雪関連

横根地区では住民と懇談

Img_4512豪雪による被害の対応に追われる魚沼市などを2月7日、公明党の山口那津男代表ら議員団が現地視察に訪れた。
 視察に訪れたのは公明党の山口代表はじめ石田祝稔衆院議員、長沢広明参院議員と県議、市議の7人。
 南魚沼市の視察に続いて魚沼市を訪れた一行は魚沼市建設業者会との懇談、大平悦子市長らから豪雪の状況の説明を受けた後、横根地区で現地視察を行った。
 現地視察では、地区の高齢者宅を訪問したり、横根地区住民約10人と懇談した。懇談では山口代表が「こんなに雪が凄いとは思わなかった。ここで暮らしていくことは大変ですね」と感想を話すと、住民からは「今年は雪の量としては驚かないが、一度に降ったので大変だった。この後に降られると本当に困る」、「災害救助法が適用されても対象が屋根の雪だけで、家の周りも適用になるとありがたい」との越えが聞かれ、今後の対応については「ここのように標高の高いところは雪消えの遅れが、農作業に影響する。春の作業が遅れると収穫量も減ってしまうので、融雪剤などを助成してもらいたい」などの要望が出されていた。