もはや60年近くは昔、中三で引っ越してきた土地は、先に秋田県の
八幡平から直接転入してきた樺太からの移住者で父や祖父の隣人でも
ありました。
引っ越した現地には、高く聳える程に育った栗の木がありました。
その実は虫食いだらけで食えるシロモノではありませんでした。
父は、秋田県矢島町時代から、東京近辺での建築現場でのパネル
修理工としての出稼ぎの日雇いで身銭を稼いでいました。
~高校時代、父の職業が、大工と思い込んでいたのは間違いで、
単なる日雇いであると認識させられた授業もありました。
~その後、メゲなかった俺も、結構芯が強かったんですね~
まあ、学年トップの成績では、文句言える人は出なかったのかも
旺文社の全国試験で一桁の順位を獲ったこともありました。
~弟妹も同じ高校に進みましたが、それなりに尊重されたよう
で、馬鹿にされただけで済んだようです。
父が現在地に家を構える必然性は全く無かったのです。
父は、宇都宮に家を構える気が充分だったようですが、実姉の婿どの
(同じく樺太引上げ者で八幡平から直接移住した口です)
に言い負かされたようです。
父が現地に引退するのは、かなり後です。
さて、兄が余っている土地に栗の苗木を2種類2本植えました。
私も地元に引退してから、天津甘栗と称する栗の苗木を植えました。
~これ、煮たのでは、美味しくないという評価です。
現代の家庭で焼くのって難しいです・・・
焼き入れよう石を使ってのガスボンベでも上手くは行かないようです。
この頃には、先に述べた栗の木は大きく成りすぎたのもあって
枯れていました。
さて、私が地元に引退してから、栗の木に花が咲くようになりました。
でも、毎年の、イモムシの襲来が凄かったのです。
ゾロゾロと列を成して襲来してくる体長2cm強のイモムシがいました。
放置すると木が裸になり花は咲けません。木は復活して新芽を吹きますが
花までは復活できないから実無しで終わります。
これらの虫の拾いまくりが数年続きましたし、この虫を捕るために栗の
木の高さを低く抑える必要があり、剪定するのも数年に渡りました。
で、ここ3年は、やっと毛虫の襲来は途絶えました。
つまり、実が生ることとなりました。
やっと、栗の収穫が可能になったのですが、まだ、栗の実を食害する
虫は60年以上に渡り生存し続けています。
~おまけ:この虫は山栗は食害しないのが不思議です。
我が家の山栗は、東北大震災で倒れて枯れましたが、
近所の山グリの数本は未だ健在です。拾うのも黙認です。
ということで、イガは、全て焼却する方法を取りました。
これ、結局は野焼きですから市には内緒です。
また、収穫した栗の実は、取りあえず全て、茹でて、虫入りは捨てる
という方法を採り続けてきました。
これの結果、取りあえず、8割近くの栗には虫がいないようだという
状況に至りました。
~栗のイガ一つには、多くて3個、少なくとも1個の食用可能な
実が育ちます(残りは食用不能です)。
虫で収穫不能なイガもあるわけで、焼却するのが確実ですが
全国で焼却は禁止しているから、こっそりやるしか無いのです
薬で殺せても、その後、どうしますか?
薬害は消せません!永久に残るのです。
最善手は焼却なんです。
完全な別件:
栗を圧力鍋で煮るのは避けてください。
栗の色の茶色が、煮上がった実に浸透します。
年のせいか苦くは感じませんが、茶色のせいで、食べるのに躊躇します。
八幡平から直接転入してきた樺太からの移住者で父や祖父の隣人でも
ありました。
引っ越した現地には、高く聳える程に育った栗の木がありました。
その実は虫食いだらけで食えるシロモノではありませんでした。
父は、秋田県矢島町時代から、東京近辺での建築現場でのパネル
修理工としての出稼ぎの日雇いで身銭を稼いでいました。
~高校時代、父の職業が、大工と思い込んでいたのは間違いで、
単なる日雇いであると認識させられた授業もありました。
~その後、メゲなかった俺も、結構芯が強かったんですね~
まあ、学年トップの成績では、文句言える人は出なかったのかも
旺文社の全国試験で一桁の順位を獲ったこともありました。
~弟妹も同じ高校に進みましたが、それなりに尊重されたよう
で、馬鹿にされただけで済んだようです。
父が現在地に家を構える必然性は全く無かったのです。
父は、宇都宮に家を構える気が充分だったようですが、実姉の婿どの
(同じく樺太引上げ者で八幡平から直接移住した口です)
に言い負かされたようです。
父が現地に引退するのは、かなり後です。
さて、兄が余っている土地に栗の苗木を2種類2本植えました。
私も地元に引退してから、天津甘栗と称する栗の苗木を植えました。
~これ、煮たのでは、美味しくないという評価です。
現代の家庭で焼くのって難しいです・・・
焼き入れよう石を使ってのガスボンベでも上手くは行かないようです。
この頃には、先に述べた栗の木は大きく成りすぎたのもあって
枯れていました。
さて、私が地元に引退してから、栗の木に花が咲くようになりました。
でも、毎年の、イモムシの襲来が凄かったのです。
ゾロゾロと列を成して襲来してくる体長2cm強のイモムシがいました。
放置すると木が裸になり花は咲けません。木は復活して新芽を吹きますが
花までは復活できないから実無しで終わります。
これらの虫の拾いまくりが数年続きましたし、この虫を捕るために栗の
木の高さを低く抑える必要があり、剪定するのも数年に渡りました。
で、ここ3年は、やっと毛虫の襲来は途絶えました。
つまり、実が生ることとなりました。
やっと、栗の収穫が可能になったのですが、まだ、栗の実を食害する
虫は60年以上に渡り生存し続けています。
~おまけ:この虫は山栗は食害しないのが不思議です。
我が家の山栗は、東北大震災で倒れて枯れましたが、
近所の山グリの数本は未だ健在です。拾うのも黙認です。
ということで、イガは、全て焼却する方法を取りました。
これ、結局は野焼きですから市には内緒です。
また、収穫した栗の実は、取りあえず全て、茹でて、虫入りは捨てる
という方法を採り続けてきました。
これの結果、取りあえず、8割近くの栗には虫がいないようだという
状況に至りました。
~栗のイガ一つには、多くて3個、少なくとも1個の食用可能な
実が育ちます(残りは食用不能です)。
虫で収穫不能なイガもあるわけで、焼却するのが確実ですが
全国で焼却は禁止しているから、こっそりやるしか無いのです
薬で殺せても、その後、どうしますか?
薬害は消せません!永久に残るのです。
最善手は焼却なんです。
完全な別件:
栗を圧力鍋で煮るのは避けてください。
栗の色の茶色が、煮上がった実に浸透します。
年のせいか苦くは感じませんが、茶色のせいで、食べるのに躊躇します。