ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

辺境星区司令官、着任! マイク・シェパード著 ハヤカワ文庫

2013-09-16 11:44:10 | SF
<海軍士官クリス・ロングナイフ>シリーズの4巻目です。

今回は宇宙が舞台になったのですが、ファンタジーが強いお約束事項?が持込まれました。

衛星軌道にあるステーションの電源類が切られているが重力があるようです。
衛星軌道のはずなのに、地上の建物と同様の記述になっています。
(自転して遠心力を使うようなステーションではないようです。)

宇宙船の行き来に要する時間が手前味噌のようです。行きが早いかと思えばそこからの戻りが2日とか。

光速を越える航法は無いのに、やたらと宇宙船が早いようです。
ジャンプポイントへの日数が少なすぎです。

その他1:核融合発電は、未だ実用化に至りませんが、実現するといいですね。

その他2:レーザーが宇宙戦の唯一の武器になっていますが、いいことにしましょう。
(宇宙からの惑星攻撃が、地上戦ないしレーザーって・・・・・・)

その他3:自治都市しかない惑星でも独自通貨ではなく宇宙共通のクレジットが使えて、物価も安定しているって未来もあるとしましょう。
(おっと、敵対するグリーンフェルドの通貨というかクレジットも使えてますね・・・・)
(超インフレの惑星でクレジットを稼いで他の惑星に行ったら?
敵対国の通貨を偽造してバラマキ敵対国の経済を混乱させるという手法が合法のまま可能ですが?)

その他4:反物質があたりまえのように使われています。反物質の生成と対消滅のエネルギーが、基本的に同等なので、反物質の貯蔵方法が論点かな?



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「千と千尋の神隠し」の千尋... | トップ | 世界遺産・封印されたミステ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

SF」カテゴリの最新記事