意欲作ですね。
時代設定はヨーロッパ中世あたりですかね。
おしいかな、戦争の戦術というか実態が変です。
1.敵に攻め込まれるまで、敵に気づかない・・・・攻撃側は、応援が来ることも充分予想できるはずで、予想できなくとも、周辺に見張りを出しているはずなのです。また見張りがいなくても、林や森林ならともかく平地の城郭都市ですから、近づいてくれば丸見えです。また騎馬部隊がいれば土ぼこりがあがりますから。
2.遠隔武器(弓、弩など)や槍を持つ部隊がいるのがあたりまえのはずですが、どうも敵にはいないみたいです。これじゃあ、弓兵や騎兵には一方的にやられちゃいますね。ついでと言えば、応援に来た騎兵部隊は、ヨーロッパ中世のナイトのイメージなのかな?これって、弓や弩や槍で一方的に攻撃されて殺されたという十字軍の歴史があるんですけど。ナイトには数人の歩兵相当のお供が付いていたようですけど遠隔武器でナイトだけ先に殺されてしまい、あとは役に立たなかったようで・・・
騎兵しかいない相手は、歩兵だけで殲滅できるという戦術が存在します。盾や槍装備の歩兵や、馬を寄せないための柵などで騎兵が近づけないように押さえておいて後方から弓や弩で攻撃するというものです。当然騎兵も近くでは戦闘できませんから、自然に弓で攻撃する形になり、一箇所にいたらいい標的ですから走り回るわけです。しかし、標的としては騎馬のほうが大きいわけですから、人数が同程度なら、騎馬側の方の損失が大きく、いずれ騎馬側は、殲滅されます。