UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

スズメさんたちと油揚げの思い出、そして温暖化の思い出?・・・

2015-12-17 00:13:41 | 日記

昨日の朝、わが庵のサザンガーデン、地面でスズメさんたちが戯れていました、雀さんたちはとても敏感で少しでも人の気配がすると、さっと飛び立ってしまいます

 逃げられてしまわないよう部屋の中からスズメさんたちを眺めておりました、小さな木の実でも落ちているのでせうか、しきりに地面をつついております

 このスズメさんたちの姿を眺めておりましたら、GGIは遠い昔によんだスズメさんたちが主人公の短い小説を思い出しました、記憶は定かでないのですが、むかしあった「話の特集」という小さな雑誌に掲載されていた小説であったと思います、小説の募集に応募して優秀な作品として選ばれた小説だったように思います

 さだかならぬ記憶をたどりますと、あらすじは以下のようなものです

 スズメさんたちが自分たちの小さな畑で育てて獲れた大豆の包みを持って町の豆腐屋さんにやってきます、そして豆腐屋さんのおじさんに頼みます

「おじさん、これは他に鳥に食べられたりされないように、秘密の畑で私たちが大切に大切に育てた大豆です、これでお豆腐を作っていただけないでしょうか?」

「ええ?これでお豆腐を作るの?でも、君たちが食べるのなら小さな小さなお豆腐を作らないといけないね」

「そうです、小さな小さなお豆腐です、それからお豆腐を作ったら、それで油揚げをつくってほしいのです」

「えっ、油揚げも・・・小さな小さな油揚げをつくるの?でも、どうして油揚げがいるの?」

「もうすぐ子どもたちの運動会(入学式だったかもしれません)があるのです、そのときにお稲荷さんをつくって子どもたちに食べさせたいのです、おじさん、どうかお願いします」

「わかりましたスズメさん、作ってみましょう、でも小さな小さなお豆腐に小さな小さな油揚げ、うまくできるかなあ」

豆腐屋のおじさんが仕事にかかります、まわりを取り囲んでいるスズメさんたち、一生懸命になってお豆腐を作っているおじさんを見ていて、やがて口々に言います

「お手伝いしましょう!」

「お手伝いしましょう!」、

「お手伝いしましょう!」

まあ、これだけのお話しでありますが、このスズメさんたちの「お手伝いしましょう!」というフレーズ、永らくGGIの記憶の底にしっかりと横たわっているのです

 ところが、この話、よく思い出せませんので、ネットさんにお願いして「スズメ、油揚げ」のキーワードで探してみましたら見つかったのです!何とGGIと同じように、雀さんの話ってどんなのだったかなあと探しておられる方がいたのです、さらにビックリしたのは、今では「すずめのおくりもの」という題名の立派な絵本になっているようなのです、ご興味ある方は以下のサイトをどうぞ!

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1088956140

先に記しました「話の特集」にはもう一つ、優秀作品に選ばれた短い小説が掲載されていました

題名は忘れました、筋書きもほとんど忘れてしまったのですが、水が街に毎日ひたひたと迫ってくる日々を描いた小説です、何十年も前に書かれたものです

今日は○○まで水が押し寄せてきた、昨日は○○までだった、一昨日は○○が水に浸かってしまった・・・ここまで水が迫ってくるのはいつごろになるだろう・・・主人公は逃げ出すわけでもなく、ただじっと水が迫ってくるのを静かに待っているのです、ただそれだけの小説です

淡々とした文体で迫りくる破局・危機?がファンタジックに描かれており、この小説も永らくGGIの記憶の底に横たわっております、この小説、今から考えますと、ひょっとしたら最近喧しい地球温暖化を予見したものであったのでせうか・・・・

 今日の写真は庭で戯れる数羽のスズメさんたちを撮ったのでありますが、スズメさんの姿が背景と一体となって判然といたしませぬ、よろしければクリックしてご覧になりどこにスズメさんが写っているのか探索してくださいませ(右側のさつきの根本あたりにいるようですが・・・)

 グッドナイト・グッドラック!

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