UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

今年最後の重賞レース「国政選挙杯」大予想・・・・

2012-12-08 00:47:29 | 日記

選挙運動の嬌声ならぬ狂声が街にときおり鳴り響いている今日この頃でございます

その狂声に誘われたのか、近くのJR駅前で小さなお店をやっているGGIの友人が店の前に「総選挙大予想」なる大きな看板を立てております、

この人物、選挙の季節になると胸騒ぎがするというワルイ病気の持ち主であり、、うちのユキ子もお騒がせ人物でありますが、この人物も過去に何度か若干のお騒がせをおこした経験の持ち主、このたびの選挙に際しましても「オレも300万円あったらなあ・・・どだいおかしいやろ、誰にでも被選挙権があるといいながら金がないと出られんわけや、こんな供託金の制度は憲法違反やで!」と残念そうな気配でありましたが、出られない無念さを晴らすために「総選挙大予想」なるものを思いついたようであります

ここでお手数ですが、いつもの通り写真をクリックしてご覧くださいませ

勝ち組、競馬いうところの着順を当てれば賞品として図書金一枚、一金500円をくれるとのことですが、「高校生も関心をもとう」には笑ってしまいますね、でもまっとうなスローガンであります、

ところが、立ち止まってこの看板に興味を示す通行人が時おりいるもよう、それで「これをグッドアイディアや、看板を眺めていく人、結構いるぞ、少なくとも市民の関心を引くことにより投票率向上に資するわけやから、選挙管理委員会に表彰状のひとつぐらいくれ、という権利はあるよなあ」と励ましておきました。

というしだいで、今夜は政治競馬の名予想家であるGGI氏にどのようなレースになりそうなのかインタビューしてみました

「GGIさん、全体的に観て国政選挙杯のレースはどのような感じになるでしょうか、ひとつ大胆なる総選挙レース大予想をお願いします」
「そうですね、はじめは出走馬が予想以上に多いし、大混戦になりそうな気配であり、ファンには大変喜ばしく思われたのですけれど、ここまで次から次に、本人は駿馬のつもりの駄馬が名乗りをあげるとなると、シラケてくるというか・・・」

「GGIさんはシラケておられるんですか」
「そうです、シラケているというよりも正直に申し上げれば、このレースは絶望の極みですね、騒いでいるのは騒げば騒ぐほど儲かる仕掛けになっているマスコミ屋さんだけと違うでしょうか、だいたいですねぇ、グリグリの本命視されている馬が12日間という長丁場をそのまま最初から最後まで先行の一人旅、ダントツぶっちぎりで勝つようなレース、これはレースとは言えません、レースと言うに値しません、だからジミンのオッズはおそらく1.0倍でしょう、これでは馬券買っても何の意味もありません、すなわちこれは選挙レースと言えるような代物ではりません、儀式にすぎません、政権交代のための通過儀礼に過ぎないと言うべきでありませう」

「他の馬はそんない弱いのですか」
「弱いというよりもアホなんです、愚かなんですよ、オリンピックと勘違いしている馬がいたりするのです、オリンピックは勝つことよりも参加することに意義ありということになっておりますけれども、馬の中には参加できただけで、このレースに出られただけで嬉しくてたまらんという目立ちたがりの馬もいるのです、困ったものです、うちのお騒がせユキ子が騎手を務めるミライなんか、ひょうとしたらそういう馬の典型かもしれませんね、騎手本人にきけば強く否定するでしょうけれど・・・」

「ミライにはユキ子のほかに影の騎手がもう一人いるとのことですが・・・」
「そうですよ、こんな馬鹿げたことではファンを騙くらかしているのと同じです、そういえば、同じようにケッタイな馬がもう一頭いますね、イシンとかいう馬です、この馬にはハシモトという騎手とイシハラという騎手、二人が乗っているのです、まったくアホですよ、騎手が二人も乗っていては重すぎて自在に走ることができないじゃないですか、誰にでも分かることじゃないですか、まったくアホの極致です・・・」

「どうしてジミンがグリグリの本命視され、ぶっちぎりで勝ちかねないということになったのですか」
「う~ん、原因はいろいろありますが、一つはミンシュの騎手のノダ君が、いつレースやるつもりだと他の馬から問い詰められて、何の目算もないのに《近い将来》なんてことを言ったからでしょうね・・・・それに他の馬に基本的な不動かつ強固な戦略というものがまったくないことが大きな原因ですね」

「戦略がないというのはどういうことですか?」
「まあ、ミンシュは戦略もくそもない、ただ負けたくない、城を明け渡したくない、その一心というのが戦略ならぬ戦略であり、御同情申し上げますが、問題は第三極とかマスコミにはやされて浮かれている馬たちです、ジミンがぶっちぎりで独走しそうな気配が濃厚だというのに、ジミンを目の敵にせずに、ジミンのことなんかそっちのけで、駄馬どうしで競いあったりいがみあっているのです、《ミンシュは30年代中に脱原発だと言っているの、あらそう、それならうちは10年ミンシュさんより繰り上げて卒原発よ!》とユキ子が言うかと思えば、《それならオレのところは、あいだを取って30年代までに原発フェードアウトや》とイシンが言うしまつ、そうかと思うとサヨクという一番外枠でもともと不利な条件におかれているシャミンとキョーサンは《うっとこは今すぐ脱原発や》などと勝手なことを言って競いあっているありさまです、競うべき、打ち倒すべき相手を間違っているのですよ、ジミンが勝てば、こんな駄馬たちが言っていることは即日に紙くず同然になることは火を見るより明らかではないですか、それなのにこのようなノーテンキなレースをやっているのです、まことに絶望的です》

「それらなどうしたらいいのでしょうか?」
「君もオツムが弱いですね、ことは簡単ではないですか、ジミンのぶっちぎり独走態勢を阻止するためには原発政策の違いなんか脇に置いておいて、駄馬たちが一致団結火の玉となって、己をすて反ジミン国民統一大戦線を結成することです」

「なんだかヘタクソなどこかの党の選挙演説みたいで具体性がないですね、具体的にどのようなレース運びをすればよいのですか?」

「それはきわめて簡単、スタートダッシュの瞬間にジミン以外の駄馬たちが一挙にジミンを取り囲んで馬群に沈めればよかったのです、一頭がジミンより先回りしてジミンの進路を妨害したり、ジミンと並走して馬の脇腹を蹴り上げるとか、後ろから行ってジミンのお尻にムチを入れて、調子を狂わせるとか、いろいろな方法がむかしからあるのです

「そんなことしたら反則で失格になったりしませんか?」
「本物の競馬であれば、今は馬場の周囲に監視カメラがどっさり、反則がないかしっかり見張っているので、このような行為は不可能にちかいのですが、今話題しているのは、もともとが大変インチキくさい政治競馬のことです、政治競馬の世界ではなんでもありです、ばれても頑として居直っていまえば勝ちなのです、そんなことより私が言いたいことは、要するに真の対抗馬はどれか、しっかり見極めるという、すなわち今目の前にある危機は何であるかをしっかり見極めるという、きわめて当たり前のことが大切なのだということであります、そうでないと第三極やその他の弱小の馬どもは12日間だけはかない夢を言い散らかして終わるでありませう」

「では、この年末総選挙レースでジミンが終始独走の一人旅で圧勝すると、そのあとはどうなるとお思いでしょうか」
「う~ん、でもあまり心配はいらないかもしれませんね、というのはあのジミンの騎手であるアベ君、口元にチョビ髭をはやして前髪を垂らすと気の弱い小ヒットラーという感じになりますから、おまけに坊や坊やした人物でありますから、すぐに《ボク、おなか痛くなっちゃったからもうやめる、いやんなっちゃた》などともう一度言うかもしれませんから、そのようなことにれば再レースということになるかもしれませんね、しばらくの間は混とんとするかもしれません、しかしながら日本の政治レースはこの混とんを経てカタルシスにいたるしか道はないのではないでしょうか、あたりまえのことでありますが民主主義というのは手間暇がかかり時間を要するのです、このたびの政治レースはそのことを私たち市民が学ぶよい機会ではないでしょうか」

「今日はお忙しいなか、とても貴重なご意見、天下の大朝日が書きそうもない大胆なご意見をお聞かせいただきありがとうございました、最後のお言葉はちょっとカッコつけすぎて朝日臭にする格調のようなものが漂っている気がしないでもありませんが・・・」
「ハッハッハ、君、そんなに無理してほめてくれなくても結構ですよ、なにしろ前期高齢者中期である私はたいして忙しくもないし、大胆なんかでもなく、常識を持っていれば誰でもが考えるであろうことを代弁しただけに過ぎません」

今夜も時間を浪費させてしまいました、ゴメンナサイ

グッドナイト・グッドラック!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お騒がせユキ子さん、いまど... | トップ | モネの庭とまではいかないけ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事