UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

いい気になっていると今に大きなバチがあたるぞ、特大のバチが・・・

2019-02-07 01:03:48 | 日記
昨日、2月6日の夕刊に豚コレラのニュースが掲載されていました。このニュース、デジタル版でも報じられています。記事の見出しは

《豚コレラ 大阪・滋賀でも 愛知県出荷 5府県1.5万頭殺処分》

豚コレラが発生し広がることが懸念されるため、たくさんの豚クンたちを一挙に殺してしまうというニュースです。「殺処分」などというお役所式の誤魔化し用語が使われておりますが、これは正しくは「」もっと正確には「大量虐殺」と表現すべきです。1万5000頭の豚クンたちを数日の間に殺してしまうのです。感染源である愛知県の養豚場には「殺処分」のために自衛隊員が派遣されているとのこと・・・

数年おきぐらいに牛や豚などの家畜の「殺処分」が伝えられます。今回はまだ少ない方であり、ときには10万頭単位で「殺処分」という名の大量虐殺が行われます。GGIは家畜のジェノサイドとも言うべき「殺処分」のニュースに接しますとは気分が悪くなります。大量虐殺の様子を想像しますと食欲を失ってしまいます。

この大量の「殺処分」はすべて人間様の一方的な都合によるものです。人間様に病気が移ったらタイヘンだ、あるいはこれ以上広がったりしないようにというわけで、大切な栄養源としていつも日常的にお世話になっている牛クンや豚クンに対して情け容赦なくこんな酷い仕打ちを平気で行うとは・・・人間はまことにバチ当たりな存在です。たとえば一つの養豚場でたった一匹の豚クンがコレラにかかったり、かかっているという容疑をかけられますと、その養豚場の豚クンたちは全員「推定有罪」の判決を受け、あるいは連帯責任をとらされて、殺されてしまうのです・・・

GGIは若いころから半世紀にわたり豚クンのお世話になって参りました。すこし以前までは毎日お世話になっていました。GGIは朝食ならぬブランチに焼き飯を食することを常としており、焼き飯の具材に必ずベーコンを用いることにしているからです。最近、後期高齢者になるとともに毎日焼き飯を作るのがメンド―になってきましたのでベーコンを食する頻度は若干減って来ているのですが、でもベーコン君の日常的にお世話になっていることに変わりはありません。

GGIの全身のほとんどは豚クンのベーコンで成り立っていると言っても過言ではないのです。

豚クンの悲劇はこのように人間の勝手な都合による大量虐殺に巻き込まれることがあるということだけではなく、人間の暮らしに大いに役立っているかかわらず、人間どもからまったくと言っていいほど敬意を払われないということです。感謝されることもないのです。人間という動物はまったくの恩知らずなのです。

豚箱、豚児、ブタに真珠、ブタ野郎、豚のケツ、豚もおだてりゃ木に登る、などなど。またギャンブルなどで弱いフダを引いてしまうと、「あっ、ブタを引いちゃった」などとがっかりしたりします。このように豚を軽蔑する表現はいろいろあるのですが、豚に敬意を表する言葉や感謝の意を表する表現はまったくありませぬ・・・・

そこで、かつて、かなり以前のことですが、GGIは豚クンたちに感謝の意を、敬意を表するために長編詩を書きました。世界にはいろいろな詩を書く詩人がいるのですが、これまでに誰一人としてこのような詩を、ブタ君の賛歌を、作っていないからです。

愚かな恩知らずの人類を代表してGGIが作ったのです。タイヘンな力作でありました。でも、この詩の原稿を紛失してしまいましたので、まことに残念の極みでありますが、ここに御紹介することはできませぬ。ただ冒頭のフレーズだけがかろうじて脳ミソに残っておりますので、以下に記しておきます

《おお、ベーコンよ、
 スーパーの目玉商品、
 100グラム96円、大特価のベーコンよ、ブタ君よ、
 君は悲しくないか、
 わが身をこんなに切り刻まれて・・・》

この詩のことは2012年8月17日の日記に少しかいておりますので、おひまなかたはご覧になってくださいませ。

このたび「殺処分」されるのは1万5000頭の豚クンたちですが、2010年にはワールドカップに浮かれている間に27万ものウシ君とブタ君が「殺処分」されました。当時、2010年5月24日付けの朝日新聞が、家畜の病気を治したり予防することを仕事とする獣医さんが意に反して、次から次に殺していかなければならず、悪戦苦闘する様子を報じていました。

家畜の方法は、電気ショック、炭酸ガス、あるいは薬物であるとされています。しかし養豚場や牧場には大量に「殺処分」するための設備があるわけではありません。ですから、大量の「殺処分」は人手によることになります。一匹一匹捕まえて電気ショックを与えたり、狭いところに追い込んで炭酸ガスを無理やり吸い込ませたり、「殺処分」を実際に行う人にとってはとても辛い厳しい仕事です・・・

(余談:このワープロソフト「ワード」では「」という文字が出てきませぬ。なんということでありませう。この言葉は「死語」ではないのですから、しっかり変換されるようにしておきなさい!)

GGIはどこかで豚コレラ(豚ではなく牛あるいは鶏の病気かもしれません)のワクチンがあると言う話を読んだことがあります。これだけ科学技術が進んでいるのですから、予防のためのワクチンの開発や治療法を考えるなど、大量の「殺処分」を回避する方法があるはずです。いつまでも人間の勝手な都合で日ごろお世話になった要る家畜のみなさんを安易に大量虐殺していれば、いまにかならずや天罰が下るでありませう・・・・

2月7日夕刻のNHKニュースによれば、湖国の養豚場で「殺処分」されたブタ君たちは養豚場から20キロほど離れた町にある県の施設に運ばれ、深さ4メートルの地中に消毒用の石灰とともに埋められるとのことです。

今日の写真は地中に埋める作業の様子を伝えるNHKニュースのテレビ画面を撮ったものです。どうかクリックしてご覧になってくださいませ。いずれこの大きな穴は「殺処分」された豚クンたちの遺体で埋め尽くされることでありませう・・・どうか合掌してくださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!

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