ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

鳥獣花背方鏡の工程のこと

2014-10-27 01:46:12 | 日記
今日(2014年11月2日)のNHK教育の番組の一コマのことです。

鋳造するのは当然としても、現代の鋳造方法に惑わされすぎです。

鏡ですから、柄があるのは裏面全体と、表は周辺だけです。

よって、鏡裏面の鋳型と表周辺の表用の鋳型の2つがあればいいのです。
表面の中央部である鏡面部分のところには鋳型がいらないのがミソです。

つまり大きく開いたところを上にして、溶かした金属をドバドバ注げばいいのです。
裏面の模様に金属が流れ込まないところは、これでなくせます。

あとは、周辺部の整形と、鏡面を平らに加工すれば良いという、TVでやった方法にもある工程だけです。


ところで、鏡の型を凹版で作っていましたが、きれいにできあがるようにというか大量に作ろうとするなら、頑丈な再利用可能な凸型(=鏡そのものに見えるもの)を作って、それから一回使い切りで良い凹版を作って(追加工で水平方向の出っ張りも付けられる)それで、鏡を作るという工程が良いとうのは、もっと後世のやり方?

おっと、邪馬台国時代の銅鏡のコピーの作り方もこれでしょうから、この方法はもっと古くから知られていたはずです。



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巨大噴火記事(サンケイ)について

2014-10-23 09:01:48 | 日記
10/23の2面の記事で川内原発について火山学者がリスクの認識が誤っていると疑問の声があったとか。

この記事の火山学者は、カルデラ噴火発表グループとは、無関係なんでしょう。

日本人全滅(某国が喜んじゃうお話です)とか言ってるのに、たかだか半径100kmの原発被害を防ぐ算段って?
やはり学者さんだな~と笑えちゃうとこです。

全滅の直接原因は火山灰らしいので、灰に埋もれちゃうまでに、ちゃんと停止できて、その後無人でも放置できるように作っておけばいいだけでしょう。
地震や洪水、つなみ対策より簡単でしょ?

原発直下での噴火は、調査の上での立地でしょうから、まずあり得ない話ですが、考えてみます。

原発爆発中心点や火山噴火口からは、ある程度の距離を置かないと人が住むのは無理ですから、原発爆発と火山噴火のどっちの直接被害範囲(=殺傷範囲)、居住不能範囲がより大きいかということになりそうです。
噴火ですぐ原発が爆発しないようになっていれば、原発から逃げる余裕がありそうですが、火山弾や灰の到達範囲と量を考えると噴火口に近い場所から逃げるのは無理かもなので、これへの原発の対策は無駄な出費になるかも。

このあり得ないだろうケースの対策は、原発の近くには住まないことというのが良策のようです。


(原発停止時の電源は、当然しっかりと!~原発が自分の発電で停止する途中までの電力さえまかなえないというのは意外だった)。


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健康の新常識事典

2014-10-13 10:02:24 | 日記
P107の”がん”になるならないは結局運である」ということの内容についてです。

1:塩分のとりすぎが良くないことについて
日本人は、確実に塩分を取る量が年々減少しているはずです。
しかし、一方で、ガンになる人数が増えているならば、「塩分とりすぎ」を改善しても、その効果はがん死亡率の減少には寄与していないわけで、塩分は過大評価されている可能性があります。
塩分を減らしたから、脳溢血などの心臓・血管系での死亡確率が減り、その効果として、すべてのがんで死亡確率が増えているというのが正しいかも。


2:P110の肉、脂肪の摂取量と大腸がんの死亡率曲線について
増加曲線に相似があるからという少し怪しげな論理があります。
肉、脂肪の摂取を続けて、その結果が大腸がん増加なら、先に、肉脂肪の増加曲線があって、それに遅れてがん死亡率の増加があるわけなのですが、なんかそれらしく見えません。
(肉や脂肪は毒じゃないんだから、食ってすぐがんになるというのは無理)
それより、戦後、確実に年々減少し続けている食品があります。米です。米の減少で大腸がんが増えているとも見えるのです。
増減している食品とがんの増加を比較して、これが原因だと言うのはいくらでもできるってことです。
寿命の伸びが大腸がん死亡率増加の原因だと言うことも可能です。


ところで:
昔、日本人は草食系だから、大腸が西洋人より長いという俗説がありました。
日本人の大腸と、アメリカ人の大腸の長さの比較論文によれば、全体平均では日本人が長く、世代別にするとアメリカ人が長いという(奇妙?)数字があり、結果として有意な相違が無いという結論になるようです。
ただし、日本人、アメリカ人ともに世代があがると大腸が長いとしています。
世代が若くなるほど大腸は短くなっているので、大腸がんの確率としては年々減少していいわけなんですが、そうなっていないから、長さの変化による確率減少を超す原因があるということに。

おまけ:
大腸がんの確率では、低いフィンランドと高いアメリカの比較研究があり、大便の量、回数に言及もあります。
なんか、大便量が多いと、大腸がんの率も低くなりそうな。
これから見ると、コメの消費量の減少(=大便量減少)が大腸がん増加の主因かも。
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気象予報のお姉さんの立場は

2014-10-13 09:06:50 | 日記
今朝の台風の気象予報での発言です。


「雨が・・・おっしゃっていました様に・・・」


正しい敬語では、「おっしゃっておられました様に」です。

ただし、正しい発言は、「申しておりました様に」あるいは、「申しました様に」です。


「おっしゃった」のは、同じTV局の同じ番組に出ておられますアナウンサー様達2名のどちらかのようですから、敬語の使い方が間違いなのです。
(ただし、TV局が、視聴者を下に見ている場合は別ですが、アナウンサーは、そうそう間違いませんからこれは無いかと?)

さて、この発言は、お天気予報のお姉さんの立場はアナウンサーより下で、アナウンサーに敬語を使わなければいけない立場にあることを示しています。
また、敬語使い方教育が、アナウンサー以外には行われていないことを暴露しています。

(まあ、コメンテーターなんかの敬語がむちゃくちゃなのは、どこの局も一緒なんですが・・・)

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