日本のニュースや新聞には「エアカナダ」の文字を見かけないのですが、実はエアカナダは週末からストライキに入っていて、フライトがキャンセルになっているのです
私達が搭乗する予定だった飛行機は、予定とは違うけれど土曜日にバンクーバーから到着した飛行機で定刻通りに出発。と寝る前にメールが届いていましたが、朝起きたら「キャンセルになりました」と連絡が入りました
エアカナダ側でキャンセルを要した場合は、48時間以内に別ルートでの席を確保して顧客に連絡をするという規定になっているようですが、メール内容によると120以上の航空会社がこの72時間の間に、キャンセルになったお客さん達の航空券手配を試みていますが、対応できていない状況の為、返金申請をして個人で航空券の手配をすることを勧めている内容です
ですが、120以上の航空会社が手配をしようとしている(事実だとして)中、手配ができない状況下で、個人で予約したら航空券が取れるのでしょうか??という疑問があり、エアカナダに電話をし続けている状況です
英語での対応はほぼ不可能のようで(忙しいので対応できません。と自動で切られます)、日本語対応のオフィスが開く時間から電話をかけていますが、かれこれ2時間超。。繋がる気がしません。。。
対応に追われているか、ユニオンから客室乗務員達には上司のメールにも、電話にもでるなと通達されているようなので 予約システムのスタッフ達にも同様なのか。。。まーでもきっと、3日分+αの対応でてんてこ舞いなのではないかと想像しています
待つしかないので、待つことにします。渡航に限らず、今週の予定で発生する損失の補償までしてもらえるのでしょうかねえ。。。帰国後毎日何かしらのアポイントや予定も入っているし、ダディ君は仕事だし。
幸い私達は実家という滞在先があるので、今も電話がつながるのを待ちながら、安全で落ち着いた空間で過ごすことができるけれど、観光や仕事でホテルに滞在の方達は、チェックアウトができないし、同じ宿泊先に必ずしも連泊できるとは限らないと思うので、世界中でこの3日間にエアカナダで渡航予定だった人達の中には、もっとストレスな状況下にいる人達も多いだろうなと想像します
ネットニュースに様々な情報が出ていますが
客室乗務員の方達のお給料は(勤続年数で変わるのかまではわかりませんが)、決してよくはないようですね。 しかも、飛行機が飛んでいる間の時間給は出るけれど、それ以外の時間帯は無給だとか。 つまり私達が搭乗してからの安全チェックなどは、やるように義務付けられていても無給。
他の航空会社も同様なんでしょうか。それはフェアではないし、航空機によっては100人を超える乗客の命を預かっていると考えると、賃金をもっとあげてもいいと私も思います
それにしても、あんなに馬鹿みたいに高い航空券からの費用は、だれの懐へ入っているのでしょうかねえ。。。
従業員さん達に対するフェアな対価は応援したいけれど、今以上に航空券の値段が上がってしまったら、日本への行き来も難しくなってしまうなあ。。
確かストライキに入った翌日の日曜日、カナダ政府から業務に戻るように命令があったんだけど、それを突っぱねたようです。
さらにカナダ側では学校の先生や郵便局員の方達が所属するユニオンもこのストライキを応援しているアクションを起こしているとか。。。
長引きそうな予感。。