UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

水仙さんもステキだけれど夜霧もステキです、あるいはヘッドライト・テールライト・・・

2020-02-16 01:39:58 | 日記
前回の日記でわがガーデン、シルバー人材センターのオジサンたちのおかげで見違えるようにスッキリした、水仙さんたちだけが目立つ存在となったと書きました。

ガーデンの手入れをしてもらった日の深夜、午前3時ごろ、もうそろそろ寝なくては思ったのですが、その前にスッキリしたわがガーデンをもう一度眺めてみようと窓のカーテンを開きましたら、意外な光景が広がっていました。

霧が出ていたのです。夜霧です。それほど濃い霧ではありませでんでした。でも、霧に包まれたわがガーデンの夜、ちょっぴり幻想的な雰囲気を漂わせています。

今日の写真は夜霧の八重葎庵ガーデンを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になってくださいませ。

午前3時を過ぎているというのに、ときおり乗用車がヘッドライトを輝かせてわがガーデンの前を通り過ぎ、テールライトを光らせながら去っていきます。闇の中へと去っていく車を眺めていますと、この時間に、この深夜に、いったい何か大切な用事でもあって急いでいるのかなあ、いったいどんな用事なんだろう、それとも何かから逃げ去ろうとしているのかなあ、とにかく人間っていろいろたいへんなんだ、などといろんなことを考えてしまいます。

そういえば「ヘッドライト・テールライト」というなかなか印象深い歌がありましたね。闇を切り裂くヘッドライトの彼方になにがあるのか・・・テールライトは何を映し出すのか・・・中島みゆきさんの歌です。

語り継ぐ人もなく
吹くすさぶ風の中を
紛れ散らばる星の名は
忘れられても
ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない
ヘッドライト・テールライト 旅はまだ終わらない

歌詞に「紛れ散らばる星の名は」とありますので、この歌、あの「地上の星」という歌の続編なのでありませうか・・・

お聞きになりたい方はみゆきさんが歌っているサイトをご覧になってくださいませ。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

おかげさまで私たち目立つ存在になりました、でもおカネがかかっているんだそうです・・・

2020-02-14 01:07:16 | 日記
みなさん、こんにちわ。私たち、八重葎庵のノーザンガーデンの水仙でございます。先日2月8日の日記で一度みなさまにお目にかかっておりますので再登場というわけですが、よろしくお願いいたします。

その後、一昨日の2月12日の午前八時、オジサン3人が突然やってきて庵の木をバッサバッサと切りはじめました。シルバー人材センターのオジサンたちが八重葎庵ガーデンの剪定に来たのです。

オジサンたち、勢いよくなんでもかんでも次々に枝を切りおとし草々を刈っていきます。この様子を見ていて、私たち水仙は心配になりました。私たちも刈りとられてしまうのかしら・・・・庵の主のGGIさんに言って助けてもらおうと思ったのですが、あのナルシスト野郎さん、寝たのは午前4時ちかく、まだまだ白河夜船でございます・・・

でもオジサンたち、乱暴そうにみえてもちゃんといろいろ気を配ってくださっていました。

オジサンたちが言っております

「水仙がキレイに咲いてるなあ、あのアホ庵主のGGIにはもったいないぐらいやなあ。でも、水仙はこのままにしておこう」

午前八時に始まった選定作業は午後の5時半近くになってようやく終わりました。枝が伸び放題、枯草だらけだったガーデンは見違えるようにすっかりキレイになり、おじさんたちのおかげで、ガーデンで目立つのは私たち水仙だけになりました。

作業が終わりに近づいたころにようやく庵主のGGIが庭に姿を見せました。オジサンたちに礼を言ってから、私たちのほうに向かって言いました。

「水仙さん、君たち、刈られてしまわずにちゃんと残してもらってよかったなあ、いまや君たちだけがわがガーデンで目立つ存在になった。でもなあ、水仙さんよ、君たちが目立つようになるまでには結構マネーがかかっているのや、そのことを忘れるな」

そして「じゃあ、これからGGIさまは知人たちとの懇親に出かけるから、しっかり留守番してるんだそ」と言い捨てて、夕闇の中に消えていきました。

みなさん、まるで私たちを目立たせるために庭の手入れをしてもらったんだ、と言わんばかりの口ぶりでございました。私たち高貴で気品のある水仙を前にして、このような思やりにかける貧乏たらしいことしか言えないGGIさん、まことに哀れなる老人でございます。でも私たち高貴で気品があるだけではなく思いやりにも満ち満ちておりますから、哀れな老人のために、いましばらく美しき姿をさらし、この老人をすさんだ心を善導したいと思っております。

今日の写真はわがガーデン剪定作業終了後の水仙さんを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

何十人もがiいっせいに質問の手を挙げるという元気政治集会、あるいは某新興政党の太鼓持ち日記?

2020-02-12 01:14:57 | 日記
いつのことだったか記憶があいまいなのですが、ひと月ほど前のことだったでせうか、顔も体も心もまんまるの知人がオバサンになりかかっている中年女性を連れてやってきました

「GGIさん、おじゃまします。今日は独居老人の慰問ではありません。実はお願い事あって訪問いたしました。GGIサンのリッパなガーデンの大通りに面している垣根にポスター貼らせてくれないかなあというお願いです。このひと、れいわ新選組のサポーターです。貼らしてくれるところ探しているので連れてきたのです」

「ええけどなあ、でも警告しておくけど、わがリッパなガーデンの美観を損ねるようなものはアカンでぇ」

わがガーデンの垣根には院外政党のポスターと絶滅危惧種の弱小政党のポスターが各一枚がすでに貼られています。どちらもセンスはいま一つの野暮ったいものであり、GGIの審美眼にかなっているとは申しかねます。ですから、さらに美的センスが不良のポスターを貼られるのは迷惑極まるために警告したのです

「大丈夫ですよ、センス抜群のポスターです。目がパッと覚めるようなステキなポスターですから」

というしだいで、知人と知人の知人はポスター貼りの作業を始めました。横長のポスターです。ポスターの左半分に青年風の党首らしき人物の写真とヘタウマ?な字体の党名、この人物、まだ若いなあと申しましたら、いいえ十五年前の写真だそうですとの返事。

右半分には公約が箇条書きしてあるのですが、この右半分がイケマセン。公約部部分の背景が品性にかけるショッキング・ピンクなのです!

「おい、このピンクは何や、どこがステキなんや?いいかげんなこと言うな、お下品風俗関係みたいな色彩やないか!」

「それは分っていますけど、何しろできたてホヤホヤの新党なので、とにかく目立たないとアカンのですよ」

「しゃあないなあ、君の顔に免じてゆるしたる、でも今度コーヒーとタバコ、おごれよ。ところで十五年前の写真の男、誰や」

「何をボケてるんですか山本タローですよ、顔、知らないんですか?」

「知らん、ああ、あの《れいわ》野郎か・・・」

「GGIさん、貼らせてくれてありがとう。多謝多謝です。でも、GGIさん、このポスター、よう破られたりするんですよ。注意してください」

「それは無理やなあ、いつだったかかなり以前の参院選やったかなあ、わが垣根に三つの政党のポスターが貼られていたのやけれど、そのうちの一枚が二度ほど破られたことがある。二度目に破られたとき、このポスターを貼りにきた政党の関係者であるGGIの知人に知らせたら、この知人の連れや県の選管と警官もやって来て現場検証、わがガーデンの隅っこに破られたポスターが丸めて捨てられているのを警官が発見、この警官、『この破り捨てられいたポスターに犯人の指紋が付いているかれませんので、鑑定のために皆さんの指紋も取らせてほしい』と言い出したのや。これはやっかいやなあ、指紋は極めて重要な個人除法、そんな簡単に警察なんかに・・・と思ったので、GGIは『オレはポスター貼る場所提供しただけや、関係ねえぞ』と拒否、わが某政党の関係者である知人も『オレ、警察なんかに指紋とられるなんて気持ち悪い』と拒否、結局犯人は分らずじまいやったなあ、GGIは破られても痛くもかゆくもないので、無責任にワッハッハやった、そうや、あのときは田中康夫のダムはムダというキャッチコピーのポスターも貼ってあったけれど無傷やったなあ・・・」

かようなしだいで現在、れいわ新選組さんのいささか品性にかけるポスターがわがガーデンの垣根を賑わせております。

その後、ポスターのことなんか忘れておりましたら、ポスターを貼らせてやってくれと頼みに来た知人から知らせがありました。近々、湖都の隣町にタローがやってきて「おしゃべり会」と称する政治集会をやる予定とのことでありました。

かようなしだいで、一昨日、れいわ新選組のボランティアやってもええなあという某知人に誘われて、この政治集会にでかけてみました。

会場の入り口、入場の手続きなんかは何も必要ないのですが、政治資金を懸命に募っています。100人候補者を立てるには供託金6億円が必要!でも現在集まっているのはまだ2億円、資金寄付してくれ~!というわけでした。単におカネを差し出すのではなく、差し出されたカードに個人情報を記入することを迫られます。大変な活気です。次から次に途切れなく参加者はやってきます。既存の政党などの集会とは明らかに異なる雰囲気です。もちろん中高年の人もたくさん来ているのですが、若い人や女性がたくさん来ているのです。

昨年から全国各地で次々に「おしゃべり会」と称する集会を行っているとのことでしたが、タロー氏「だれかに湖国・滋賀県ではまだやってへんでと言われて、忘れていたわけではありませんが・・・おそまきながら今日、この湖国で」云々と弁解しておりました。

タロー氏のひととなりやその公約などはマスコミなどでよく報じられていますので省略しますが、とても率直な物言いの人物でありました。

最初に全国各地での集会の様子をまとめた、かなり長いデモンストレーション・ビデオが流され、そのあとタロー氏が登場、あいさつをしました。

会場であるホールの収容人員は約400人とのことでしたが、ほぼ満杯、立っている人もいました。湖国にある地方都市でのこの類の集会、自民党をはじめとした既成政党が動員をかけても400人もを集めるのは容易ではありませぬ。この「れいわ」の集会、たいして前宣伝していた様子はありませんでした。もちろん動員などということは皆無。ネットやメールや口コミで広がって400人余の市民が自発的に集まったのでありませう。参加された方々のほとんどは既成の政党や運動組織とは何の縁もゆかりもない市民の方々のようでありました

タロー氏、最初に満員の会場に向かって問いかけました。

「最初にみなさんにお聞きします。政治のことなんかよう分からん、知らんという人、手を挙げてください!」

どっと笑いが湧いたのち、会場のあちこちからたくさん手があがります。

「ありがとうございます。今日はそういう人にぜひ来て欲しかったのです!では、今日は来る気なんか少しもなかったのだけれど、家族や友人などに無理やり連れてこられてしまった、迷惑だという人、手を挙げてください!」

またもやどっと笑いがわき、さきほどではりませんが、やはりあっちこっちから手が上ります。

「ありがとう、うれしいなあ!なかよくしませう!」

そのあとタロー氏、講演に入り、全体的な話をしたのですが、みなさんがすでに知っておられるのでないかと思われる内容が大半でありましたので、省略させていただきます。ご存知ない方は「れいわ」のホームページなどをご覧になってください。
講演のあと、質問の時間になりました。「おしゃべり会」と称していますのでこれが本日の目
玉です。タロー氏、最初に曰く

「質問したい方がたくさんおられと思いますので、質問内容は簡潔にお願いしたいと思います。これまであちこちで集会をやってきたのですが、マイクを手にしたら最後、いつまでも離さず、前置きの話を延々とやって、いつまでたっても質問に行きつかない方がたくさんおられました。ですから、今日はできれば1分程度で質問内容を具体的に言ってください。スクリーンに残り時間が表示されますからよろしくお願いいたします」

この後が圧巻でありました

タロー氏が「では質問のある方、手を挙げてくだい」と言ったとたん、間髪おかず、会場のあちこちから数十人の手がいっせいに上ったのです!

これは絶景でありました!これまで目にしたことがない光景です。

GGI、これまで既成政党やその関連団体による政治的集会にはそれほど足を運んだことはないのですが、いろいろな市民運動のグループや弁護士会などが主催する講演など様々な集まりに参加してきました。でも、講演終了後の質問の時間に、こんなに多くの人がいっせいに手を挙げる光景はこれまで目にしたことはありません。その元気の良さ、圧巻でありました。

おそらく日本では、これまで与野党をとわず、政党やその関連団体が主催する集会では、仲間内で盛り上がる(盛り上げる?)ことはあっても、一般市民の参加により、これほどまでに活気に満ちた場が出現したことはなかったのではないかと思います。

多くの場合、このような場で、すぐに手が次々に上ることはありません。手があがったとしても、せいぜいパラパラという程度です。ときにはしばらくは、まったく質問の手が上らないこともあります。また、最初の質問者が出たのち、あとが続かなく、なんとなく座が白けてくることもすくなくありません。このようなときは、GGIはとても礼儀正しい人間でありますから、講演者を落胆させないように、これ以上座を白けさせないために、できるだけピンポイントの鋭い質問することにしています。

ですから、「おしゃべり会」のこの活気、元気の良さは瞠目すべきものでありました。政治的な集会の場合、質問ならぬアジ演説風の意見陳述が続くようなことはあっても、このような本物の熱気はあまり感じられませぬ

この意味で、れいわ新選さんへの期待は本物であることを実感いたしました。まだまだ米国民主党のサンダースさんを囲む熱気ほどではありませんが、日本の政党などの政治的hhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh集会ではこれまでに見られなかった光景であり、これまでになかった画期的な政治シーンでありました

1人が質問し終わると、またまた、どっと手があがります。なかには「オレに言わせてくれえ、オレを当ててくれ!」とタロー氏に向かって叫ぶひともいます。

一番若い質問者は中学生でありました。

「あの~、ボク、れいわの運動を何か手伝いたいのですが、どんなことができますか、教えてください。ポスター貼りなんかできますか」

タロー氏、すぐに答えかね、舞台の袖にいる仲間に向かって大きな声で尋ねます

「お~い、中学生がそんなことしても大丈夫かあ~、選管法に触れないか、ちょっとすぐに調べくれ!え~っと、中学生さん、調べてもらったらあとでかならず知らせますから」

タロー氏、なかなかグッドな応対ぶりであり、感心いたしました。

ただし、残念ながら、質問の内容は多くの場合、ピンボケとまでは言わないものの、もうひとつ鋭さにかけるものでありました。若い人の場合は、このような場で質問することが初めての方が大半であろうと思われますので、質問が多少稚拙なものなるのはやむを得ないですが、ダメなのはとりわけ中高年のオッサンの質問です。「政治のことなんか知らん」ではないオジサンたちです。肝心の質問内容が定かなものでないものが多く、いい機会なので、とにかく何か言いたい、自分が言いたいことを言っておこうという類のものが大半でありました。まあ、日ごろの不満やストレスの解消が目的というところでありませう・・・

タロー氏の答ぶりは、どのような質問に対しても正直で率直なものであり好感のもてるものでありました。ただし答が長いというかしゃべり過ぎ、自分が話し、丁寧に具体的に答えることは必要なのですが、せっかく機会ですから、もっともっと若い人たちに話させたほうが良かったのではないか、というのがGGIの感想。

質問に対する答えとなるような資料がある場合には、となりにいるパソコンを扱っている青年に探させて、その場ですぐにその資料をスクリーンに映して具体的な説明をしていたことにも感心してしましました

というわけで、今日の日記はいささか「れいわ新選組」とタロー氏をベタほめする、宣伝文書となってしまいました。どうかおゆるしくださいませ。

まことにお節介でありますが、みなさんも機会がありましたら「れいわ」の集会に一度足をお運びになってみてはいかがかと思います

今日の写真は会場の様子を一番後ろの席から撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

「建国記念日」を前に:焼失した首里城さんからの手紙・・・

2020-02-10 01:23:08 | 日記
先日、沖縄から手紙が届きました。GGIは沖縄・普天間の基地のなかに若干の土地を所有しておりますので防衛省沖縄防衛局からの手紙か何かかなあと思ったのですが、そうではありませんでした。封筒の裏を見ますと、送り人の住所はなく隅っこに見落としそうな小さな字で「首里城」と記されていました。

えっ?何?首里城からって・・・どういうことなんだ・・・首里城は昨年十月末に炎上、焼け落ちてしまったはずだけれどと思いながら封を切り手紙を取り出しました。何かキツネにつままれたような気分でありました

拝啓
 
GGIさま、突然お手紙を差し上げ失礼いたします。私は昨秋焼失してしまいました首里城でございます。沖縄の本土復帰以来、永きにわたり普天間基地内に土地を所有していただき心から感謝申し上げます。今日は折り入って勝手なお願いがあり、失礼をかえりみずお手紙を差し上げるしだいです。
 
私どもの炎上後、消防局など関係者が火事の原因を懸命に調べてはいるものの、いまだに原因を特定するに至っていないようです。けれども、私どもは火事のほんとうの原因を科学的に突き止めることは無理であろうと考えております。と申しますのは、私どもは何かが原因の失火や放火などが原因で炎上したからではないからです。

実は、私どもは自爆したのです。すなわち、自分の意思で自ら炎上したのです。焼身自殺と申してもよろしいのですが、私の気持ちからすれば、正確には自爆攻撃というべきであろうと思っております

なぜ、私どもが昨年10月末に自爆することになったのか、その理由は沖縄の歴史の中に存在しております。ここで沖縄の、首里城の歴史について、簡単に少しおさらいしてみませう

首里城は1429年に建てられました。それから450年間、明治のはじめにいわゆる「琉球処分」によって日本政府により琉球国を廃止させられ日本の領土にされてしまうまでは、私ども首里城は琉球王国の政治や外交、文化の中心地でありました。城と称されてはいますが、決して軍事的意味合いを有するものではありませんでした。つまり、首里城は文化財としてもとても貴重な歴史的建造物であったのです。

しかし、先の大戦において、沖縄戦において、鉄の暴風と言われた米軍の猛攻撃のさなか艦砲射撃により炎上、焼失しました。米軍が首里城を攻撃対象としたのは、首里城の地下に日本軍の司令部が設けられていたからです。首里城は、皇軍と誇らしげに称されていた日本軍が城内に居なかったならば、米軍の攻撃にさらされ炎上することはなかったかもしれません。と申しますのは、米軍は本土大空爆を敢行した際、数多くの都市で無差別に空爆を行ったものの、古都であり貴重な歴史的建造物がある京都や奈良は爆撃しなかったからです。

このように琉球国のシンボルであった首里城は米軍の攻撃目標にされて炎上・消失したのですが、日本のシンボルともいうべき江戸城すなわち皇居は、あの一晩で10万人もが命が奪われて1945年3月10日の東京大空襲において、米軍の攻撃目標とはされませんでした。このため、皇居はほとんのど無傷、もちとん昭和天皇はじめ皇族も無傷でありました。GGIさん、お分かりでせうか、琉球国のシンボルであった首里城は日本の犠牲となって炎上したのですが、一方、先の大戦の震源地であり軍国日本のシンボルとも言うべき江戸城=皇居は無傷だったのです。

沖縄戦で私は炎上しましたが、沖縄が本土復帰したのち、1958年、守礼門を皮切りに再建が始まり、1992年11月、正殿を中心とする建築物群、そこへ至る門の数々と城郭が再建され、首里城公園として復元されるに至りました。しかし復元後も、私は二次大戦で自分が日本の皇居の、犠牲にされたのだという思いが消えず、そのことを胸に刻みつけて生きてきました。

本土復帰後、一坪地主のGGIさんも承知のとおり、米軍基地が極度に沖縄に集中するようになりました。すなわち、またしても沖縄が日本の犠牲になっているという状態が今日まで続いてきたのです。そして昨今は、基地を縮小すると言いながら、逆に新しい基地をつくるという日本政府と米国政府の合作による大詐偽がまかり通っています。ご存知のとおり、GGIさんが土地を持っておられる普天間基地を返すかわりに辺野古に新たな基地を建設しているのです。

かつての沖縄県知事、大田昌秀さんも、前知事の翁長雄志さんも、米軍基地の存在に強く異議を唱えていました。2018年10月に沖縄県知事に就任された玉城デニーさんも辺野古への基地建設に懸命に反対しておられますが、事態は一向に動きません。日本政府は、何が何でも建設する構えをくずさず、アメとムチで沖縄の人々に言うことをきかそうとしています。

一坪地主のGGIさま、このようなあなたが地主になってくださってからも、残念ですが事態は何も変わっておりません。このままでは近い将来、変わる見込みはほとんど期待できません。かようなしだいで、かつての琉球国のシンボルであった私は悶々とした日々を過ごしていたのですが、昨秋、決意したのです。このままではどうにもならない、日本政府に押し切られてしまう、この事態を少しでも動かして沖縄の人々のお役に立ちたいと思い、自爆する決意を固め、10月の最後の日に自爆を決行したのです。

 心ある沖縄の人々はおそらく私の炎上は自爆によるものであることを察してくださっておられるのではないかと思います。覚悟を決めて私は自爆炎上したのです。

しかしながら、私どもの炎上後、好ましからぬ事態が生じています。

私の自爆後、日本政府はすばやく「政府として、復元に向けて責任を持って取り組む」と宣言しています。予算措置も講じ、復元に向けて、2019年度内をめどに工程表の策定を目指すことを決めているとのことです。この日本政府の方針は、米軍基地に反対する、辺野古の基地建設に反対する沖縄の人々を懐柔することを意図したものであることは明明白白です。大きなアメをぶら下げたのです。

私は「沖縄の米軍基地・命!」だとする日本政府の姿勢に抗議して自爆したのです。日本政府に対する自爆攻撃に他なりません。ですから、私としまして、日本政府のおカネによって自分がこの世に復帰するつもりは毛頭ありません。日本政府のカネで首里城が復元されたとしても何の意味もありません。

ですから、沖縄のみなさま、沖縄の未来を憂えているみなさま、GGIをはじめとして一坪地主のみささま、米軍基地に反対しているみなさま、どうか日米政府が辺野古の基地建設を断念するまでは、決して私を再建しないでください。どうか、首里城再建のために日本政府に頼るようなことは決してしないでください。

最後に沖縄県知事、玉城デニー様に以下のようにお伝えくださるようお願いいたします。

「知事さんは私の自爆後に日本政府に再建の要請を行われたとのことです。しかしながら、日本政府におカネを出してもらうなどということを私は受け入れることに絶対にできません。辺野古の基地建設問題が解決されないまま私を再建するようなことは決してしないでください。もし再建されたならば私は再び自爆するでありませう」

2020年2月7日   昨秋自爆した首里城より

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

今日の写真は炎上する首里城です(2019年10月31日夜)。時事通信さんの写真を借用しました

グッドナイト・グッドラック!






アホなナルシストほどみっともないものはありませんよ・・・

2020-02-08 01:23:33 | 日記
米国下院議長のナンシー・ペロシさんがトランプさんの演説原稿を上下両院の全議員を前にして派手に破り散らという大英断を敢行したした2月5日、この日はこの冬一番の寒さでした。小雪が散らつき、久しぶりに手袋をしていても手がかじかみました。

午後、雑用を済ませて帰ってきましたら、わがガーデンのあちこちに白い花が咲いているのに気づきました。水仙さんであります。この寒さの中で凛として咲いている姿に思わず見とれてしまいました。

しばらく眺めておりましたら、小さな声がしました。どこから声がするのだろうと見まわしましたら、すぐ近くからまた声がしました

もしもし、GGIさんでしょう、私です、水仙です、お久しぶりです

えっ?以前どこかであなたにお会いしましたっけ?

GGIさん、物忘れが一段をおすすみになりましたね、2年前のいまごろ、あなたと長い対話を交わしたではありませんか

二年前・・・さっぱり思いだせんなあ・・・

あのとき、ナルシストの語源と水仙の語源は同じ、そしてあなたはナルシストであるとお話したでしょう。そのときのことをGGIさんは2018年1月21日の日記に書いていらっしゃたのをご記憶ありませんか

う~ん、ナルシストかあ・・・アナキストなら知人のなかにいるけどなあ・・・ああ、思いだした・・・あのときは水仙さんか。あのとき、あなたは私のことを、おまえはナルシストだと決めつけ、みっともないナルシストだとムチャクチャにこき下ろしましたね、澄ました顔してよくあれだけ口汚く言えるものだと、あのときはあきれてしまいました

ごめんなさい、すこし口が過ぎたかしら?

もちろん。でもGGIはあなたの罵詈雑言に屈するような人間ではありませぬ。ですから、いまでもナルシストとして生きております。だいたいですねぇ、人間はすべからく大なり小なりナルシストなのです。ですから、ナルシストであることはとやかく言われる筋合いのものではありませぬ。ところで今日は何の話ですか?

おっしゃる通りです。でも、ナルシストとして生きることはご自由ですけれども、今日は品格なきナルシスト、オツムの悪い幼稚なナルシストは最低という話でございます

何、GGIは品格なきナルシストだとおっしゃるのか、アホで幼稚なナルシストであるとおっしゃるのか、この無礼者!

いえ、そうではなく、GGIさんはそんなナルシストになってはいけませんよ、品格あるナルシストになってくださいね、という話なのです。

わかった。ではここで試験問題、品格なきナルシストって、たとえばどんな人物なのか、実例を挙げよ

お答えします。その典型は今日米国の議会で自分の演説原稿をみんなが見ているまえで下院議長さんに破り捨てられてしまったトランプ大統領さんです。あの方の自画自賛てんこ盛りの演説は品格無きナルシストの典型です。あの方は自分が歴史に残る米国を救った偉大な大統領であるとみんなから思われたいのです。彼はこのことだけを望んでいるのです。そのためには何でもします。これ以上の品格なきナルシストがいるでせうか?

なるほど、では次の試験問題、アホで幼稚なナルシストって、たとえばどんな人物なのか、実例を挙げよ

この問題は簡単です。これは考えなくてもわかります。もちろん、答はあの甘ったれのアベ坊です。あの方は首相のくせに、質問が自分の気に食わないものであったり、自分に都合の悪いことを質問されると、質問者にヤジを飛ばしたり、質問者をウソつき呼ばわりしたりしますね。これは幼児性あほナルシストの典型です。要するに私の研究によれば、トランプさんやアベ坊の例から分りますように、自己愛が極端に強いのが真性のウルトラ・ナルシスト、自己愛のついでに愛国心も極端に強いのがウルトラ・ナショナリスト、つまりナルシスとナショナリストは相性がよく、紙一重なのです。ですから、GGIサンもお気を付けあそばせ

なるほど・・・では次の試験問題。正しきナルシスト・真正ナルシストとはいかなる者を指すのか、具体的に答えよ

それは私をご覧になればお分かりになるはずです。正しき真正ナルシストの条件は、何と申しましても、気高いことです。つまり上品で高貴であることが真正ナルシストには不可欠の要件です。この雪のちらつくなかでも凍える寒さなんかものともせず、凛として清らかな花を咲かしている私の姿をご覧になれば、正しきナルシストのあり方がご理解いだけると思います。おわかりなりましたか?

・・・わかりました・・・よ~くわかりました・・・素晴らしき自画自賛のお言葉、あなたはナルシスト中のナルシストであることがよ~くわかりました。もう、あきれてモノがいえません・・・あなたの結構のお話をうかがっているうちに体が冷えてきましたので、これで失礼させていただきます。

これこれ、GGIさん、あきれてモノが言えない、とは何ですか!待ちなさい、まだ話があるのです

いや、体が冷えてきて、気高きお方とこれ以上話していたら、オシッコちびりそうになりますので失礼します

こらっ!待て、この弱虫野郎の卑怯者!

今日の写真はわがガーデンの「気高き」水仙さんを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になり、水仙さんのお言葉が正しいか否かご検討くださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!