UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

人生ハウツーものの本なんて、と思ったときに読む本・・・・

2013-10-08 00:17:22 | 日記

何やら世の中いきづまって、あんまりいいことがないなあ、オレの人生もあまりうまくいっていないなあ、などという気分が世間に満ち満ちているのでしょうか、そのせいで何かいいことを求めている人が多いのでしょうか、最近の本屋さんには人生ハウツーものの本がゴマンと並べられています

 いつもながらお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ、近くの西武さんのデパートのなかにある小さな本屋さんの店先です

 どうです、すごいでしょう・・・「まわりの人とうまくつきあえないと感じたら読む本」「人間関係でしんどいと思ったら読む本」「性格は捨てられる」「どうしても許せない人がいるときに読む本」「めんどうくさいから女から卒業する本」「ダメなあいつを何とかしたい」「もうイライラしたくないと思ったら読む本」などなど

この写真に写っている一連の「・・・と思ったら読む本」や他の本は、人気カウンセラー氏とやらがいいかげんな思いつきを書き散らしているようにも思えるのですが、それにしてもいろんな人生ハウツー本が店頭を占領しております

これらの本がどのくらい霊験あらたかなのかは分かりませぬが、イチャモン名人のGGIが考えますところ、大半は読んでいるときには少しはなるほどなどと思ったりすることはあっても、まあ三日坊主、読み終わって三日もたてば、内容をすっかり忘れ去ってしまい、何の役にもたたないでありませう、

そんな本を出版して金儲けするのは詐欺同然ではないかと思わぬこともないのですが、この手の本は所詮消耗品に過ぎませんから、それほど目くじらを立てるようなことではないのかもしれませぬ

最近の出版業界、出版業は文化的な事業ではなく単なる金儲けのためのビジネスの一つと化している気配が濃厚です、そのためアイディアが勝負などということになっているようです、ですから、そのうち「人生ハウツーの本なんて、と思ったときに読む本」とか「もう人生ハウツー本に金を払ったりしないぞ、と思ったときに読む本」なんていう本が出版されるかもしれませんね

などと、とりとめのないことを考えながらお店の本棚をぼんやり眺めておりましたら「とりあえず今日を生き、明日もまた今日を生きよう」というヘンな題名の本が目に入りました、精神科医で作家のなだいなだ氏の本です、中身も確かめず、つい題名につられて買ってしまいましたが・・・・これも人生ハウツー本の一種であるかもしれませぬ、あまりヒトのことを笑ってはいられないですね・・・

 グッドナイト・グッドラック!