お預かりのお子さん達、数にとても関心が高い時期であることが感じられます。
お気に入り絵本の1つに、てんとう虫や猿を数える絵本があり、自分で数えたい子もいれば、私がその子の指を持って、一緒に数えたい子達もいて、その絵本を読み始めると、「私も〜!」と指がたくさん差し出されます😁
私がいない時も、ふと絵本を手に取っている子達が「1、2、3。。」とか「。。。。。10」とか 「8、9。。」とか、順番が合っていない子達もまだ多い年齢だけど、「数を数えているんだな」というのは容易に想像できます
これは数字のパズル。これが「数字」と認識して取り組んでいる子もいれば、「何かの形」と認識して取り組んでいる子達もいます
完成できた時は、一応私の方でリードしながら「0,1,2,3,....」と1つ1つゆっくり指で指しながら数えています
これは、形に合う棒をその穴の数分入れ、それに合う数字を探して入れる用途で使いますが
数の認識がまだ完全ではない子達は、断面が丸か四角の棒を穴にはめ込むのが楽しいみたいです。 ここは、やってみたいように自由に取り組んでもらっています。
でもなんとなく、大きさ的に数字の積み木を広い穴にいれている
実はこれ、アドバンスでは足し算や引き算の勉強にも使えます
作業の頃合いを見て、「1、2、3」と数えてみせています。
数字はなんとなくわかるけれど、まだ完全に形と数の意味を理解していない子達には、お手本の数字を見せて(個人的にこの4の形はあまり好きではないけれど。。)、「これは4。これと同じはどれかな?」というような質問をすると、自分で同じ形の数字を探し当てます
見つけられたら、一緒に「1、2、3、4」と棒の数を数えて、数字の形と数がなんとなーく伝わったらいいな。という感じで取り組んでいます
1−10までの数が認識できている子には、まずは自分でやりたいように取り組んでもらっています
できた〜!という声が聞こえたら、その子と一緒に「1、2、3。。。」と数えてみて、例えばこの場合「7」が来るであろう場所に「10」がきているので、そこにきた時に 本人が「7」と数えたら 「あれ?これは7かな?」と質問すると 「ああ、違う」と気がつくので、「じゃあここに来るのはどれかな?」と質問してみると、自分で「7」を探し、入れ替えをしています。
この子の場合は、その後自分で10まで直して、「1−10」までを順番に並べることができました
「そこ違うよ!」と言うのではなく、子供自身に間違いに気づかせたり、正しい物を見つけられるように ヒントを出すような声掛けをすると、子供自ら間違いに気がつき、自信をなくしたり、嫌になったりせずに 遊びながら 学べます