ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

吸血鬼ハンター24 D-貴族戦線 菊池秀行著 朝日文庫

2012-04-01 11:45:06 | ファンタジー
本屋で目に付いて、少しまともになってるかな~と期待して買ってしまいました。

朝日新聞殿、このシリーズ打ち切ってくれませんか?このシリーズはマンガと同様の次から次と強い奴を、しかも技の異なる奴を出ださなきゃっていう呪縛で、もう、とんでもないものになってます。

しかも、菊池先生、ある種の認知症出てないかって、心配したくなる点もごっそりと・・・

P13:ビニールのケースに入った五十センチ四方、厚さ五センチほどの黒い箱を取り出して、デスクに置いた。蓋を開くと、それはスクリーンと化した。下のパネルとの対角線上に浮かんでいる青い球体は地球だった。3D映像である。・・・両手の指をケースの下の部分に走らせ・・・
==まあ、ノートパソコンみたいなものと思えばいいのかなってとこですが、なんか変です。対角線の意味を誤解したまま使っているようですし、ケースって箱取り出した後は空で、デスク以外のどっかに取り残されたままだったはずです。

P15:人工皮革の上着の腹が、自信に波打っている。
==入力ミスでしょうね。これは。

P39:全技術の一京分の一パーセントほどが。・・・・あと十パーセントーーー否一パーセントも人間のものにできれば・・・
==1パーセント未満を言う場合、通常妥当な桁を持つデータがある時にそれと比べていいますね。なので、最初のパーセントは抜いたほうがすっきりします。

P46:”ささやきすら破壊音に等しい”として、以下1ページだけ、この表現に苦労しています。で、その後やめてます。当然です。”そっと地面を踏み、地響きをたてて”なんて表現が続いちゃうと読むのも苦痛です。

P49-50:Dが刀の刃の上に男2人の足をすくって乗せて持ち上げているというのですが、もうむちゃくちゃ。足4本を乗せていないとひっくり返ってしまうとかするはずで、そうすると、4本の足がうまいこと一直線に並んでいたと?

P56:「おれを使うと言ったか?」
==該当するセリフが見つかりません。書き込み忘れでしょうか。

P61:六千度の熱光は役目を果たした。Dの背後の壁を貫通・・・
==Dは、ここまで無敵ではなかったはず。六千度をあびて平気で、しかも、そのエネルギーをそのまま透過させるって、物質はなんでしょうか?理解不能なファンタジーのみの現象ってとこでしょうか。おっと、D含めた貴族の致命傷で普遍なのは白木の杭で心臓をブスリでしたっけか。もう、こうなると笑っているしかないです。

P63:左手は、ガキ3人はおとなしくなると言い、Dは、そんなはずが無いと言うのですが、左手が、Dを指して「甘い男じゃな」と言うのですが、甘いのは左手では?

P67:Dは馬を止めますが、下馬した描写が無いまま、歩き出します・・・

P68:ニヤニヤ笑いで親友の深窓心理へ入り込もうと努めた。

P70:”瑠璃紺のドレス”
==以前作からも含めて色にこだわるようです。で、瑠璃色、紺色ってそれぞれ青系ですが一緒にされた色は、想像できませんから無意味です。

P85:紫色の閃光・・・・”黒い宇宙線”・・・「千分の一秒も浴びたらDNAが破壊される・・・」
==可視光線ですか?おっと、貴族は、太陽光を浴びない限り問題なしってのがあったようにも。ウルトラマンなどにもおなじみのファンタジー特有の光線ですかね。

P90:銃が普通にある世界で矢?で、ハーモニカ状弾倉に装填って、弾扱いなのか。まあ、いいけど。で、矢筒ごと装備して連射?う~ん、仕掛けが想像できません。

P98:「そいつらにかかる重力の方向が変わったのさ」~「狙って射っても切りかかってもみんな違う方向に~」
==どんだけのGなんでしょうか。9Gあたりだと動かせなくなるだけっぽいから、もっとすごい?Gを発生してる本人に影響がないってのは、便利すぎる武器です。

P102:細胞レベル診断装置
==未来にはあってもいいかな~と思えるけど、人間にくっついてる細菌だけでもとんでもない数なんだから、無理でしょうね。あと、体をめぐっている赤白血球、血小板などが常時、生まれ死ぬというか殺されるのがあたりまえの人体で意味あるのかな~と。


P106:電子灯が燃えている。

P107:地球から一億光年の彼方
==移動管で瞬間移動できるようですが、移動管は、どうやって移動させた?

P110:低くかけた。もっと低い返事が、
==音声の高低じゃなく、音量の大小の小を”低”としているようです。

P122:越に手を当てて背骨のずれを治すと

P124:「内側ー通路から閂を下ろせば、外からは絶対にわかりません。壁を崩しても何も見つからないでしょう。」
==ファンタジーですね。

P126:液体金属のアンドロイド
==ターミネーターであたりまえの存在になっちゃいましたね。

P127:銀色の液体が滴り・・・・それは赤く変わっていた。~成分は人間の血と変わりません。
==本体にある間だけ液体金属ってのが新しいけど、本体離れると人間の成分になっちゃうなら、液体金属アンドロイドの意味は?

P131ー133:エルゼが人間から僕に変化しています。100ccほどの血が固まらないほどの短時間のようです。そんなに早く変化するって設定だったか?

うむ~まだ半分にいかない・・・・ギブアップです・・・・


コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リンガドン 虚戦士と終わり... | トップ | 誰も語りたがらない黒い噂 ... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ファンタジーですから… 人間の、あなたの常識が通... (Unknown)
2012-07-14 02:02:11
ファンタジーですから… 人間の、あなたの常識が通じない世界の話にそんなに突っ込んでどーする 誤字脱字はともかく
返信する
> 瑠璃色、紺色ってそれぞれ青系ですが一緒にさ... ()
2012-09-15 18:32:15
いえいえ、想像できますって
想像できないなんて余程……おっと失礼
返信する
P13、15、39、63、122・・・ (余 疏涅)
2014-09-04 13:43:43
ホント誤字脱字多いなあ・・・俺が編集者なら自殺考えるレベルだ。
バカ野郎が仕事しろよ朝日新聞の無能共!こういう事が起こらない
様にする為の編集だろ?死ね!朝日新聞!
催促しないと印税来ないとか作者言ってたし、この体たらくな売国
出版社じゃもう創作意欲やらやる気も削られ枯れてくるのかね?
作者が可哀想だ。
返信する

コメントを投稿

ファンタジー」カテゴリの最新記事