UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

放射能汚染木材チップの行方を追って、ああ高松の夜・・・

2016-09-27 01:12:15 | 日記

昨日の日記に、先週末に知人二人と一緒に四国の高松へ行ったとかきましたが、実はGGIは某ミッションを帯びていたのであります。ミッションの内容は《高松の夜に放射の汚染木材チップの行方を追え》

高松市で先週の土曜日と日曜日に全国市民オンブズマン大会が開催されましたので、その会場に潜入し、ミッションを遂行することになっていたのです

これまでに何度かこの日記で書いておりますが、福島県から放射能に汚染された木材チップが湖国に持ち込まれ、県内某市の河川敷に不法投棄されるという事件が三年前に起きました。湖国の当時の女性知事はその後不法投棄を行った業者にこの放射能汚染木材チップを撤去させ、県外の某所に搬出させたのですが、「卒原発」とやらで一時全国的な売名行為を行った環境学者を自称するこの知事、この県外へ搬出された汚染木材チップの行方について完全黙秘を貫いておりました。

このためGGIは不法投棄の現場となった某市の住人である知人に協力して、何度も情報公開請求などを行うことにより、今からちょうど一年前に、遂に汚染木材チップが群馬県は前橋市の産廃処理業者のところへ搬出されていたことが判明しました(この間の事情については、興味のある方は以下のサイトなどをご覧くださいませ):http://blog.goo.ne.jp/ugugggi/d/20150922

このことが新聞などで報じられたため、前橋市などの市民が動きはじめ、群馬の市民オンブズマンの方々がその後の行方を追うことになったのですが、その後も放射能汚染木台チップの行方はようとして知れませぬ。

そこで、このたびの市民オンブズマンの集会の場で、群馬からの関係者と遭遇して、汚染木材チップの行方について、その後の情報を収集することにしたのです。

土曜日の午後は今話題になっている富山市の政務活動費のインチキ問題など、いろいろな報告や講演などが続きましたので情報収集は無理、夜の懇親会でミッションをこなすこをにいたしました

懇親会の会場は中心街、高松港に近い高層ビルの27階、高いだけあって夜景も素晴らしかったのですが、中華料理による立食のパーティ、お値段のほうも結構なものでありました・・

この会場で無事、群馬からやって来た関係者と遭遇することができました。

この市民オンブズマン組織の代表を務める人物、背は高く体格リッパ、まん丸でツンツルテンのみごとな坊主頭、代表者というよりは「ボス」といった感じの人物です。

「いやあ、こんな風貌をしておりますので、正義の味方のつもりなのですが、よくその筋の人間だと思われたりして往生します、ワッハッハ」 

「とにかく群馬は昔からワルが多くてドロドロの世界・・・ナカソネやフクダなど自民党の大物の地盤、あの小渕優子の政治資金問題も、不起訴になった当日、すぐ検察審査会に異議申立てを行ったのですが、結局は不起訴というありさま・・・」

「あの湖国から持ち込まれた汚染木材チップの問題、受け入れた前橋の産廃業者は突き止めたのですが、彼らはなかなか巧妙ですよ、その先が分からない・・・・」

「放射能が含まれている産廃の場合も、結局は濃度規制ですから、何か大量に混ぜ物をして濃度を基準値以下に下げしまえばOKというわけ、普通の産廃ということになってしまいます。だから奴らは、混ぜ物をして濃度を下げてしまい、おまけに《これは産廃ではありません、有価物である、だからこれはただの商取引、産廃取締りの法律とは無関係》と称してタダ同然で他の業者に売り払う、それを引き取った業者がどこか山の中にでもへこっそり置き去りして捨ててしまったのではないかと思われるのです」

「とにかく、この群馬、東電の影響力が強く、他にもたくさん原発事故関連の怪しげなモノが持ち込まれているのではないかと思われます。」

「それに群馬県は最近、バイオマスによる発電を行うなどと言い始めていますので、このバイオマスの燃料として、これらの怪しげな廃棄物を燃やされてしまえば万事休す、煙よ煙よ、みな煙よ、いっさいがっさいみな煙となりかねません・・・」

この人物、なかなか元気一杯、有言実行の人であり、最後に

「いやあ、群馬県の○○市の市長選に4回立候補したのですよ、一回はいい線いったのですが、なにしろこのデカイ坊主頭、女性票がさっぱり入らなくてまいりました、ワッハッハ!」

かようなしだいで、まことに残念ですが、あの放射能汚染木材チップの行方は高松の夜の闇にまぎれて、ようと知れませぬ。

しかしながら、最終的な行方について「どこへ持って行ってしまったかを明らかにしたりしたら何億円もの損害賠償を請求される可能性がある言うわけにはいかない」と言って逃げ切った湖国のかつての女性知事も、また「最終的にどうなったか、その地名などを明らかにすると、(風評被害などにより)膨大な経済的損失を生じさせかねないでの、明らかにすることはできない」と主張して捜査資料の開示を拒んだ検察も、このムチャクチャな検察の主張を認めた最高裁も、汚染木材チップの行方を知っているのであります。

まことに何という国でありませう・・・

今日の写真は高島市の夜景です。よろしければクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック!

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