
先日、郵便局からヘンな封書が送られてきました。封をきってみますと、「本人限定受取(特例型)郵便物等の到着のお知らせ」と題された紙切れが入っており、以下のように記されていました。
「本人限定受取郵便物等(受取人ご本人に限定してお渡しする郵便物)が到着しており、下記郵便局にて保管しております・・・・」
本人に直接手渡さなければならにことになっている郵便物なので、希望する配達日・配達時間帯を郵便局に知らせよ、受け取りに際しては身分を証明する書類を提示せよ、身分を証明する書類の内容はコピーに取るか配達人により記録をとらせてもらい、知り得た個人情報は郵便局において適切な安全監視措置を講じて管理・保管する、などと書かれていました
普通、配達証明が付されている郵便物の場合は、郵便物を受け取るときに署名するかハンコを押すだけでいいのですが、これはやけに厳重な配達方法です。つまり、この「本人限定受取(特例型)郵便物」というのは本人と確認できなければ配達しないとするものです。
こういう妙にやっかいな郵便物、GGIはできれば受け取りたくないのですが、郵便局のみなさんに迷惑をかけるのも気がひけますので、とりあえず電話して配達日時を指定しました。
翌日昼過ぎ、郵便屋さんがやってきました。郵便物を手渡す前にGGIが差し出しました身分証明書代わりの健康保険証の記載内容を、確かに本人であることを確認してに手渡したことを証明するための用紙にせっせと書き写しておりました。まことにご苦労さまであります。
配達されたのは現金書留でありました。差出人は「沖縄防衛局 管理部 施設取得第一課 用地調整室」、責任者の氏名は記されておりません。
内容は以下のとおりです。
GGI殿
補償金額 1,737円
日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の用に供するため必要な土地について、平成31年3月14日沖縄県収用委員会が行った権利取得裁決平成28年(権)第2号及び明渡裁決平成28年(明)第2号に関わる補償金を下記金額の通り支払います。(以下省略)
要するに、GGIが米軍普天間飛行場内に所有している土地を沖縄県収用委員会の採決に基づきGGIの意に反して勝手に基地として使用することにしたので、補償金(借地代)を送金する、だから受け取れというわけです。
当方は補償金をちゃんと現金で送りつけた、それを貴殿はそれを確かに受け取ったのだ。とにかく国はカネを払ったのだから、もう文句なんか言うな、何を言ってももうムダ、というまことに慇懃無礼な郵便物であります。
これまでは土地の補償金の額は決まっても、「貴殿の所有する土地に関する補償金は日本銀行コザ代理店に供託しておいたので、ほしければコザまで受け取りに来い」という知らせが送られてきただけでありました。しかしこのたびは違っておりました。いきなり現金を送りつけてきたのです。こんなことは初めてです。
いかなる事情によるものか定かではないですが、日銀のコザ代理店に供託してもほとんどの人はわざわざコザまでいって受け取ったりしませんので、あるいは受け取る意思がありませんので、供託金は未払いのまま貯まる一方、これでは補償金を支払ったことにならないのではないか、法的には適切な事態とは言い難く好ましいことではない、このままではイチャモンを付けられるかもしれない、だからいっそ現金を地主に直接送りつけたほうがいいのではないかなどとカシコイお役人が考えついたのかもしれません・・・
事の真相は定かでありませんが、いずれにしましても、このたび、GGIは現金で補償金を受け取ってしまったのであります。
沖縄防衛局としては「GGIよ、これまでは《オレは補償金なんか受け取っていないぜ、カネを受け取ったいないのに勝手に土地を米軍の「用に供する」のは違法だぜ》とあれこれ当方にイチャモンをつけることができたかもしれぬが、このたびはあんたは現金を受け取ってしまった。これで当方には法的手落ちはまったくないことになるのだ、分ったか!今後はショモない文句を言ったりするな!」というわけでありませう。
こう考えますと、このたび受け取りを拒否すべきであったかもしれないなあ、このような「特例型」郵便物なんか無視しておくべきだったかなあとGGIは若干忸怩たる思いがしないわけでもありません・・・
しかしながら、沖縄防衛局としては確かに他人の土地の強制収用にさいして法的瑕疵はないかもしれませんが、そもそもこの強制収用の法的根拠である「駐留軍用地特別措置法」なる法律(1952年制定)は日本国憲法に明らかに違反しておりますから、補償金を受け取っても受け取らなくても国の行っていることが違憲・違法であることに変わりがない、というのがGGIの考えでございます
今日の写真は「補償金」が入っていた現金書留の封筒を撮ったものです。何の変哲もないものでありますのでクリックしてご覧になるにはおよびませぬ
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・
グッドナイト・グッドラック!
「本人限定受取郵便物等(受取人ご本人に限定してお渡しする郵便物)が到着しており、下記郵便局にて保管しております・・・・」
本人に直接手渡さなければならにことになっている郵便物なので、希望する配達日・配達時間帯を郵便局に知らせよ、受け取りに際しては身分を証明する書類を提示せよ、身分を証明する書類の内容はコピーに取るか配達人により記録をとらせてもらい、知り得た個人情報は郵便局において適切な安全監視措置を講じて管理・保管する、などと書かれていました
普通、配達証明が付されている郵便物の場合は、郵便物を受け取るときに署名するかハンコを押すだけでいいのですが、これはやけに厳重な配達方法です。つまり、この「本人限定受取(特例型)郵便物」というのは本人と確認できなければ配達しないとするものです。
こういう妙にやっかいな郵便物、GGIはできれば受け取りたくないのですが、郵便局のみなさんに迷惑をかけるのも気がひけますので、とりあえず電話して配達日時を指定しました。
翌日昼過ぎ、郵便屋さんがやってきました。郵便物を手渡す前にGGIが差し出しました身分証明書代わりの健康保険証の記載内容を、確かに本人であることを確認してに手渡したことを証明するための用紙にせっせと書き写しておりました。まことにご苦労さまであります。
配達されたのは現金書留でありました。差出人は「沖縄防衛局 管理部 施設取得第一課 用地調整室」、責任者の氏名は記されておりません。
内容は以下のとおりです。
GGI殿
補償金額 1,737円
日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の用に供するため必要な土地について、平成31年3月14日沖縄県収用委員会が行った権利取得裁決平成28年(権)第2号及び明渡裁決平成28年(明)第2号に関わる補償金を下記金額の通り支払います。(以下省略)
要するに、GGIが米軍普天間飛行場内に所有している土地を沖縄県収用委員会の採決に基づきGGIの意に反して勝手に基地として使用することにしたので、補償金(借地代)を送金する、だから受け取れというわけです。
当方は補償金をちゃんと現金で送りつけた、それを貴殿はそれを確かに受け取ったのだ。とにかく国はカネを払ったのだから、もう文句なんか言うな、何を言ってももうムダ、というまことに慇懃無礼な郵便物であります。
これまでは土地の補償金の額は決まっても、「貴殿の所有する土地に関する補償金は日本銀行コザ代理店に供託しておいたので、ほしければコザまで受け取りに来い」という知らせが送られてきただけでありました。しかしこのたびは違っておりました。いきなり現金を送りつけてきたのです。こんなことは初めてです。
いかなる事情によるものか定かではないですが、日銀のコザ代理店に供託してもほとんどの人はわざわざコザまでいって受け取ったりしませんので、あるいは受け取る意思がありませんので、供託金は未払いのまま貯まる一方、これでは補償金を支払ったことにならないのではないか、法的には適切な事態とは言い難く好ましいことではない、このままではイチャモンを付けられるかもしれない、だからいっそ現金を地主に直接送りつけたほうがいいのではないかなどとカシコイお役人が考えついたのかもしれません・・・
事の真相は定かでありませんが、いずれにしましても、このたび、GGIは現金で補償金を受け取ってしまったのであります。
沖縄防衛局としては「GGIよ、これまでは《オレは補償金なんか受け取っていないぜ、カネを受け取ったいないのに勝手に土地を米軍の「用に供する」のは違法だぜ》とあれこれ当方にイチャモンをつけることができたかもしれぬが、このたびはあんたは現金を受け取ってしまった。これで当方には法的手落ちはまったくないことになるのだ、分ったか!今後はショモない文句を言ったりするな!」というわけでありませう。
こう考えますと、このたび受け取りを拒否すべきであったかもしれないなあ、このような「特例型」郵便物なんか無視しておくべきだったかなあとGGIは若干忸怩たる思いがしないわけでもありません・・・
しかしながら、沖縄防衛局としては確かに他人の土地の強制収用にさいして法的瑕疵はないかもしれませんが、そもそもこの強制収用の法的根拠である「駐留軍用地特別措置法」なる法律(1952年制定)は日本国憲法に明らかに違反しておりますから、補償金を受け取っても受け取らなくても国の行っていることが違憲・違法であることに変わりがない、というのがGGIの考えでございます
今日の写真は「補償金」が入っていた現金書留の封筒を撮ったものです。何の変哲もないものでありますのでクリックしてご覧になるにはおよびませぬ
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・
グッドナイト・グッドラック!
ヨッサリアン様が愛してやまない チョコレート
ブラックサンダーの専門店がJR京都駅地下に出来たようです。
是非一度お出まし下さいませ
京都新聞より
ブラックサンダー「抹茶味」限定販売、京都駅に専門店
2019/4/10 12:53 (JST)
年間販売本数が約2億本にのぼる人気のチョコ菓子「ブラックサンダー」の専門店「京都ブラックサンダー コトチカ京都店」が、地下鉄京都駅南改札口横にオープンした。
京都ブラックサンダーは抹茶味。昨秋からご当地限定商品として販売されると京都土産として人気になった。製造元の「有楽製菓」と連携し、駅のにぎわい創出の一環として専門店を出店することになった。
店の大きさは20平方メートルで、デザインも「京都ブラックサンダー」のパッケージをイメージ。8袋入り(税抜き600円)と14袋入り(同千円)を販売している。
わたくしはむかしから先見の目があるのでございます。
次は6月6日の日記に書きました「おせんべいらくがきたのしいよ」という「らくがキッズ」が売れることでありませう!