UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

生物の時間:なぜハチの巣はアルミサッシと相性がいいのでせうか?

2018-05-23 01:25:57 | 日記
一昨日の午後、知人がやってきて居間のちゃぶ台の前に座っておりました。

暑い日でありましたのでガラス戸をあけ放っておきましたら、蜂が一匹部屋の中に迷い込んできて知人の頭の上を旋回、そうしましたら身体強健、恐いもの知らずの野生児のような知人、ハチを怖がってあわてておりますのでGGIは申しました

「大丈夫や、こちらからワルサなんかしなければハチは刺したりしないから」

これは真実であります、おとなしい蜂は人間の手のひらに乗ったりするぐらいなのです。

ハチがブンブン部屋の中を飛び回るのを眺めていまして、もう5月も半ば過ぎ、そろそろハチが姿を現す季節になったなあと気づきました。ハチは毎年五月ごろに巣を作りはじめるからです。

一昨年はガラス戸のアルミサッシにハチ君たちが見事な巣を作って秋まで大活躍しておりました。その活躍ぶりは2016年9月の日記に掲載しておいた写真をご覧いただければお分かりいただけるでありませう

ガラス戸のサッシに蜂が巣を作っていることに気づいたときは、はじめは困ったことになったなあと思っていたのですが、ハチ君たちは巣を作っても大挙して庵の居間に侵入して乱舞するようなことはありませんでした。ときおり部屋のなかに迷い込んできて、いつまでも出口が分からず困惑しているハチ君はおりましたが、ハチ君たちはおおむねなかなか礼儀正しく、GGIを困らせるようなことはいたしません。わが庵では平和共存以外に道はないことをハチ君たちはよく理解していたのです。

そして昨年も5月のはじめに、女王蜂がひとりでやって来て、せっせと巣の建設工事を始めました。このときの様子は昨年5月の日記に乗せた写真をご覧になってください。

巣を作った位置は一昨年とは異なるのですが、やはり一昨年と同様、居間のガラス戸のアルミサッシに巣を作っていました、

昨年の蜂の巣は途中まで無事できあがっていたのですが、どうしたことか、ある日忽然と姿を消しておりました。跡かたはまったくありません。何かのひょうしに巣が下に落っこちてしまったのかと思って付近を探したのですが何も残っていません。ノラ猫君なんかが襲ったのかとも思ったのですが、その気配もありませんでした。まるで神隠しです。何か事情があって、せっかく途中めで作った巣をヨッコラショと担いでどこかへ引っ越したのでありませうか・・・・

そんなことをすっかり忘れていましたら、知人が帰って行ったあとガラス戸のアルミサッシに何となく目をやりましたら、なんと小さなハチの巣があるのを発見してしまいました!

今年も蜂の巣クン、やってきていたのです。今日の写真はこの今年の蜂の巣を撮ったものです。クリックしてご覧になってくださいませ。

昨年とは異なる位置に巣を作っています。そうかあ、さっき知人の頭上を旋回していたハチは今年の巣を作りに来ていた女王蜂だったかもしれないなあ・・・

でもハチの巣はどうしてアルミサッシなんかに巣を作りたがるのでありませうか?

ネットさんなどで調べて見ますとどのような場所に巣を作るのかが説明されていますが、もうひとつはっきりいたしませぬ。しかしながら、我が庵にハチ君が巣を作りたがるのは、庵の主が平和共存を愛する、自分たちに攻撃なんか仕掛けてくるような人物ではなく、しかも知性と教養に満ちた人物であるからなのでありませう・・・・

などと思って、あるときハチ君に尋ねてみましたら、ハチ君は思わず吹き出して

「GGIさんてオモシロイこと考える人ですねえ、あのねえ、巣をつくるときには家主の知性や教養なって関係ありませんよ!そんなことより大切なのは、いわば素材とハチの巣の相性ということです。素材というのは巣を作ろうとする場所の材質やテクスチャーのこと、それがどのようなものであるかということが大切なのです。」

「あのねえ、巣を作るためには、まず巣を支えるために、巣の付け根になる部分をしっかり固定しなければなりません。しっかり固定するには強力な接着性を有している糸のようなガムのようなものを使うのですが、巣を作る場所の表面が接着に適したものでなければなりません。この接着性という点に注目すると、スベスベとして平らなアルミサッシの表面は最適の条件を備えているのです。表面がザラザラしていたり、表面が凸凹だったりすると、接着させることが容易ではありませんから、巣をつくる場所としては不適なのです」

ハチ君の説明が正解か否かは定かではありませんが、GGIの監察結果とほぼ一致しておりますので正解である可能性を秘めております。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

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