UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ああ、永年のカンチガイ・・・ウィルキンソン・タンサンさん

2021-08-27 00:52:25 | 日記
先日、ウィスキーをハイボールにして飲むために、ウィルキンソン・タンサンのペットボトルを近くのスーパーで買いました

ペットボトルを手にして、ちかごろはウィルキンソン・タンサン、どこでも安い値段で手に入れることができるけど、終戦後しばらくは高級品だったよなあ、自衛のためだと称して世界一アホで無謀、後方支援なしまともな戦略・戦術皆無、未だに100万人以上の兵士の遺骨が放置されたままであるという無責任そのものの愚かそのものの戦争をしてコテンパンにやられて、そのあと世界の王者・米国の豊かさを象徴するような品々がどっと日本に入り込んできたよなあ・・・

米国産日の丸を掲げたラッキー・ストライク、バヤリースのオレンジジュース、コカコーラ、それにウィルキンソン・タンサン・・・

これらの品々すべてが当時の日本人には豊かさの象徴、あこがれの的であったよなあ・・・

などとしばし来し方を回顧したのでありますが、去る某日、朝日新聞夕刊の連載特集記事「まだまだ勝手に関西遺産」を何となく眺めておりましたら、ウィルキンソン・タンサンは戦勝国・米国産なんかではなくリッパな国産品であると書いてあり、えっ?ほんまかいな!とGGIは目を丸くしてしまいました。

記事によりますと、明治のころ、神戸で暮らしていたウィルキンソンさんという人物が有馬の山奥あたりで炭酸鉱泉を発見、これはおいしい、いける!ということで瓶詰めにして売りはじめたのが始まりだそうであります

ウィルキンソン・タンサンというシャレた名称から、GGIは優に七十年以上にわたり、このタンサンさんは豊かな米国からの輸入品であると思い込んでいたのでありました、おおいなる永すぎるカンチガイでありました・・・

ついでながら申し上げますと、バヤリース・オレンジ、現在の発売元、朝日ビールの子会社である朝日飲料のサイトを見ますと、同社が1951年に発売を開始したとしか書いてありませぬ。しかしながら、バヤリース・オレンジは、元々は正真正銘の米国発であります。戦前、米国の科学者、フランク・バヤリーさんという人物が発明した飲料であり、戦争にまけたあと、占領軍ならぬ「進駐軍」という名の米軍とともに日本にやってきたのです。GGIが大カンチガイしていたウィルキンソン・タンサンさんが進駐軍向けに日本に輸入したのが始まりだそうです。バヤリースさんはウィキペディアさんによりますと200ミリリットル入りのボトル(ガラス瓶)で当時何と50円もしていたとのこと、今の価格に直すと数百円、いや千円以上?に相当するのではないかと思われる超高級品だったのです

ラッキーストライクの想ひ出については2021年6月13日の日記に書いておりますので、おひまな方はご覧になってくださいませ

コカコーラについて申し上げれば、コカコーラはあの部厚いどっしりとしたガラス瓶に容れられていてこそコカコーラでありました。あの瓶の重さが魅力の源泉であったのです。したがいまして、今どきの薄っぺらなペットボトルに容れられたコカコーラ、これはかつてのコカコーラではありません。かつてのコカコーラのソックリさんに過ぎません。したがってGGIは口にする気になれませぬ・・・

ああ、それにもうひとつ、米国発のステキなものがありました。今では珍しく何ともないのですが、コンデンスミルクなる食品です。GGI、初めて口にしましたとき、世の中にこんな甘くておいしいモノがあるのか、このようなものを作りだしたひとはノーベル賞ものだと大感激いたしました・・・

などなど、今夜は年寄りのどこまでも限りなく無意味な無駄話でありました・・・

今日の写真はただウィルキンソン・タンサンのペットボトルを撮ったものです。いまでは珍しくも何ともありませんので、クリックしてご覧になるにはおよびません

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
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