ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

Challenge中学英和辞典のこと

2014-01-28 09:53:02 | 学問
今朝(2014/1/28)の下野新聞の記事で、

英語の発音は頭書辞典に準拠しています。
太字はアクセントを示し、日本語と発音が同じか近いのはカタカナ、ちがいの大きい音はひらがなで示してあります。

といのに続いて例があげてあります。

l→る / r→ル  s→ス / th→す  f→ふゥ/v→ぶゥ

(カタカナ、ひらがなのイメージからは逆のような・・・)

問題はl(エル)とr(アール)です。日本語と同じなのはl(エル)の方で、r(アール)は舌を意識して巻き、上口蓋にくっつけないようにして発音しないといけません。

日本人が、そのままライスと発音すると、それは米のことではなくシラミのことですから、料理の注文に全員にエッという顔をされ、最悪笑われます。
ロックも岩ではなく錠になってしまいますが、使う場面はまずないかも。
昔、アメリカ滞在中、ケリィという女性に英会話のお世話になったのですが、リがrの方でしたのでなかなか苦労しました。

ロバートやロジャーは語感のおかげかエルで発音してしまっても、少し変な顔をされるだけで通じますが、良い印象は持ってもらえないと思います。

新聞か辞典かどっちかが間違っています。



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古代日本、ユダヤ人渡来伝説 坂東誠著 PHP

2014-01-25 12:44:50 | 本と雑誌
続きです。

P174~ 宗教の類似性

ここでは神話の類似性を書いています。

メソポタミア文明(紀元前2900年ころ初期王朝が成立とされる)のものが、創世記には伝説として記述されている感じですので紀元2900年より後の成立でしょう。

人類は、これ以前から世界にひろがっていたわけなので、元の伝説を持った民族がいたと考えられます。
ユダヤの伝説はユダヤ以外に無いオリジナルだって頑張ってもいいですけどね。
(日本に該当する洪水伝説あったかな?海彦、山彦のを洪水伝説だって書いたのを見たこともあるような気がするけど、まさかね?)
日本民族は、あちこちから渡ってきた民族が混じってできた民族とされているのですから、元の伝説も、どこかから来たとしてもおかしくありません。
記紀伝説は、支配者が書いて残した伝説ですから、解釈は自由です。当時の伝説と、どれだけ違うか同じか判断する証拠もないですし。
ただし、風土記がいくつか残っていますから、少しは参考になるかも。


でも、ユダヤ教の根本の教えというか掟が残っていないし、ヘブライ文字が全く残っていない状況でユダヤ民族がいたとするのは無理です。

古代からシルクロードなどの通商などが機能していたなら、文字付の製品も流通していただろうから、その文字をもってして、その文字を使う民族がそこにいたという証拠に使おうとするのは早計です。


重要なことは、韓国にも日本にも文字が無かったから漢字を借りたということです。
日本は、音が似ているからという表音文字の扱いで借りたのです。他に実際に読み書きでき人がいて書きやすい文字があったら、そっちを使っていたはずだと思いませんか?


P192:イザヤの預言が居残ったユダヤ王国に残っているなら、イザヤは当時、北にはいなかったという証拠。
北の人々が同じ預言を聞いた証拠にはならない。
北には、この預言が含まれるイシャヤウ書(これって、ユダヤ人特有の呼称で、キリスト教の?にあたる:って調べるの面倒なのでほっとく)は伝わらなかったと考えられる。論点にないからいいけど。

P193:スキタイ人が~

時代さえ合えばって、義経がモンゴルに渡ってジンギスカンになったという、あれと同じノリです。


アッシリアが北イスラエルの民族を連れ去って、婚姻を強制して混血させたという記述証拠が残っているのだから、ユダヤ人の戒律みたいなもののおかげで、2世代程度で、ユダヤ人は消滅してしまいます。

つまり、
ユダヤ教を信仰しても、ユダヤ人にはなれない。
ユダヤ人の男と結婚した女は、元元ユダヤ人でないならユダヤ人にはならない。
(多分、こどもは、ユダヤ教に入ればユダヤ人に扱われるかもだけど、ユダヤ教を捨てさせられたら、即ユダヤ人ではなくなる。)
ユダヤ人の女と結婚した男はユダヤ人になることができる(もちろんユダヤ教に改宗することが前提)。

ということなので、ユダヤ教を捨てさせたら、その場でユダヤ人は消滅したと言えるかも。


P195:伊勢神宮のダビデの星

昭和30年代に、伊勢神宮とは無関係の団体が作成、設置したものだったようです。
(地震対策で撤去されて、もう無いそうです。)


P197:稲作の伝来は縄文時代に遡るほど古い。
記紀のは単にオレがやったんだぞという、権威付けの記述ですから。


P202~

伝説を事実だと信じちゃうのか?


P209:年代から世紀が抜けています。


最後に:
聖書の出典がすべてユダヤ教の視点と読み方で書かれていますから、一般のわれわれが目にするキリスト教のものとは名称が異なっていて、探すのが大変です。
キリスト教での名称も併記して欲しかったです。




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古代日本、ユダヤ渡来伝説 坂東誠著 PHP

2014-01-24 01:50:43 | 本と雑誌
2008年11月1版1刷で、2012年7月6日付け1版6刷を入手しました。

ユダヤ人で問題なとこを

一般の宗教は、信仰すれば、即、その宗教の人間となれるけど、なんとユダヤ教とユダヤ人だけは違うのです。

昔イスラエルから仕事で来ていた男に聞いた話なので今も正しいかどうかはともかく、

ユダヤ人とはユダヤ教を伝統的に信仰する人。
ユダヤ人の男と結婚した女は、ユダヤ教を信仰したとしてもユダヤ人にあらず。
(子供はユダヤ人になると思うんだけど未確認)
ユダヤ人の女と結婚した男は、ユダヤ教を信仰すればユダヤ人となる。(母系社会だなと思ったw)

というもの。なので、ユダヤ人って簡単には増えないシステムだな~というのが第一印象。


偶像じゃないけど、神社ってお札があるよね?
あれって、お札に本質が篭められているって扱いするから、偶像同等じゃないのかな?
西洋からみたら想定外で偶像じゃないって判定になるかもw実際文字しか書いてないからw

伝説やファンタジーでは、お札にこめた式神など本体を呼び出すから、本体は別にいるとしても本体に準ずる扱いです。
まあ。戦闘で負けて全滅しても、次も呼び出せるから、別扱いされるのが妥当ですか。

さて、本書で、気付いたとこを:

P25:日本語のルーツもヘブライ語?

ダベルは明治時代の学生が駄弁に動詞化するために「る」を付けてダベンルから、ダベルに転化したのが本当のようです。

さて、カタカナ自体は、漢字から抜き出した字体であることに疑いはありませんから、ユダヤ人が気が付いたのはカタカナで表記されたものにヘブライ語に似た言葉があるということでしょうか?
移入されたコトバは通常ではカタカナ表記しますから、音が似ていて意味が同じなのがあって当たり前です。
それが、いかにも古代からあったかのように扱うのはばかげています。

なお、偽言語比較論というのがあるようなので、詳細は、そちらにまかせます。

P27:失われた十部族とユダヤ人
挙げてあるのは9部族・・・

P28:予言と書いているけど歴史の記述でしょう。予言としたいでしょうけど。

P31:一節:一説の間違いでしょう。何度もでてきますので放置。

P34:篤姫はユダヤ系?

聖徳太子そのものの実在が疑われていることもあり、とりあえず放置。

P35:ユダヤ人の首都・平安京

10万人がどうやって海を越えてきたと?それだけの数が来たら、ヘブライ語を書き話すユダヤの国になっています。
(失われた十部族全員でも3万人としているので、それら全員が3倍以上に膨らむのってムチャクチャな話では)
養蚕技術は中国の技術でしょう。逃亡ユダヤ人がそれを習得し、かつ膨大な利益を手にする機会などあっただろうか?
自由ユダヤ人であってさえ、むずかしいことだったはずです。

P37:ウズマサの語源さがしもむちゃくちゃ。万葉集は韓国語で読めるというあのノリです。

ところで、景教は、キリスト教の一派でコンスタンティノポリスで発生したようですから、ユダヤ人とは関係がなく話す言葉もヘブライ語ではないいようです。これが、中国で広まったのは確かなようですが、そこから日本に来たという証拠は乏しいようです。

P38:3本鳥居は、景教とは無関係のようです。対象物は、三柱の真中にあるようで、普通の鳥居では、鳥居の足元すぎて踏まれちゃうから、3方を鳥居にして、ここにあるんだから注意しろよとしたのが正解ではないかと思います。
(普通の鳥居は単なる入り口の境界を示すだけで、本殿は、ずっと先にある)

P46:広隆寺の十戒

法律は国が違っても似ている項目があって当たり前。

たまたま、項目も十だから、同じだって匂わせるのは、やめて欲しい。
直訳したっ、違約したって、全項目、同じじゃないだろ?似た項目があるってだけ!


P50:トラーの巻物:別項目で扱いました。

P57:三種の神器:3が同じってだけですが・・・

P58:礼拝前の清め

清め場所の無い神社もあるよ?特に山の中にある無人のなどは
手水舎は、かなり、後世のものじゃないのかな?

P64:賽銭箱:人が多く集まる神社にだけあるようです。無人に近い神社になんかありません。

だいたい、神社も何かを参考にしたはずです。狛犬なんかもものまねのようです。
ただ、伝えたのは、どいう人だったのかという謎はありますけど。

P77:スモー、シュモーはこじつけ。相撲は日本にあるけど、ユダヤにないだろ?

P88:菊の紋

観賞用菊は奈良時代に中国から入ったようです。古今和歌集や源氏物語から登場するようです。
菊の紋は鎌倉時代に後鳥羽上皇が愛用したのが始まりとされています。

たまたま、イスラエルのそれと少し似ていたってことですね。
なお、中心部の大きさや見かけが違うので、同じとこは16弁だけじゃないかというしかないです。


P84:正当のユダヤ人はもちろんキリスト教徒もモーセ/モーゼを神あるいは神に準じとして扱うことなどありえない。
なので、比較自体がナンセンス。


P87:弓月国の地名など:2000年以上昔に滅んだ国の地名と読みが正確に残っているというのか?
あほらしいので、ほっとく

P88:シルクロードで活動した商人と(ユダヤ人だと主張)、生産者(歴史的に中国人)は別種族なんだが、どうしても秦氏をユダヤ人にしたいらしい。

P90:神道が中国経由でいろいろまねしているから、似ているものが合ってあたりまえ。
で、それをユダヤが伝えたってむちゃやるから、ぐちゃぐちゃに。
まねは、あくまで外見だけw。
旧約聖書の一部だけは、お寺に伝わっていることをもって、ユダヤ教が伝わっていた証拠にはならない。中国にわたった僧侶は手当たり次第に文書を集めまくったたはずで、内容なんか関知するはずがない。
で、まともなユダヤ教の人に出会ったなら、旧約聖書の全部を入手していたはずです。それが、たった一書というのでは、なんか、古書店で、こんなのありましたけどって感じかと。

P99:人工的なものを用いない

自然石だけでは家が作れません。
おなじく、自然木では何も作れません。
言いたいのは金属部品が人工ってことらしいのですが、用語が違うどころか、むちゃくちゃが。
ユダヤの祭壇近くにあるロウソク立てなどの人工物って何?

P103:むちゃくちゃとしか:絶対、日本には届きません。

P106:神輿は別項で

P122:餅も別項目で

P131:滅んだ原因を記念して祝いに使う民族ってあるか?ありえないだろw

P136:ミサクチを最初の音しか合っていないミ・イツハクと読めるなら、万葉集を韓国語で読むのってあたりまえで、なんでもありに。
なお、神そのものではなく山を神として扱うのは、ユダヤ教やキリスト教では、絶対にありえない。

P141ユダヤ教由来の:タペストリーが、実は、現代の後付なのです。この本でも、そこは明確に書いていますが、古代にさかのぼりたいがために誤魔化しています。

P144:白人神社と唐突に出てきます。
まあいいけど、誤解している発言は、「高貴な人々で、日本で言うならば皇室にお仕えする人々のことである。」

引き写ししないで欲しいぞ~

P154~:後世の曲が流通しているのをもって過去に遡らせる論法はやめてほしい。

ソーラン節は別項で扱いました。


P162:ナニュドヤラ節

これって、よっぱらいのツブヤキをおもしおかしく歌にしたものでしょう。だから意味わからなくて当たり前。最初は意味わかっただろうけど、どんどんおもしろそうなほうへって変わった結果、わけわからないものになったというのが正解でしょう。

ナニャドヤラの部分って、「何などやら」が原型かなと。「やら」は、「何やら」と同じ部分です。

「ナサレデアー」は、むずい・・・「成された」+「で」+「あー」としてみたり(苦しい)
「ヤラヨー」:「ヤラ」+「ヨー」かな?

P164:お猿のカゴヤ:別項で

P175:神は唯一だけど、どこにでもいるという解釈は初めのほうの神は山に降りるという解釈に合わない。神はどこにでもいるというか、どこにでも現れるというのはキリスト教の解釈。

ともかく、どこにでもいる、どこにでも現れるを八百万の神と同一視するのは無理。


長すぎるw 続きは別に


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ツィツィート(房)のついた服のこと

2014-01-23 19:47:54 | うんちく・小ネタ
古代日本 ユダヤ人渡来伝説の項目です。

昨日、今日と神式の葬式に出席しました。

神主の服の裾についている房とは?

どうも袖についている編み紐のことのようですが、わざとに裾としていなか?


服の袖(振袖のようにも見えますが、袖の前方全体が袖口として大きく開いている)口を絞れるように、編んだ紐2本を束にして通しています。それを、袖の下側で袖を絞らないまましばっています。
紐が長いので、しばった先の4本の紐が垂れています。
ちょっと見た目では2本しか垂れていないようにも見えますが、通している紐が2本なので4本のはずとわかります。

しゃれっけ出せば、紐の端に房を付けるのもありかと。
昨今の防寒着で、紐の端に木片などを付けていたりしているあれと同じですから。

今回の神主さんの服の紐は細工なしでした。


さて、ユダヤのツィツィートを見ると宗教以外の何の目的も持たないただの紐(さっぱり、りっぱには見えません)が、ぶっかっこうに4本腰のベルトあたりに垂らしているだけのようです。


これのどこが同じなんでしょうか・・・


すこし弁護をしてあげましょう。

袖の紐は、遠目で見た場合は、服に紐が垂れているとわかるだけかも。
神主さんが手を持ち上げたときでないと、袖に付いている紐なんだとわかりませんから。

外人さんが、長い袖と気付かず、裾についていると誤解する可能性はありますが、日本人が、それをそのままうのみにしてしまったんでは、ダメじゃないですか!




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アイヌ語のこと

2014-01-21 22:39:26 | うんちく・小ネタ
語源を探す件で、アイヌ語が出てこないのは不思議です。
北海道の地名に、あれだけのアイヌ語地名が残っているのにです。

また、万葉の時代に、東北に蝦夷(多分にアイヌ民族と同じ?)が住んでいたという記述があるのにもかかわらずです。
北海道と下北半島は簡単に直視できる距離です。
サルは海を渡れなかったでしょうが、人間は簡単に渡れます。イカダや舟が作れるからです。
なので、東北にアイヌ民族がいなかったとするのは無理があります。寒い北海道より暖かい南に移動にしない理由が付けられますか?

東北の地名にアイヌ語の影響があると考えない根拠はなんなんでしょうか。
民族としては、ヤマト系というか弥生系民族に吸収されたとしても、言語は簡単には統一されず、どこかに残るはずです。

まあ、東北のアイヌ語については、支配者であるヤマト民族がが強制したからヤマト系言葉に統一されたと言えるでしょうが、津軽弁に色濃く残っているのではという気がします・・・・
(55年前、トンボを秋田南でドンブリと言うんだと習いましたが、これって何語?ついでだ、フキノトウをバンケと呼ぶのは何語?ニシンをカドと呼ぶのは何語?)

日本語が強制された礼ではり、台湾人が比較的短い年数で日本語をしゃべっていたという実例があるから、日本語って通用しやすい?(はずないよな~)
(韓国には日本語が強制されなかったというのが不思議?)
日本に来たとする民族すべてが、自分のしゃべる言葉を日本人に強制できなかった理由とはなんなんでしょうかね?
日本に渡れたのは絶対少数で強制するどころか強制されたというか習わなければ生きていけなかったということでしょう。
本州には、アイヌ民族あるいは縄文系民族がいたはずで、南から弥生系民族あるいは、韓民族、中華民族が入ったとしても、独特の日本語は、独自性を保ってしまったことが明白で、移入民族は支配者では、ありえなかったわけです。

この日本語とアイヌ語も違うようですが、どこまで違うのか誰も研究していない?




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