■ 信越放送(SBC)の「ずくだせテレビ」という平日午後の帯番組で『あ、火の見櫓!』が紹介されたことは既に書いた(過去ログ)。この番組をご覧になった女性の方から放送日の翌日だったと思うが電話をいただいた。小学3年生の息子さんが火の見櫓が大好きだという。で、本を所望された。息子さんの誕生日にプレゼントしたいとのことだった。残念ながら手元の残部はごく僅かで、お断りするしかなかった・・・。電話を切った直後に「松本の本」(過去ログ)があるじゃないか、と気がついた。1冊お贈りしようと連絡、住所を伺って郵送した。
今日(26日)小さなヤグラーから令状が届いた。
火の見櫓の絵を見ると屋根頂部の避雷針と飾り、見張り台を支える方杖、消火ホースを掛けるフックと滑車、交叉ブレースとリングもちゃんと描けている。すばらしい!
文末に**火の見櫓のお話をしましょう。**とある。うれしい。今日の小さな、いや大きな幸せ。
おっかなびっくりですが、口にくわえた竹釘を一本ずつ出しながら、特製の金づちで檜皮を屋根に葺いていきます。これを見るのが楽しいのです。
私たちの仕事は、国や地方自治体、所有者のお金で賄われています。その恩返しの一つと思えば、一日や二日仕事を中断しても、やりがいがあります。
子どもたちの中から「職人になりたい」と言う子が現れるかも知れませんしねw
子どもたちがいろんなことに興味・関心を持つことって大事だと思います。
そう、日本の伝統的な建築文化にも。