高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

宇和島の石鹸屋便り 9月5日記

2016-09-30 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
愛媛県宇和島市 八坂石鹸の増田明宏です。

最近色々な場所で売る機会があり、
お客さんの話を聞きながら、石けんの良さを説いています。

特に60歳以上の方が「湿疹が出てかゆくてたまらん」と耳にします。
私の経験から、お話をさせてもらっているのですが、
ほとんどの方が、洗濯に合成洗剤を使われているようです。
子供が出来た若い頃は、アトピーで悩むお子さんが多く、
「粉石けんで洗濯をしたらいい」と言ったものでした。


女性も、洗剤かぶれ(皮膚湿疹)も多く、
八坂台所石鹸をすすめて、ありがたがられました。


そんな石けんを使うことが、そういった湿疹などの予防になると思うのですが、
石けんの良さをマスコミも言わないし、
PCでも、中々見つけられません。
昭和28年に農薬や合成洗剤、食品添加物などの化学物質が
日本で生産されるようになって、
そのようなアレルギーが増えてしまったと思っています。
昔、アトピーの原因は、ダニやカビだと言われていました。
しかしアレルギーは、28年以降急速に増えています。
私は、化学物質が原因だと思い、
合成洗剤ではなく、石けんを作り続け、
有機の野菜などを食べたりしていました。
今は年を取り、食べ物に関しては、もういいかなと思っていますが。

石けんを広める会でも、アトピーの生徒が多くなっていると話題になり、
「石けんを勧めるよう啓蒙活動をしよう」と話しています。
もちろん石鹸は、薬ではないので、予防程度のものですが。

今の若い人は、すぐにスマホで調べたりして、結論を早く出しますが、
私のような経験を積んだ石鹸屋の声にも、耳を傾けるよう願っています。

そんなわけで洗濯は、八坂リサイクル石けんで。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年10月号より転載しました。

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